777-300ER型機は、大型でジャンボ機(747型機)並みの座席キャパシティを持つ。機内が広ければ、それだけで開放感も出てくる。写真提供:トルコ航空 ワンランク上の商品やサービスに「プレミアム」の名が冠されるのが流行りだが、航空機の座席にはプレミアムエコノミーというクラスがある。もともとは、エコノミークラスより座席の幅や前後の間隔を少し広くした程度の差しかなかった。ところが、ここ数年でプレミアムエコノミーを設置する航空会社が増え、他社と差をつけるべく、各社サービスを競うようになっている。中には、サービスレベルの低い航空会社のビジネスクラスと比べると明らかにランクが高いプレミアムエコノミーも誕生している。 そうした中、トルコ国内をはじめ、ヨーロッパ、中東、アフリカへも乗り継げるトルコ航空が今年4月から成田 - イスタンブール線に最新鋭機ボーイング777-300ERを投入した。同時に、「コン