※大幅に修正を加えました。また、中谷巌「マクロ経済学入門」(第1版)の内容を若干記述しました(03/28/09、03/31/09)。 計画主義的なケインズ読解 ハイエクを読みつつ、自分はHayekianであると強く認識するこの頃であるが、ルールを重視し恣意性を持つ計画主義に批判的なハイエクのスタンスは、むしろ、現代的なKeynesianの立場に共通するものであろう。(たとえそれが、ケインズ自身が、その置かれた時代背景から必ずしも重視しなかった金融政策に関わるものであるにしても。) 隷従への道―全体主義と自由 作者: フリードリヒ・A.ハイエク,Friedrich A. Hayek,一谷藤一郎,一谷映理子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1992/07メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 35回この商品を含むブログ (35件) を見る ところが、ちかごろ目につくのは、国家等による