海底から元寇船見つかる ほぼ原形とどめる 長崎・鷹島沖 2011年10月22日 00:31 カテゴリー:社会 九州 > 長崎 琉球大の池田栄史教授(考古学)は21日、長崎県松浦市鷹島沖の伊万里湾で、鎌倉時代の元寇(げんこう)(弘安の役、1281年)で沈んだ元の軍船をほぼ原形をとどめた状態で発見したと明らかにした。この海域では、元の軍船のものとみられる木材やいかりなどが見つかっているが、構造が分かる状態で船体が発見されたのは初めてという。 池田教授や同市教委によると、発見したのは鷹島南岸から200メートル沖の水深20-25メートルの海底を1メートル掘った地点。船底の背骨に当たる木材の竜骨(キール)を幅50センチ、長さは15メートルまで確認した。竜骨の両側には幅15-25センチ、厚さ10センチ、長さ1-10メートルの外板材が多く見つかった。竜骨の両側はしっくいの役目を果たす白灰色の塗料で塗
21日午前4時半ごろ、唐津市肥前町と長崎県松浦市鷹島を結ぶ鷹島肥前大橋の橋脚に、長崎市の山下海運所属のタンカー大和丸(全長約40メートル、149トン、3人乗り組み)が衝突。けが人や油の流出、船内への浸水はなかった。伊万里海上保安署は、操船していた船長(47)の前方の見張りが不十分だったとみて、業務上過失往来危険容疑で、任意で事情を聴いている。 同署によると、大和丸は同日午前4時ごろ、台風避難のため停泊していた伊万里湾から山口県下関港に向け航行。事故当時、現場海域の視界は良好だった。タンカーは伊万里湾に引き返した。
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