5年以上前に作成した田中版「ネットの経済学」(掲示板時代のネットの経済学)のその続きの準備といってはなんですが、やはりブログの中でどう経済問題が議論されているのか、そしてそもそもブログ自体の経済的考察にはどんなものがあるのか、ここ数日いろいろ資料を集めているわけです。ブログ自体の経済的考察というのはそれほど豊富ではありませんで、『Public Choice』が今年度の第一号で特集を組んでいてその中にいくつか面白そうな論文があります(入手できてません)。 特に個人的な関心を抱いたのが以下のキャス・サンスティーン教授の論文 Neither Hayek nor Habermas http://www.springerlink.com/content/b8167107l4662l47/?p=8bbcf017ea9d4fcb9dc0f27f6d0ed614&pi=5 Abstract The ris