長崎原爆で被爆したことの証明が不十分との理由で被爆者健康手帳の交付申請を却下されたのは不当として、韓国在住の金勝男(キムスンナム)さん(68)が、長崎市を相手取り、却下処分の取り消しを求めた訴訟の判決が9日、長崎地裁で言い渡された。 井田宏裁判長は金さんを被爆者と認めて処分を取り消し、市に健康手帳の交付を命じた。 金さんは生後8か月だった1945年8月9日、爆心地から約500メートルの同市橋口町の自宅で被爆したと主張。2011年5月に手帳交付を申請したが、市は、証人がいないことなどを理由に同年11月に却下した。金さんは、翌12月に提訴した。 金さんの戸籍には、長崎市橋口町で出生したと記載されている。訴訟で金さんは、両親から聞いた話として、父親が勤務していたボルトナット工場の社宅で被爆し、母親と共に助け出されたと主張していた。 これに対し、市側は▽被爆後に市が行った調査で金さんが主張する番地
【ウォータータウン(米東部マサチューセッツ州)小坂大、ニューヨーク草野和彦】ボストン・マラソン連続爆破テロ事件で、米連邦捜査当局は19日にボストン西郊のウォータータウンで逮捕したジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)に対し、通常の刑事事件容疑者に認める黙秘権などの権利を認めない意向であることが分かった。米ニューヨーク・タイムズ紙などが報じた。公共の安全に関わる重大事件であるためだが、今後、人権擁護団体などから批判が出る可能性もある。 15日に発生した同事件では、8歳の男児を含む3人が死亡し170人以上が負傷。ジョハル容疑者は、兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)=当局との銃撃戦で19日死亡=とともに爆弾2個を製造・爆発させ、その後に警官1人を射殺、1人を負傷させた疑いが持たれている。 米司法省当局者によると、ジョハル容疑者の尋問は、重要容疑者を担当する特別チームが担当。警官隊との銃
大相撲の八百長問題で不当に解雇されたとして、元蒼国来(29)=本名・恩和図布新(おんわとうふしん)=が日本相撲協会に幕内力士としての地位の確認と給料の支払いなどを求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。古久保正人裁判長は解雇を無効と判断、元蒼国来側の請求を認めた。 元蒼国来側は訴訟で、自身の八百長関与を認めた元力士2人の証言は信用できないとして、八百長の事実を否定。また、引退勧告処分に従わなかったことを理由とする解雇は、手続き上の違法があると主張していた。 訴状によると、協会の特別調査委員会は元蒼国来が平成22年の5月場所で八百長を行ったと認定。元蒼国来は引退勧告に応じなかったため、23年4月に解雇処分を受けた。 八百長問題をめぐっては、元星風(29)=元十両、本名・ボルド・アマラメンデ=も同様の訴訟を起こしたが、1、2審とも八百長行為を認定、請求を退けた。元星風側は最高裁に上告中。
水俣病の認定を求めた女性が最高裁判所で争っている裁判で、女性の弁護士が「水俣病と診断した医師に、環境省が事実とは異なる証言を裁判で行うよう要請した」として、最高裁に文書を提出したことを明らかにしました。 環境省は「専門家の意見に対して虚偽の証言を要請するような事実はない」としています この裁判は大阪に移り住んだ熊本県出身の87歳の女性が、水俣病の患者としての認定を求めたもので、1審は女性を水俣病と認めましたが2審で逆転敗訴し、最高裁で争われています。 会見した弁護士によりますと、この裁判では「国立精神・神経センター国府台病院」の名誉院長の佐藤猛医師が、国の依頼を受けておととし、記録などを基に女性の診断を行いました。 佐藤医師は女性を「水俣病である」と診断したものの、環境省の担当者から「熊本県の審査会は水俣病ではないとしている。この判断が妥当だと裁判で証言してほしい」として、2審が開かれてい
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
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