21世紀プログラムの受験生は、講義を聴いた上でリポートを作成。翌日は集団討論をして、小論文も書く(九州大で) 国立大にも広がるAO入試の課題は何か。 1日目。九州大学の大教室に入った受験生81人は、政治学、歴史学、化学の講義を50分ずつ受け、それぞれ70分使ってリポートを書いた。例えば、化学だと、講義は「化学物質のはんらんによる人や環境への影響」がテーマ。リポートの課題は「科学技術の進歩がもたらした功罪を考察しながら、今後の社会において科学の果たすべき役割を論ぜよ」だ。大学の授業そのものに見える。 翌日はまず、前日のリポートを基に集団討論。講義や討論と志望動機などを踏まえて小論文も書き、その合間に面接も受けた。2日間で計13時間。これが「21世紀プログラム」と呼ばれる課程のAO入試だ。 受験生は、これより前に、A4用紙で3枚分の志望理由書や、学業以外に力を入れてきたことや持っている資格など
「受講生はお客様」という個別指導塾が人気を集める。 東京・池袋駅前のビルのワンフロアに、2畳ほどに小さく仕切られた「教室」が30近くある。各部屋にドアはなく、ホワイトボード、生徒用の机とイスが置かれている。 チャイムが鳴ると、各教室で一斉に授業が始まった。講師と生徒1対1の個別指導で、図形の問題を解く小学5年生の部屋の隣では、高校3年生が入試の英語長文読解に取り組む。リソー教育(本社・東京)が運営する個別指導塾「トーマス」池袋校の様子だ。 90分の授業中、狭い通路を本多克己校長(40)ほか、教務担当の正社員数人が頻繁に巡回していた。指導の様子をチェックするためで、安全確認の意味もある。授業後は、講師が教務担当から個別指導を受ける番だ。本多校長は「苦手な課題は何だったのか、そこをどう学ばせたか。学習内容や次回の目標をまとめたリポートを元に、時にはあいさつや生活態度まで指導します」と語る。 ◎
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