『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日間』鑑賞。 『グリーン・デスティニー』『ラスト、コーション』のアン・リー監督新作。 世界最古の子供向け童話集はインドで西暦200年前後にサンスクリット語で書かれた「パンチャタントラ物語」だそうです。王族の子供向けに、生臭い駆け引きや、弱者を尊ぶ心象などをネズミやワニといった動物に置き換えて語ったものです。インドではものすごく早い時代から「子供の情操教育」という観念があって、混み入った生々しい話を動物に象徴させて語るというテクニックを生みだしていた事が解ります。嫁のわがままで親友を殺そうとする物語は、子供にそのまま語るにはいささか陰惨な話になってしまいます。しかし、おっとりとしたワニと親友のサル*1、という様に動物へ置き換えることで話の持つ本質は損なわず、生々しさを取り除くことができます。 『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日間』の主人公「
「マッチ売りの少女」などの童話で知られる作家、アンデルセンが、デビュー前の学生時代に書いたとみられる作品が母国のデンマークで見つかり、世界的に知られる作家の若いころの作風を知るうえで貴重な資料だとして注目されています。 この作品は、アンデルセンの母国デンマークの国立公文書館で、ことし10月、資料箱の底から偶然、発見され、このほど専門家らによってアンデルセンの作品と確認されたということです。 1830年ごろ、20代半ばでデビューしたと言われるアンデルセンの未発表の作品で、デビュー前の10代後半から20代前半の学生時代に書いたとみられています。 作品は6ページで、主人公の「ろうそく」が「火打ち石」の入った箱に出会い、火をつけてもらうことで、思い悩んでいた自分の価値に気付くというストーリーになっています。 専門家は「マッチ売りの少女」や「みにくいあひるの子」など、アンデルセンのデビュー後の童話と
グリム童話絵本『ねむりひめ』『おおかみと七ひきのこやぎ』などで知られるスイスの絵本作家、フェリクス・ホフマンの原画展が東京・銀座の教文館ウェンライトホールで開かれている。8月26日まで。 ホフマンのグリム童話絵本は、もともと自分の子どもや孫一人ひとりのために描き、語って聴かせ、贈った手づくりのものだった。その後、石版リトグラフによる絵本として出版され、世界中の子どもたちに親しまれてきた。 「フェリクス・ホフマン 絵本原画展」では、絵本原画約100点と世界でたった1冊の手づくりの絵本10点を中心に、版画・素描・ペン画・水彩画なども展示している。 日本では昨年の秋にもフェリクス・ホフマン生誕100年を記念した展覧会が、八ケ岳の麓の「小さな絵本美術館」の企画で開催されていた。教文館ナルニア国の展覧会担当者の八巻聡子さんは「200点くらいの作品を見ましたが、その中には、子どもや孫に贈ったプライベー
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