佛教大学、清華大学(北京)、立命館大学、白沙会における何回もの連続講義の後に実施される「最終講義」。それはまさに「凝縮された知」という他ない。 初の本格的マルクス主義論をはじめ、埋もれていた「知の巨人」の思想が、いま蘇る! 1 マルキシズム、仏教、朱子学とその日本化 2 何人かの歴史上の人物について 3 私の人生、文学の歩み 4 京都千年、または二分法の体系について 投稿者:女性・27歳・学生 評価:☆☆☆☆ なぜ「ばかげた戦争をしたのか」、加藤氏のその一貫した探求力にすごみを感じた。今、なぜマルクスなのかを考えるきっかけとなった。 投稿者:男性・61歳 評価:☆☆☆☆ 久しぶりの加藤周一の新刊をありがとうございました。実際の大学講義の内容を拝読でき、感謝致します。「5周年のつどい」の際、まだ本にすることの出来る内容のものがかなりの量あるとうかがいました。昨今の出版事情ではむつかしいものが