仏パリ(Paris)でたばこを吸う女性(2012年9月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERIC FEFERBERG 【6月6日 AFP】たばこを吸う従業員を雇用した場合、吸わない従業員と比べて1人当たり年間6000ドル(約60万円)近くの追加費用が発生するとした米国の研究結果が、3日の英専門誌「タバコ・コントロール(Tobacco Control)」に掲載された。 喫煙者の場合、健康問題による欠勤や、たばこ休憩による生産力の低下、医療費の増加などにより、多くの追加費用がかかるという。 米オハイオ州立大学(Ohio State University)の公衆衛生学部とモリッツ法学部(Moritz College of Law)に所属するミカ・バーマン(Micah Berman)氏率いる研究チームは論文で「喫煙者の雇用による超過費用は、最良推定値で年間5816ドル(約58万円)になる」と述べ