おととしの津波でほぼ水没した、宮城県女川町の5階建てのビルで、中にいた22人が溺れずに生き延びていたことが、当時の映像や証言で明らかになりました。 窓がなく、空気の逃げ場がない部屋だったため、空気の圧力で水が一定以上侵入しなかったとみられ、専門家は「震災の重要な教訓であり、今後の津波対策のために細かく検証すべきだ」と話しています。 女川町の中心部にある「女川町生涯教育センター」は、鉄筋コンクリート造りの5階建てのビルで、東日本大震災が発生した際、周辺から多くの人が逃げ込みましたが、高さ20メートルある屋根まで津波が達しました。 当時、町役場の屋上からこのビルを撮影した写真では、最も高い津波が押し寄せた際、屋根の先端だけを残してビルが水没した様子が分かり、撮影した役場の職員も「5階までは水没していた。中に人がいても生きていないと思った」と話しています。 ところが、5階の機械室に逃げ込んだ、高
2日午前8時すぎ、山梨県大月市の中央自動車道の笹子トンネルで崩落事故が起き、車10台程度が巻きこまれている模様です。 現場にいたNHKの記者によりますと、事故が起きたのは上り車線のトンネルの出口付近だということです。
13日午後3時25分頃、山口県周南市開成町、総合化学メーカー「東ソー」の南陽事業所工場で爆発が起きたと110番があった。 県警周南署や同事業所によると、工場内で2度爆発が起き、火災が発生した。従業員1人と連絡が取れていないという。爆発したのは塩素を扱い樹脂を製造している第2塩ビプラントで、当時数人が作業にあたっていた。 工場はJR新南陽駅の南西約1キロの埋め立て地。周辺に民家はなく、市は避難勧告などの措置は取っていない。
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