米McAfeeが米国時間3月12日に発表した「世界のWebサイトの安全性に関する調査結果」によると,インターネット・ユーザーは危険なWebサイトを毎月5億5000万回以上クリックしていることが判明した。併せて,その危険度はドメインによって大きく異なることも分かった。 この調査では,265のトップ・レベル・ドメイン(TLD)について,スパイウエアやスパム送信,セキュリティ・ホールを狙った攻撃や詐欺行為などの危険性を分析した。同社が設定した安全基準を1つも満たさないサイトは「赤」,すべての基準を満たしたものは「青」,基準を満たすが過度のポップアップなどの問題がある場合は「黄」で表示した。 調査対象となった全サイトの4.1%が「赤」サイトまたは「黄」サイトだった。TLD別で危険な(「赤」および「黄」)サイトの割合が最も低かったのは「.fi」(フィンランド)の0.1%,最も高かったのは「.tk」(