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evolutionary psychologyに関するoptical_frogのブックマーク (18)

  •  「The Rational Optimist 」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    The Rational Optimist: How Prosperity Evolves 作者: Matt Ridley出版社/メーカー: Harper発売日: 2010/05/18メディア: ハードカバー クリック: 39回この商品を含むブログ (4件) を見る 書は進化生物学まわりで活躍するサイエンスライター,マット・リドレーの最新刊である.*1 これまでのとは少し傾向が異なり,ここではヒトが成功してきた理由を考え,それが今後も続いていくだろうということが主題になっている. リドレーの主張は大きくまとめると以下の2つになる. ヒトの成功の理由は,もの(特に非耐久消費財とサービス)*2 とアイデアの交換により,分業とが生じ,それが効率化と技術進展をよび,経済成長と豊かさにつながったことにある.そしてこのプロセスは現在情報技術の進展により加速しており,近い将来このような利点が失われる

     「The Rational Optimist 」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • Michael Tomasello - Jean Nicod Lectures 2006: Outline

    [ programme | outline | short biography ] JEAN-NICOD LECTURES 2006 Michael TOMASELLO Origins of Human Communication Outline of the lectures - Handouts - Videos Lecture 1:   The Intentional Communication of Great Apes  Apes communicate with conspecifics most flexibly in the gestural domain, including adapting to the attentional state of the recipient. They use both intention movements (abbrev

    optical_frog
    optical_frog 2010/03/24
    トマセロのジャン・ニコ講義.動画もあるぜよ.(第1回の動画は音割れがひどい).
  • Full interview Michael Tomasello on 3Sat

    Very interesting interview of the american anthropologist Michael Tomasello (Max-Planck-Institut for Evolutionary Anthropology, Department of Developmental and Comparative Psychology, Leibzig, Germany). The interview is conducted by Gert Scobel and was recorded in October 2008 on the German public channel 3Sat. This is the full version of the interview, which covers a broad range of topics from th

    optical_frog
    optical_frog 2010/03/23
    id:killhiguchiさん,訳す前にトランスクリプトをつくるだけで一苦労ですの….このインタビューは聞き取りやすい方ではありますが.
  • natural acne treatments

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    natural acne treatments
    optical_frog
    optical_frog 2009/10/27
    (対談のハイライトを編集した動画→http://tinyurl.com/yzckol4
  •  「心は遺伝子の論理で決まるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    心は遺伝子の論理で決まるのか-二重過程モデルでみるヒトの合理性 作者: キース・E・スタノヴィッチ,鈴木宏昭,椋田直子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2008/12/19メディア: 単行購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (15件) を見る 著者スタノヴィッチは発達心理学者,教育心理学者で言語発達や合理的思考にかかるリサーチ,例えば識字能力に関してもマシュー効果*1があるなどの研究で有名なようだ.書は合理的思考に関するリサーチの成果物ともいえるもので,合理的思考を使ってどのように幸福になれるかを掘り下げた内容になっている. 書の冒頭でスタノヴィッチは現代における知的な階層分化の兆しを懸念している.識字効果におけるマシュー効果とも関連があるのだろうが,現代のダーウィニズム的な知識(書ではドーキンス流ダーウィニズムと称しているが,認知科学や進化心理学の知見を指

     「心は遺伝子の論理で決まるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    optical_frog
    optical_frog 2009/03/04
    引用:「しかし進化心理学については非常に独特な誤解があり,不思議な批判を繰り返している」
  •  「進化倫理学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    進化倫理学入門 (光文社新書) 作者: 内藤淳出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/02/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (19件) を見る 「自然主義の人権論」の著者,内藤淳による一般向けのである. 善悪(道徳)の質は何か,という問題は「メタ倫理学」と呼ばれる領域で取り上げられる問題であるそうだ.この中には客観的基準があるという考え方と,善悪はあくまで主観的な問題だという考え方がある.著者は進化的な考え方(人間行動進化学という言い方をしている)を元に「メタ倫理学的自然主義」の立場から考察しようという.さらに著者の主張を私なりにまとめると,「善悪はヒトの情感によって決まるのだが,何故そう感じるかには進化的な基盤があり,それは利害が基になっている」ということになる. 書は最初に進化的な考え方を簡単に説明する.進化とははなにか,種の保存

    optical_frog
    optical_frog 2009/02/23
    この本は未読.shorebirdさんのこうした書評で読まなくていい本をはじくことができる.ありがたい.
  • 「Kluge」第8章 真の知恵 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Kluge: The Haphazard Construction of the Human Mind 作者: Gary Marcus出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt発売日: 2008/03/18メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る さて書もこれが最終章だ.まとめということになる. ヒトの知的能力は前例のない素晴らしいものだがいくつかバグがある.並べると,関心バイアス,心の汚染,アンカーリング,フレーミング,不適切な自己コントロール,反芻サイクル,焦点幻想,動機による理由付け,間違った記憶,さらに心ここにあらずという状況になること,曖昧な言語,精神障害になりやすいことがある,ということになる. マーカスは書で行ってきた議論を,現代と異なる環境で形作られた祖先システムの上に乗っかったオーバー

    「Kluge」第8章 真の知恵 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「Kluge」第7章 ばらばらのもの - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Kluge: The Haphazard Construction of the Human Mind 作者: Gary Marcus出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt発売日: 2008/03/18メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る 章ではマーカスはヒトの心の脆弱性を取り上げる. まず最初はちょっとしたへま. これらを書ではおなじみの祖先型直感システムと熟考システムの統合の不完全性という観点から説明しようということになる. 目的を見失う 男性は常にセックスを夢想している.このような心のさまよいは時に死の原因になる. 物事を明日に延ばす 人々の2/3は引き延ばし屋.わかっていても後回しにしてしまう.適応としては説明できない. 目的設定とその実行の間の不整合.コストを考えずに後回しにする.将来

    「Kluge」第7章 ばらばらのもの - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「Kluge」第6章 楽しみ - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Kluge: The Haphazard Construction of the Human Mind 作者: Gary Marcus出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt発売日: 2008/03/18メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る 章はマーカスの「何故ヒトは楽しさを気にするのか」という問いかけで始まる.進化的には,それは行動をガイドするための変数だということになる. そしてマーカスはそうだとしてもいい適応には思えないという議論を展開する. まず役に立たない快楽があると指摘する.いわゆる「遊び」だ.テレビを見ても単に時間の無駄ではないのかというわけだ.さらに薬物中毒の問題がある.命に関わる,あるいは破滅するとわかっていてもそれを求めるというのだ.マーカスはセックスですら社会的に破滅するリスク

    「Kluge」第6章 楽しみ - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「Kluge」第4章 選択 その1 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Kluge: The Haphazard Construction of the Human Mind 作者: Gary Marcus出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt発売日: 2008/03/18メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る さてマーカスが取り上げる次の話題は「選択」だ. そしてここでは2つの選択肢から1つを選ぶ際の「非合理性」が全般が取り上げられる.最初に取り上げられるのは有名な時間に関する「双曲割引」の話だ. マーカスは子どもが待てないことを例に挙げる. 子供にマシュマロを与え,帰ってくるまで我慢できたらもう1個上げるよといって部屋を出る.多くの子供は例えば15分我慢してついに手を出してしまう.しかしこれは,20分で餓死してしまうほど飢えているか,20分後の未来が考えられないほど短

    「Kluge」第4章 選択 その1 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「Kluge」第3章 信念 その2 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Kluge: The Haphazard Construction of the Human Mind 作者: Gary Marcus出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt発売日: 2008/03/18メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る ヒトの信念がどのように形成されるかを見ると,要するに,「すでにあるもの,信じたいことを信じる」ということになっていることがわかったところで,マーカスは,ではどうしてそうなっているのだろうかと問いかける. マーカスの答えは,「進化は論理を生みだすときにそれをうまく使うことが重要になることを予見できなかった.制限する装置がないから自己欺瞞のままに信じてしまうのだ」というものだ. マーカスは3段論法の誤用という例を挙げている. 3段論法の誤用.トレーニングした人でないと

    「Kluge」第3章 信念 その2 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「Kluge」第3章 信念 その1 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Kluge: The Haphazard Construction of the Human Mind 作者: Gary Marcus出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt発売日: 2008/03/18メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る さてヒトの記憶システムが現代環境に最適化されていないことを論じたあと,マーカスの2番目の題材は「信念」だ.確かにヒトは簡単に根拠のないことを信じる.マーカスが最初に挙げている例は「星占い」だ.日でも女性誌には星占いコーナーが定番だし,昨年のベストセラーは血液型性格判定に関するだったりする.確かにこのような迷信を信じることがEEAで適応的だったとはなかなか思えない.普通はいろいろな適応的なモジュールによる副産物として議論されることが多いような気がする.マーカスは

    「Kluge」第3章 信念 その1 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「Kluge」第2章 記憶 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Kluge: The Haphazard Construction of the Human Mind 作者: Gary Marcus出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt発売日: 2008/03/18メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る さてヒトの心のクリュージを見ていこうという書の最初のお題は「記憶」だ.マーカスによると「記憶こそすべてのクリュージの母」であり,ヒトの認知がおかしいことの根には記憶があるということになる. まずヒトの記憶がコンピューターと随分違うことを改めて指摘している. 高校の同級生は憶えていても昨日の朝は思い出せない.さらに記憶は歪む.ありとあらゆる忘れ物,なくし物をする.そして命がかかっていてもチェックし忘れることがある.ヒトにはチェックリストが必要なのだ.記憶の書き

    「Kluge」第2章 記憶 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • http://www3.interscience.wiley.com/journal/117993412/abstract?CRETRY=1&SRETRY=0

  • https://read.dukeupress.edu/HTTPHandlers/UrlRedirectHandler.ashx?request=article&subdomain=the-philosophical-review&volume=117&issue=1&page=1&pageType=

    optical_frog
    optical_frog 2009/01/05
    Ducks lay eggs は真なのに "Ducks are female" は偽になる.でも,卵を産むアヒルは明らかにメスの部分集合.なぜ総称ではこのようなことが生じるのか.著者によれば all などの量化子とちがい総称はprimitiveな認知を反映してる.
  • 「Kluge」第1章 進化の痕跡 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Kluge: The Haphazard Construction of the Human Mind 作者: Gary Marcus出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt発売日: 2008/03/18メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る 年最初の読書はマーカスのKlugeだ.マーカスはピンカーの弟子筋にあたる言語獲得とコンピュータモデリングを研究する認知科学者であり,前著の「心を生みだす遺伝子」では,遺伝子が具体的にどう発現していくかを詳しく語ることにより,世の中の「遺伝子か環境か」という二者択一的な問題のとらえ方が誤解であることを解説している.脳の形成とニューロン細胞の分裂,分化,その制御,遺伝子が心や行動に影響を与えていると考えられる多くの証拠を吟味しながら,他の身体における形質と同じく,心

    「Kluge」第1章 進化の痕跡 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「Missing the Revolution」 第5章 わらを使って干し草を作る:進化心理学における本当の議論と想像上の議論 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Missing The Revolution: Darwinism For Social Scientists 作者: Jerome H. Barkow出版社/メーカー: Oxford Univ Pr on Demand発売日: 2005/12/01メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (24件) を見る 第5章は前章の社会生物学論争史を受けて,現在の進化心理学に対する批判の総説になる.筆者はロバート・クツバンとマーティー・G. ハセルトン.二人とも新進気鋭の進化心理学者で,クツバンはコスミデスとトゥービイの直弟子のようだ. 章では進化心理学へのよくある批判を整理して,そもそもありもしないかかしを仕立ててぶん殴ろうという筋悪の批判と,真摯に受け止めるに足る批判に分けて概説している. <筋悪な批判> 1.遺伝的決定主義 進化心理学は遺伝的決定論だと誤

    「Missing the Revolution」 第5章 わらを使って干し草を作る:進化心理学における本当の議論と想像上の議論 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「Missing the Revolution」 第1章 その2 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Missing The Revolution: Darwinism For Social Scientists 作者: Jerome H. Barkow出版社/メーカー: Oxford Univ Pr on Demand発売日: 2005/12/01メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (24件) を見る さて社会科学が進化を無視しているとして,では進化心理学とはどういうものかの解説をバーコーは始める.ここでももう一度遺伝的決定論ではないことを念押ししている.いくら強調してもこの誤解は容易には解けないのだろう. 進化心理学は遺伝子を調べるのではなく適応によるメカニズムを調べるもので,ある行動のための遺伝子というのは比喩だと解説した上で「社会科学者にとってはある行動傾向が自然選択の結果かどうかがわかれば十分で,それに関する分子的な詳細は来不要なはずで

    「Missing the Revolution」 第1章 その2 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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