美学で「萌え」について卒論を書こうとしているものです。 まだ2年なのでそんなに資料があるわけではないのですが。 まず「ときめき」のほうが定義しやすそうなのでそちらから。 こちらは古代語「ときめく」からきています。この場合の意味は性別によって変わるという性質を帯びています。男性の場合「その時代で活躍する(現在でも「今をときめく」といいますよね)」の意味で、女性の場合には「寵愛を受ける」の意味です。この場合の「ときめき」は後者の意味合いのことと考えていいと思います。そこから考えると「与えられてどきどきする」、つまり受動的なニュアンスを見てよいと思います。しかも、その時のエネルギーははじめからドラスティックなものといえるでしょう。 また、個人的な偏見からすると、3次元的対象への、現実的な恋愛感情でもあるのかな、と思います。 一方の「萌え」は『現代用語の基礎知識』で『わび・さび』と並列して記載され