CT画像をもとに再現されたマスクをかぶったミイラの顔=千葉県がんセンターなど提供チンチョロ族のミイラの外観。泥のマスクがかぶせられている=国立科学博物館 【中村浩彦】南米チリの先住民族、チンチョロ族の約5千年前のミイラのマスクをCT(コンピューター断層撮影)で調べたところ、目や鼻、口の位置を合わせて故人の面影を残すように作られていたことがわかった。装飾性よりも、亡くなった人のことを思う気持ちを重視したらしい。 チンチョロ族は、7千年前ごろからミイラづくりをしていたと考えられている。ツタンカーメン王のミイラなどで有名な古代エジプト文明より2千年以上古く、最古のミイラ文化とされている。 国立科学博物館の篠田謙一・人類史研究グループ長らが、放射線医学総合研究所や千葉県がんセンターなどの協力で、身長約70センチの1歳未満の赤ちゃんとみられるミイラを撮影した。 続きを読むこの記事の続きをお読み
遺体掘り起こしに着手=ノーベル賞作家毒殺疑惑−チリ 遺体掘り起こしに着手=ノーベル賞作家毒殺疑惑−チリ 【イスラネグラ(チリ)AFP=時事】1971年にノーベル文学賞を受賞した南米チリの作家、故パブロ・ネルーダ氏が、ピノチェト軍政に毒殺された疑いが浮上している問題で、チリ司法当局は7日、同氏の墓の掘り起こし作業に着手した。遺体は8日朝(日本時間同日夜)に取り出され、本格的な死因解明が始まる見込み。 左翼の文学者として知られたネルーダ氏はピノチェト軍政が誕生した73年のクーデターの12日後に死亡。死因は前立腺がんとされてきたが、ネルーダ氏の元運転手らは死亡前日まで健康だったとして毒殺説を主張。当局が2011年から調べを進めている。(2013/04/08-14:37)
ペルー・リマ(Lima)の310キロ南にあるオクカヘ(Ocucaje)砂漠に横たわるクジラのあごの化石(2012年7月4日撮影)。(c)AFP/GERALDO CASO 【12月17日 AFP】ペルーとチリを舞台に来年1月に開催されるダカールラリー(Dakar Rally)によって、2000万年前のクジラやイルカの化石が深刻な損傷を被る恐れがあると、古生物学者らが警鐘を鳴らしている。既に今年のダカールラリーで、ペルー南部イカ(Ica)州のオクカヘ(Ocucaje)砂漠にある中新世の化石発掘場所に、取り返しの付かない被害が出ているという。 ペルー古生物学研究所のビルドソ・カルロス(Vildoso Carlos)氏は、AFPの取材に「イカの損害は目に見えて明らかだ。車両が化石の上を走ったために、多くの化石が損傷した」と述べた。「(イカには)大型哺乳類や無脊椎動物の化石がたくさんあるのに。(ダカ
欧州南天天文台(European Southern Observatory、ESO)が公開した、天の川銀河(Milky Way)の中心部を捉えたこれまでで最も高解像とされる画像(2012年10月22日提供)。(c)AFP/ESO/VVV Consortium/Ignacio Toledo 【10月25日 AFP】地球が属する天の川銀河(Milky Way)の中心部に輝く約8400万個の恒星を捉えた、これまでで最も高解像の画像を、欧州南天天文台(European Southern Observatory、ESO)が24日、公開した。 南米チリ北部にあるパラナル観測所(Paranal Observatory)の近赤外線望遠鏡「VISTA」を使って撮影された数千枚の画像を合成したもので、総画素数は90億ピクセル近く。これまで最大とされていた画像の10倍に相当する。 「天の川銀河の中心にある星々を
チリで邦人天文台職員が死亡=事故と他殺の両面で捜査 チリで邦人天文台職員が死亡=事故と他殺の両面で捜査 【サンパウロ時事】南米チリの首都サンティアゴで7日未明、日本の国立天文台職員の森田耕一郎さん(58)が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡した。天文台の関係者が明らかにした。 地元メディアによれば、森田さんは7日午前2時ごろ、自宅近くで頭にけがをして倒れているのが発見された。その後病院に運ばれたが、午前8時前に死亡したという。警察が事故と他殺の両面から捜査している。 森田さんは日米欧がチリで建設を進めている電波望遠鏡「アルマ」のプロジェクトのため、同国に滞在していた。(2012/05/08-13:39)
チリ大統領「友好のモアイ像贈る」と約束 宮城・南三陸 宮城県志津川高に保管されているモアイ像の頭部を見るピニェラ大統領 チリのピニェラ大統領夫妻が30日、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町を訪れた。大統領は被災状況などを視察し、友好の証しとしてモアイ像を贈ることを約束した。 大統領は、津波で町職員ら約40人が犠牲になった町防災対策庁舎に献花し、黙とうをささげた。佐藤仁町長が津波の高さなどを説明すると、真剣な表情で耳を傾けた。 大統領は町中心部を約40分間歩いた後、チリ地震津波(1960年)30周年を記念し、91年にチリから贈られたモアイ像とコンドル像があった広場を訪れた。 頭部が流され、高さ10メートル以上のがれきに囲まれたモアイ像を見た大統領は「日本もチリも災害に負けずに勇気と希望を持って前進してきた。友好の証しとして、もっと大きく美しいモアイ像を贈りたい」と話し、「日
チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山で最後に救出され、セバスティアン・ピニェラ(Sebastian Pinera)チリ大統領(右)の隣でガッツポーズをするルイス・ウルスア(Luis Urzua)さん(中央、2010年10月13日撮影)。(c)AFP/Hugo Infante 【10月14日 AFP】(写真追加、一部更新)チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山で13日夜(日本時間14日午前)、地下に閉じこめられていた最後の鉱山作業員でリーダーのルイス・ウルスア(Luis Urzua)さんが救出され、33人全員が無事生還した。 ウルスアさんが救出用カプセル「フェニックス(不死鳥)」から姿を現すと、現場にはサイレンが鳴り響き、チリ国旗カラーの風船33個が夜空に放たれた。鉱山入口に設置された「希望キャンプ」では、作業員らの生還を待ち続けた家族らが喜びの涙を流して空高く舞い上がる風船を見つ
9月3日、チリ国防相は、同国沖のフアン・フェルナンデス諸島近くで2日午後に空軍機が消息を絶った事故で、搭乗していた21人全員が死亡したとの見方を示した。写真は回収された同機の車輪(2011年 ロイター/Eliseo Fernandez) [サンティアゴ 3日 ロイター] チリ国防相は3日、同国沖のフアン・フェルナンデス諸島近くで2日午後に空軍機が消息を絶った事故で、搭乗していた21人全員が死亡したとの見方を示した。捜索救助隊はこれまでに4人の遺体を発見したという。 国防相は「墜落の衝撃があまりに強く、搭乗者は全員即死だったに違いない」と語った。 同機は悪天候の中、2回にわたり着陸を試みたが失敗し、その後行方不明となった。同機には、国営テレビ局TVNの人気司会者を含む同局のスタッフ5人が搭乗していた。5人は昨年チリで発生した大地震による津波被害の復興状況を取材するため、同諸島に向かっていると
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