2003年にアメリカが始めたイラク戦争から、20日で10年。 この戦争では、アメリカ兵も4400人が死亡し、後遺症が残るけがをした兵士の数は3万人を超えました。 遺族や傷病兵に対する補償費用はばく大な金額に上り、アメリカ社会はこれからも重い負担を強いられていくことになります。 2003年3月、当時のブッシュ政権が開戦の火ぶたを切ったイラク戦争では、フセイン政権が崩壊に追い込まれた一方、アメリカが開戦の根拠とした大量破壊兵器は結局見つからず、おととし、アメリカはすべての戦闘部隊を撤退させました。 この間に死亡したアメリカの兵士は4400人を越え、3万人以上が後遺症が残る大けがを負うなど、アメリカ社会にも大きな傷痕を残しました。 アメリカのブラウン大学による最新の試算によりますと、イラク戦争にかかったこれまでの戦費は、2兆2000億ドル(日本円でおよそ200兆円)です。 さらに兵士や遺族への恩
沖縄民謡の唄者として活動した登川誠仁(のぼりかわ・せいじん)さんが19日午後11時37分、沖縄市の中部徳洲会病院で肝不全のため死去した。80歳。兵庫県尼崎市出身。自宅は沖縄市松本2の3の5。告別式は未定。 登川さんは1932年生まれ。5歳から沖縄で育ち、16歳で沖縄芝居の松劇団で地謡になった。三線の名手として活躍し「豊節」「デンサー節」などの作詞作曲を多数手掛けた。工工四に声楽譜を加えた「民謡端節舞踊曲集工工四」などを編集。独自の楽器開発や、沖縄各地に埋もれていた民謡を編曲し、広めた。 「セイグヮー(誠小)」の愛称で親しまれ、1999年公開の「ナビィの恋」など映画にも出演した。 琉球民謡登川流宗家、県指定無形文化財琉球歌劇保持者。2011年に第9回宮良長包音楽賞を受賞した。1月下旬から肝硬変のため入院していた。 【琉球新報電子版】
米サーベラスが西武HDに提案するリストラ策で廃止対象になっている西武秩父線。廃止が現実となれば生活の足を失う地元では戸惑いや反発の声があがっている。横浜方面への直通運転で観光PRを強化し始めたばかりの沿線にとっては、冷水を浴びせられた形だ。 西武秩父線は埼玉県飯能市の吾野駅から秩父市の西武秩父駅まで約19キロメートルの区間。実質的には東京都の池袋駅からの直通特急と、飯能駅からの各駅停車で池袋線と一体運用されている。過疎化が進む山間部を走り、高齢者や学生の利用客が多い。 飯能市の新井文雄秘書室長は「赤字だから廃線というのではなく、公共の利益のために動かしてほしい」と反発する。沿線では路線バスを運営する「国際興業」(東京都中央区)が全面撤退の方針を固めている。このため市はバスの代替手段確保へ対策を練っているところだった。 そこに追い打ちをかけかねない今回の事態に新井室長は「具体的な話にな
ヨーロッパを中心に感染が広がっている、ほとんどの抗菌薬が効かない新しいタイプの耐性菌が、東南アジアで治療を受けて帰国した男性から検出されていたことが分かりました。 国内でこの耐性菌が見つかったのは初めてで、専門家は医療機関に監視を強化するよう呼びかけています。 国立感染症研究所などによりますと、新しいタイプの耐性菌が検出されたのは、去年11月に東南アジアで脳梗塞の治療を受けて帰国した60代の男性です。 入院先の千葉県の病院で、たんや便からさまざまな抗菌薬に耐性を示す細菌が見つかったため調べたところ、抗菌薬を強力に分解する「OXA48」と呼ばれる酵素の遺伝子を持つ耐性菌だったということです。 男性に感染症の症状が出ることはなく、しばらくして細菌も検出されなくなったとしています。 ほとんどの抗菌薬が効かないOXA48は、数年前からヨーロッパ全域で大規模な院内感染の原因となっていて、おととし8月
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている新型輸送機オスプレイ4機が19日午後、岩国基地(山口県)に飛来した。その前後、四国では「オレンジルート」と呼ばれる低空飛行ルートの近くでオスプレイの目撃が相次いだ。四国上空では6、7日に初めての低空飛行訓練をしているが、今回は飛行の目的やルートについて米軍からの事前連絡はなかった。 オスプレイは19日午前11時〜正午ごろ、普天間を2機ずつ離陸し、午後2時すぎまでに岩国へ着いた。この間、高知県の香美市や本山町、愛媛県西条市などで午後1時すぎ、東から西へ飛ぶ姿が目撃された。午後3時すぎには2機が岩国を離陸。徳島県の海陽町や三好市で飛行が目撃され、約1時間後に岩国へ戻った。4機は20日以降も本土上空を飛行する可能性がある。 米軍は初訓練の際は前日までに飛行ルートなどを防衛省に伝えた。今回は低空飛行訓練かどうかも含めて明らかにせず、19日午前に
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パリのユダヤ、アラブ、アフリカ、アジア、インド人街を取りあげ、豊富な写真や地図と共にパリの歴史の奥深さを紹介している。読みすすむほど、パリのざわめきや匂いが伝わり、街中を歩いているかのような気持ちとなる。 ユダヤ人街のロジエ通りには「アディダス・オリジナル」がある。特別なお店がなぜこの通りにあるのか。それは創業者のダスラーがドイツ系ユダヤ人だから。アラブ人街のバルベスのマルシェ(市場)は、パリで最も活気があり、また物価が一番安いところで、著者はその混沌とした様子を「眩暈(めまい)」と表現する。ヨーロッパ最大の中華街がある13区は、様々な経緯を経てやってきた中華系移民のうねりが集結した魅力ある場所だ。“オシャレで洗練”ではなく“ダイナミックで壮大”な文化がある。 おいしそうなイディッシュ料理店、クスクス料理店、アフリカ料理店などが紹介されるのもうれしい。よそ者たちがパリに溶け込み文化の華を咲
ひとりのフランス人青年が日本を訪れ、東京で半年暮らした。彼はお金はあまりないけれどヒマはたっぷりある、駆け出しのイラストレーター。毎日、自転車であちこち出かけ、目に留まったものを色鉛筆でじっくりスケッチした。こうして描きためたイラストをまとめたのが本書。ちょっととぼけたコメントを加えた絵の数々が、思いがけない角度から東京の街並みを見せてくれる。 最初の2週間は町屋に滞在、その後は落合へ。住んでいたゲストハウス内部の様子から近所の家々、そして池袋、新宿、上野、渋谷……と、地区ごとにスケッチを集めてあるのだが、冒頭を飾るのはいつも、各地区にある交番の絵。あらためて見ると、確かに交番の建築はバラエティ豊かで面白い。居酒屋の看板や幟も、駅のホームも、立ちならぶ雑居ビルも、こちらが普段見過ごしている細部まで丁寧に写してあって、はっとする。ところどころに挟まれる人物スケッチもいい。ステレオタイプの異国
【都築和人】第7回小島信夫文学賞を受賞した小島正樹さん(71)の『野犬飼育法―彼またはKの場合―』が鳥影社から出版された。分身Kから突然電報が舞い込み、Kが飼いならそうとする野犬をめぐって、Kとの間で緊張関係が高まっていく。カフカを思わせる不条理な味わいと、展開を予測させないミステリー小説にも似た構成で最後まで引きつける。 小島さんは岐阜県立加納高校時代から文芸部に所属し、卒業後も同人誌に作品を書いていたが、単行本として発表するのは初めて。『野犬飼育法』は1969年に同人誌に未完のまま発表した作品を40年ぶりに書きつないだ。 小説の時代設定は60年代。「高度成長が始まって私たちの世代は理想と現実との間で悩んだ。当時の選択が今の日本の原形にもなっているのではないか。自責の思いも込めて60年代を生きた自分たちの世代をどうしても書き上げたかった」 野犬を飼いならすことで世界をひらこうとするKと野
本書のなかでも紹介されているが、スーザン・ソンタグは、写真は常に「死」と連れ立ってきたと指摘している。彼女が、こう指摘したとき思い浮かべていたのは、フェリーチェ・ベアトが先鞭(せんべん)をつけた凄愴(せいそう)な戦場の写真だった。インド大反乱や第2次アヘン戦争にさいして、ベアトは、人骨や死体の散乱する情景を——多分に演出を交えながらも——当時の常識を破って写真に記録したのである。こうした残虐な戦場のイメージをつくりだすことで、ベアトは世の注目を集めたのだ。 しかし、写真が死にかかわるのは、戦争においてばかりではない。ベアトは、幕末の日本各地を撮った興味深い写真を数々のこしているが、その景観は、すでに大半が失われている。それを見つめた写真家の目もすでにこの世にはない。人物もまた然(しか)り。華奢(きゃしゃ)な刀を手にした眉目(びもく)秀麗な青年や、「かささん」と名を記されたうつくしい女性も、
18世紀のハイドンから20世紀のプーランクまで、西洋の著名な音楽家23人の創作の背景と人物像を丹念に追った写真集『音楽家の家――名曲が生まれた場所を訪ねて』が西村書店から刊行された。名曲を聴き直したくなるばかりか、旅心を喚起させる興味深い写真や評伝は、文学ファンやアンティーク、インテリア好きにも楽しめる。 ■イメージどおりの家、想像を裏切る部屋 たとえば、モーリス・ラヴェルが46歳のときに購入し、62歳で死去するまで暮らしたというパリ郊外モンフォール・ラモリーの「見晴らし台」と呼ばれる家。この家で有名な「ボレロ」や「ツィガーヌ」などが作曲されたが、エレガントな顔立ちや端正な作品から受けるラヴェルのイメージを、いい意味で裏切ると同時に納得させる。 高い名声にもかかわらず、ワーグナーの大邸宅とは違う小ぶりの木造2階建ての家で、改造・増築を繰り返し、室内装飾も自身で手がけたという。生涯独身で、国
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