解体すべき家を取り違えられ、仙台市泉区の自宅を突然、業者に壊されたとして、山形市の男性が4日までに、石巻市の解体業者に635万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。 訴えによると、男性が所有し、住まいとしても使っていた自宅に2007年7月、解体業者が訪れ、家の外回りや内部などを取り壊し、庭石などの動産も処分した。解体業者は近所の番地と号が逆の家の解体を依頼されていたという。 男性側は、家の修理費や失った動産を損害額として見積もった上で「誤りでは許されない悪質な行為だ」などと主張している。 2010年01月05日火曜日