2011年04月08日16:38 カテゴリ世界雑感 ECBとFRBの政策の相違点 BBGからです。 トルシェ総裁は「我々はこれが一連の利上げの第1回だと決めたわけではない」とした上で、「今後も物価安定のために適正な行動を続ける」と表明した。 また、金融政策は引き続き「緩和的だ」と述べた。 つまり、6月には、もう一回利上げしますよといっているようなものです。 1%を1.25%へ引き上げても、まだまだ、緩和的、つまり、金融引き締めには程遠いということですから、様子を見ながらまだまだ、上げますよということです。 CPIが2.4%ですから、ECBはコアCPIでなく、総合CPIを重視するので、まだまだ、利上げをするということです。 一方、米国ですが、バーナンキ議長は、米国のインフレ率の上昇は一時的という見解を出しています。 米国のCPIは2.1%なんですが、彼らは、コアCPI重視ですので、こちらは、