盛岡の初夏を彩る伝統行事「チャグチャグ馬コ」は14日、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮までの13・4キロのコースで行われた。梅雨空の下、華やかな装束をまとった85頭の馬が、軽やかな鈴の音を響かせながら稚児たちを乗せて練り歩いた。 今年は役員馬11頭、装束馬74頭が参加。チャグチャグ馬コの開催日は雨の降らない特異日として知られているが、この日は梅雨のさなかということで、時折晴れ間が広がったものの、小雨が降ったり止んだりする中での行列となり、観光客らは傘を手に見守った。 愛くるしい笑顔で手を振る子供たちを背に、馬コはきらびやかな装束から雨水を滴らせながら、田園地帯や住宅地を経て盛岡市の大通商店街など繁華街を練り歩いた。仙台市の佐々木明さん(55)は「20年ぶりぐらいで訪れたが、やはりいいものはいい。これからは毎年見に来たい」と語っていた。 チャグチャグ馬コは愛馬の労働に感謝を示
【帯広】帯広市内の緑ケ丘公園内で「北海道集治監十勝分監(十勝監獄)」の炊場(炊事場)跡が発見されたことを受け、市は17日午前11時から現地を報道陣に公開した。跡には穴が東西に2個並び、煙道の溝や野菜貯蔵庫とも推測される台形部分なども確認された。市教委は詳細な調査を進めるとともに、保存方法を検討する。 現地説明会には、報道陣約30人が集まり、市生涯学習部の敦賀光裕生涯学習部企画調整監と帯広百年記念館の北沢実館長が説明した。遺構は、市が進めているバリアフリー工事の場所で、園路の幅4メートル×長さ16メートル、深さ1.2メートルの範囲で、4日にレンガが発見された。 場所から推測すると十勝監獄の炊場跡で、上部が取り壊された後の下部とみられる。横3.6メートル、長さ3.8メートルのレンガが積み重なった跡に、内径1.36メートルと1.8メートルの穴が東西に2個並び、煙道と推測される溝も確認できた。
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愛知―岐阜県境にまたがる旧国鉄中央線の愛岐トンネルを保全するため、春日井市のNPO法人「愛岐トンネル群保存再生委員会」が16日、13基(9号はすでに消滅)のトンネルのうち愛知県側の4基を含む約16ヘクタールを所有者の名古屋市内の建設会社から買い取った。 トンネル群は1900年の中央線・名古屋―多治見間の開通に先だって1896年に着工され、1966年に複線電化に伴い廃線となった延長約8キロで、同委員会は100年以上前のれんが造りのトンネル群を「貴重な近代産業遺産」として2007年に前身の市民グループを結成。08年から毎年春秋の2回、線路跡の見学会を開いてきた。 09年からは見学者らから一口1000円で寄付を募るナショナルトラスト運動で買収資金を作り、この日、建設会社と売買契約を結んだ。 再生委員会の村上真善事務局長(62)は「次世代に引き継ぐべき遺産。まず、国の登録有形文化財の認定を受け、保
炭鉱主の栄華語る金庫 旧蔵内邸で初公開 [福岡県] 2014年06月20日(最終更新 2014年06月20日 00時22分) 旧蔵内邸で公開が始まった大型金庫=魚眼レンズを使用して撮影写真を見る 築上町上深野の国登録有形文化財「旧蔵内邸」で19日、明治から昭和にかけての炭鉱主だった蔵内家が所有していた国産の大型金庫2基の初公開が始まった。来月7日まで。 金庫は大きな方が高さ175センチ、幅130センチ、奥行き96センチ、重さ3トン。小さな方はそれぞれ137センチ、107センチ、96センチ、2トン。いずれも金属製で、外側は漆塗り。内部の空間には耐火材の砂が詰まっており、中の棚は桐製という豪華さ。大きい方には製造所を記した銘板に「明治28年(1895年)」の表示がある。 築上町によると、町が建物を購入した2010年、建物と同時に入手。誰も開けられなかったが、翌年、東京の民放テレビ局の企画で、専
トップ > 三重 > 6月17日の記事一覧 > 記事 【三重】 半世紀ぶり「虫送り」復活 度会、立岡営農ク Tweet mixiチェック 2014年6月17日 たいまつを持って水田の周囲を歩く子どもら=度会町立岡で 度会町立岡の住民でつくる立岡営農クラブが十五日、地元で五十年以上途絶えていた「虫送り」を復活させた。子どもたちがたいまつを手に水田の周囲を歩き、五穀豊穣(ほうじょう)を願った。 虫送りは農薬のない時代、稲を害虫から守るとともに豊作を祈る農村の伝統行事。立岡では昭和三十年ごろまで行われていたという。クラブが地域の文化を体験してもらおうと企画した。 麦わらを束ねて作った長さ一~三メートルのたいまつ四十本を用意。家族を含め集まった八十人が火の付いたたいまつを持ち、神社のお札を付けたササを先頭にして一列であぜ道を一周した。道中では太鼓や鉦(かね)、ほら貝がにぎやかにはやし立てた。 ク
20年産米食味ランキング 特A 3年連続50超 競争激化、有利販売が鍵 日本穀物検定協会(穀検)は4日、2020年産米の食味ランキングを発表した。最高位の「特A」に格付けされた産地銘柄数は53となり、3年連続で50を超えた。北海道「ゆめぴりか」、山形「つや姫」が特Aの連続記録を伸ばした。新型コロナウイルス下で家庭用米の販売競争が激しさを増す中、特A取得を有利販売につなげられるかが焦点だ。 ランキングは今年で50回目。米の良食味競争の激しさに伴い、出品数は増加傾向にある。今回対象となったのは44道府県の154産地銘柄。このうち、特Aは53銘柄で過去最多の18年(55)や19年(54)に次ぐ高水準だった。穀検は「米の主産県は、特Aを取る代表銘柄を持っていないと競争に負けるという思いがある」と指摘する。 コロナ下で、業務用の銘柄も家庭用米市場に流入して競争は激化。特Aで良食味米のお墨付きを得て、
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