(岩波現代文庫・1491円) ◇現代資本主義の特質を知る手引書 二〇世紀の経済の歴史をふりかえると、先進国での巨大企業体の出現が浮びあがってくる。それは電機、化学、石油、自動車など、新産業だけでなく、製鉄や食品などにも及びそれらの企業が各国の中枢に位置し、経済をリードしている。だが、これを分析するはずの経済理論の多くは、小規模の、多数企業からなる競争的市場を前提にしている。前提が、現実と異なるのである。アメリカの新古典派経済学がその典型である。 だが、例外はガルブレイスであり、その主要著作は、巨大企業の行動とそれがつくりだす現代資本主義の特質を明らかにしようとするものである。しかも、その著書の多くが大部で、ベストセラーとなっている。 大部というのは、読み通すのが難しいことでもある。それゆえ、本書のような手引書があると便利である。 この本の構成は次のようなものである。ガルブレイスの三部作−−
医療や介護の世界では、栄養補給の手段として流動食がよく用いられる。普通の食事が摂れない人も何も食べなければ飢えて衰弱してしまうから、そういう人にとって、流動食は命綱になる。食べる機能が回復不可能な場合は、いつまでも流動食を使い続けなければならないかもしれない。 メンタルヘルスの世界でも、あたかも似たようなことが起りがちだ。“承認欲求の流動食”“自己愛の流動食”で心の飢えをしのいでいる人をあちこちで見かける。それどころか、すっかり依存してしまって、並みの心理的充足が難しくなってしまっている人もいるようだ。 人間は、心理的に充たされる体験無しでは心が飢える 人間のメンタルは、心理的に充たされたと感じられない状態が続くと衰弱してしまいやすい。ストレスを回避するのも大切だが、そこそこの頻度で心理的に充たされたと体験できなくてもキツくなる。もし、心理的に充たされたと感じない状態が長引くと、ストレスや
「真面目系クズ」というのを知った 完全に俺のことでワロタwww : 妹はVIPPER リンク先には、比較的新しいネットスラングと思われる「真面目系クズ」について意見が集まっている。私の知る限り、この単語は1〜2年前ぐらいから時々見かけたような気がするが、「非モテ」「非コミュ」に比べればずっと歴史が浅い。 さて、真面目系クズとはどういうネットスラングだろうか。ニコニコ大百科には、原典にあたる人物の発言を引用しながら、 ・非リア充であり、DQNのような明るさはない ・資格や勉学に打ち込んでいるとアピールし、それを就職から逃げる理由にする ・かといって本気で打ち込んでいるわけではなく、他に勉強している者からすれば明らかにボロが出るレベル ・それでも自分は努力しているとアピールし、大言壮語を吐く。 努力しているけど要領の悪い者、自分がクズだと自覚している者とは明らかに異なるのである。現実から目を逸
Scott's scribble - 雑記。: 匿名以外の2chのメリット(だったもの)を見て思ったことをつらつらと書いてみる。 まず、2ちゃんねるの最大のメリットとはこれだろう。 「好みの特定分野について議論をするための、 ある程度の人数が常に確保されている」 「そこに人がいること」 これが最大のメリット。 そしてそれゆえに、 「そこに必ず情報があること」 という第二のメリットが生まれてくる。 だから、多少のノイズがあっても2ちゃんねるを見る価値がありそこに人が集まるのだろう。そこに「情報がある」ならばノイズなんて全く気にしないでいられるか、「ノイズがある」から嫌なのか。ここもまた一つの分岐点で、ノイズを嫌う人は2ちゃんねるに馴染めず(当時は)ブログに流れたのではないだろうか。しかし、そのブログも乱立することによってノイズ性が高まり、今度はmixiに流れたと私は思っている。 また、2ちゃ
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