ブックマーク / www.ushidama.com (376)

  • 虎目石(タイガーアイ)と鷹目石(ホークスアイ) - Ushidama Farm

    虎目石や鷹目石は、角閃石の仲間であるリーベック閃石の繊維状集合体に、シリカが浸み込み硬化したものです。 平行な繊維状組織により、シャトヤンシー効果が生じ、光の帯が条線となって浮かび上がります。 リーベック閃石の繊維状集合体は、青石綿(クロシドライト)でできていて、アスベストの中でも有害性の高いものですが、シリカ成分により石英として固まっているので、アスベストが飛散することはなく安全です。 クロシドライトの中に含まれる鉄分の酸化により、色が変化わり、酸化されていない状態では灰青色ですが、酸化されるにつれて、黄から赤褐色に変化します。 黄褐色のものを虎目石(タイガーアイ)、灰青色のものを鷹目石(ホークスアイ)と呼んでいます。 鷹目石は青虎目石とも呼ばれます。 鷹目石の産出量は、虎目石より少ないです。 化学組成は、Na₂Fe²⁺₃Fe³⁺₂Si₈O₂₂(OH)₂、結晶系は六方晶、モース硬度は6.

    虎目石(タイガーアイ)と鷹目石(ホークスアイ) - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/20
  • ベスブ石(ベスビアナイト) - Ushidama Farm

    ベスブ石(ベスビアナイト)は、ソロケイ酸塩鉱物の一種で、2個のSiO₄の四面体が、1個の酸素を共有して(Si₂O₇)⁶⁻の構造を作っている鉱物です。 ソロケイ酸塩鉱物には、ベスブ石の他に、緑簾石や異極鉱、斧石などがあります。 ベスブ石の化学組成は、Ca₁₀Mg₂Al₄(SiO₄)(Si₂O₇)₂(OH)₄です。 結晶系は正方晶で、正方四角錐面を持る短柱状結晶や両錐形の結晶が多いですが、針状結晶や等粒状の集合体もあります。 モース硬度は6.5です。 色は褐色、緑、黄、白、赤、青、紫など多彩ですが、褐色や暗緑色のものが多いです。 ベスビアナイトの名称は、イタリアのベスビオ火山で発見されたため、名付けられたものです。 ベスブ石 異極鉱 斧石

    ベスブ石(ベスビアナイト) - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/18
  • アレキサンドライト - Ushidama Farm

    アレキサンドライトは、クリソベリルの変種で、太陽の下では緑に、蛍光灯下では青、白熱灯下では赤く見えます。 この現象は変色効果(カラーチェンジ)と呼ばれ、クロムが含まれることで、光の波長の一部が吸収されたり、反射されることで生じるものです。 変色効果は、他の鉱物にも見られますが、アレキサンドライトほど、色の変化を示すものはありません。 1830年代に、ロシアのウラル山脈で発見され、昼中は緑色をしていることから、発見当初はエメラルドと思われていましたが、夜の人工照明下では赤く変化するため、新種の宝石であると分かりました。 現在、ロシア産のものは枯渇し、ブラジルやスリランカ、アフリカ地域のものが主になっています。 ブラジル産のものは色が濃く、スリランカ産のものは薄いのが特徴です。 原石 太陽光下 蛍光灯下 白熱灯下 ルース 太陽光下 蛍光灯下 白熱灯下 合成アレキサンドライト 太陽光下 白熱灯下

    アレキサンドライト - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/16
  • キャッツアイとスターストーン - Ushidama Farm

    自然の中で、鉱物が長期間圧縮されることで、針状の微細なインクルージョンができることがあります。 このインクルージョンに、平行になるように、カボションカットを施してから光を当てると、乳白色の光が帯状になって反射し、の目のように見えます。 これをキャッツアイ効果(シャトヤンシー効果)と言います。 キャッツアイと言えば、基的には、クリソベリルキャッツアイを指しますが、他にもキャッツアイ効果を持つ石はあります。 また、複数の光の帯が交差して、星のように見える現象をスター効果と言い、スターの現れる石を、スターストーンと呼んでいます。 クリソベリル タイガーアイ トルマリン ネフライト スターサファイア スタールビー ダイオプサイド

    キャッツアイとスターストーン - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/15
  • 金緑石(クリソベリル) - Ushidama Farm

    金緑石(クリソベリル)は、ベリリウムとアルミニウムの酸化物で、化学組成はBeAl₂O₄です。 モース硬度は8.5で、ダイヤモンドとコランダムに次いで硬いです。 結晶系は斜方晶で、色は黄、緑、褐色などです。 黄色は微量の鉄によるもので、鉄の含有量が増えると、オレンジ色や褐色になります。 クロムが微量に含まれると、黄緑色になります。 バナジウムを含むと、ミントグリーンになり、パロットクリソベリルと呼ばれています。 クロムの含有量が増え、バナジウムが含まれると青紫色になり、アレキサンドライトと呼ばれています。 クリソベリルは、の目のような模様を作ることがあり、これをキャッツアイ効果と言います。 アレキサンドライトは、光線の種類により、色が変わる変色効果があります。 クリソベリルは、ギリシャ語で黄金を意味するchrysosと、緑の宝石を意味するberylに由来しています。 クリソベリルキャッツア

    金緑石(クリソベリル) - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/14
  • タンザナイトとルビーインゾイサイト - Ushidama Farm

    タンザナイトは、灰簾石(ゾイサイト)の中で、青色を呈する石です。 灰簾石は、灰色や褐色のものが多く、宝石にはなりにくい色あいですが、1967年にタンザニアで青紫色のものが発見されて、タンザナイトと名付けられ、人気のある宝石の1つになっています。 タンザナイトは、タンザニアのメレラニでしか採掘されていない希少な石です。 タンザナイトの青紫色は、成分中のアルミニウムが、微量のバナジウムで置換されることで、発色すると考えられています。 タンザナイトの結晶は、見る角度により青色や紫色、灰色に、色調が変化する多色性を示します。 化学組成 Ca₂Al₃(SiO₄)(Si₂O₇)O(OH) 結晶系 斜方晶 モース硬度 6.5 タンザナイトの原石 タンザナイトの結晶 角度を変えて見てみました。 ルース ルビーインゾイサイトは、灰簾石の中にルビーを含んだ石です。 緑色が灰簾石、赤色がルビーで、赤と緑のコント

    タンザナイトとルビーインゾイサイト - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/12
  • 藍晶石(カイヤナイト) - Ushidama Farm

    藍晶石(カイヤナイト)は、アルミニウムのケイ酸塩鉱物で、化学組成はAl₂SiO₅です。 モース硬度は4.5~7で、結晶が伸びる方向では柔らかく、直角の方向では硬いといった硬度の異方性が大きく、ニ硬石とも呼ばれています。 結晶系は三斜晶で、板状や柱状、繊維状など様々な形になります。 結晶表面はガラス光沢で、藍色を帯びています。 緑色や白、黄、ピンク、黒などの色のものもあります。 カイヤナイトの名称は、ギリシャ語で青色を意味するkyanosに由来するとのことです。 カイヤナイト オレンジカイヤナイト グリーンカイヤナイト ルース

    藍晶石(カイヤナイト) - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/11
  • 橄欖石(オリビン) - Ushidama Farm

    橄欖石(オリビン)は、マントルを構成する主要な鉱物です。 鉄やマグネシウムを含むケイ酸塩鉱物で、鉄とマグネシウムの固溶体を形成しています。 鉄によるものを鉄橄欖石、マグネシウムによるものを苦土橄欖石と呼んでいます。 苦土橄欖石は、純粋な場合は無色透明ですが、わずかに鉄を含むことで、緑色になります。 さらに、鉄の割合が増えると茶色から黒になります。 英名のolivineは、ラテン語のoliveからきていて、オリーブ色をしていることから名付けられています。 化学組成 (Mg,Fe)₂SiO₄ 結晶系 斜方晶、短柱状結晶を作る。 モース硬度 6~7 橄欖石の結晶 苦土橄欖石の中で、緑色が美しく、宝石として扱われるものをペリドットといいます。 ペリドットの歴史はとても古く、古代エジプトでは、屈折率が高く、強い光を放つことから太陽の石と呼ばれ、崇められていました。 ペリドットのルース

    橄欖石(オリビン) - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/10
  • 孟宗竹 - Ushidama Farm

    この辺りには竹林が多くあり、毎年、春になるとタケノコが出回ります。 孟宗竹は、3月下旬から出始めますが、今年は2月上旬なのに、もう見かけました。 こんなに早く、タケノコを見かけたのは初めてです。 温暖化の影響なのでしょうか。 まだ、小さいタケノコですが、初物と、早速手に入れ、タケノコご飯にしました。 具材には、タケノコの他に、アブラゲ、ギンナン、シイタケ、ニンジン、マイタケを加えました。 できあがったご飯のタケノコは、香り高く、感も良く、美味しく頂きました。 孟宗竹のタケノコ タケノコご飯

    孟宗竹 - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/09
  • 鉛鉱物 - Ushidama Farm

    鉛の最も重要な鉱物は方鉛鉱で、鉛とイオウからなる硫化鉱物です。 方鉛鉱は、鉱床の酸化帯で大気中の酸素や二酸化炭素と反応して、白鉛鉱や硫酸鉛鉱に変わります。 また、ヒ素やリン、バナジウムなどを伴う鉱床の酸化帯では、これらの元素と鉛が反応して、二次鉱物を作ることがあります。 褐鉛鉱(バナジン鉛鉱) 化学組成 Pb₅(VO₄)₃Cl 結晶系 六方晶 モース硬度 2.5~3 色は赤褐色 紅鉛鉱 化学組成 PbCrO₄ 結晶系 単斜晶 モース硬度 2.5~3 色は橙紅色 水鉛鉛鉱(モリブデン鉛鉱) 化学組成 PbMoO₄ 結晶系 正方晶 モース硬度 3 色は黄、オレンジ色 青鉛鉱 化学組成 PbCu(SO₄)(OH)₂ 結晶系 斜方晶 モース硬度 2.5 色は鮮やかな青 白鉛鉱 化学組成 PbCO₃ 結晶系 斜方晶 モース硬度 3~3.5 色は無色、白 方鉛鉱 化学組成 PbS 結晶系 正方晶 モー

    鉛鉱物 - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/08
  • 立春を過ぎて - Ushidama Farm

    立春を過ぎて、暦の上では春ですが、まだまだ、寒い日が続いています。 外に出ると、風は頬を刺すように冷たく、手もかじかんでしまいますが、晴れた日には、日差しが暖かく感じられるようになりました。 庭の日水仙の花が咲き始め、涼やかな香りがしています。 また、近所から、沈丁花の甘い香りが漂ってきます。 ロウバイの花は満開です。 梅の花も咲き始めました。 春らしいきれいな花も、見かけるようになりました。 サイネリア プリムラ オブコニカ 少しずつ、春の訪れが、感じられるようになってきました。

    立春を過ぎて - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/06
  • トルコ石(ターコイズ) - Ushidama Farm

    トルコ石(ターコイズ)は、鮮やかな青色が美しい宝石です。 宝石の中でも、最も古くから愛されてきたものの1つで、エジプトやメソポタミア、アステカなど古代文明の遺跡から装飾品などが発掘されています。 青色の発色は銅によるもので、鉄分が混ざると緑色になります。 また、褐鉄鉱や砂岩から産出するものは、褐色や黒色の線模様が入り、スパイダーウェブターコイズと呼ばれています。 ターコイズの名称は、ペルシャ産の石がトルコを経由して、ヨーロッパにもたらされたため、ターコイズと呼ばれるようになったとのことです。 化学組成 CuAl₆(PO₄)₄(OH)₈・4H₂O 結晶系 三斜晶 モース硬度 5~6 色は青、青緑、緑 トルコ石の原石 表面を磨いたもの ルース

    トルコ石(ターコイズ) - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/05
  • 紫石(パープライト) - Ushidama Farm

    紫石(パープライト)は、その名のとおり、紫色が美しい石です。 リン酸マンガン鉱物で、化学組成はMnPO₄、結晶系は斜方晶、モース硬度は4~5、色は紫や赤紫、黒褐色です。 リチオフィライト(LiMnPO₄)が酸化してできる二次鉱物です。 断面に触れると、指先に色が移るほど、脆い石です。 パープライトの学名purpuriteは、ラテン語のpurpura(赤紫)からきています。 鮮やかな紫色は、マンガンによります。 マンガンが鉄に置き換わると、黒褐色のヘテロサイト(FePO₄)になります。

    紫石(パープライト) - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/04
  • ジルコン - Ushidama Farm

    ジルコンは、ジルコニウムのケイ酸塩鉱物です。 高い屈折率と強い光の分散により、ダイヤモンドに似た輝きがあります。 ダイヤモンドとの見分け方は、単屈折のダイヤモンドは、カット面の稜線が1に見えるのに対し、ジルコンは二重屈折で2に見えます。 ウランやトリウムなど放射性元素を、不純物として含むことがあり、放射線により、長い年月の間に結晶構造が破壊され、非晶質になっているものがあります。 化学組成 ZrSiO₄ 結晶系 正方晶、八面体の結晶を作ります。 モース硬度 7~7.5 色は赤褐、オレンジ、黄、無、緑、青

    ジルコン - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/03
  • 緑簾石(エピドート) - Ushidama Farm

    緑簾石は、ソロケイ酸塩鉱物の一種です。 ソロケイ酸塩とは、1個のケイ素の周りを、4個の酸素が配位した四面体2個が、1個の酸素を共有して、(Si₂O₇)⁶⁻の構造単位をつくっているグループのことです。 結晶の長軸方向に平行な条線が、簾に似た形であることから、緑簾石と名付けられています。 緑簾石の仲間には、他に褐簾石、紅簾石、斜灰簾石、灰簾石があります。 緑簾石 化学組成 Ca₂Al₂Fe(SiO₄)(Si₂O₇)O(OH) 結晶系 単斜晶 モース硬度 6~7 色は黄、緑、緑黒、黒、灰 褐簾石 化学組成 Ca(Ce,Y)Al₂Fe(SiO₄)(Si₂O₇)O(OH) 結晶系 単斜晶 モース硬度 5.5 色は褐、黒 紅簾石 化学組成 Ca₂Al₂Mn(SiO₄)(Si₂O₇)O(OH) 結晶系 単斜晶 モース硬度 6~7 色は赤、ピンク、赤褐、赤黒 斜灰簾石 化学組成 Ca₂Al₃(SiO₄)(

    緑簾石(エピドート) - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/02/02
  • 家族がコロナに感染 - Ushidama Farm

    この10日間ほどの間に、家族が次々と、新型コロナに感染していまいました。 5人家族で、4人までが発熱し、医院で診てもらったところ、コロナ陽性でした。 私1人だけが元気で、家族の看病と家事をこなしています。 家事は日ごろは分担していますが、全てやることになりました。 事の準備から片づけ、掃除、洗濯、買い物、ごみ捨て、鳥の世話と毎日が慌ただしく過ぎています。 幸い、皆、症状は軽く、発熱も1~2日ほどで治まっているので、直に平常に戻るでしょう。

    家族がコロナに感染 - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/01/31
  • 珪線石、紅柱石、藍晶石 - Ushidama Farm

    珪線石、紅柱石、藍晶石は、Alのケイ酸塩鉱物で、化学組成は皆同じAl₂SO₅ですが、どの石になるかは温度と圧力によって決まります。 珪線石は高温高圧で、紅柱石は高温低圧で、藍晶石は低温高圧で安定しています。 珪線石 結晶系 斜方晶 モース硬度 6.5~7.5 色は黒、白、淡緑、黄 結晶は柱状や針状、細長い繊維状になることもある。 紅柱石 結晶系 斜方晶 モース硬度 6.5~7 色は赤褐、白、黄灰、褐色 Alの一部がMnやFeに置き換わって、紅色の柱状結晶を作ることから紅柱石と名付けられた。 藍晶石 結晶系 三斜晶 モース硬度 4~7 色は青、灰、白 藍色が特徴的で、透明度の高いものは宝石として扱われる。

    珪線石、紅柱石、藍晶石 - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/01/30
  • 柱石(スキャポライト) - Ushidama Farm

    柱石(スキャポライト)は、Naを含む曹柱石(マリアライト)とCaを含む灰柱石(メイオナイト)の固溶体です。 化学組成は、曹柱石Na₄Al₃Si₉O₂₄Cl、灰柱石Ca₄Al₆Si₆O₂₄CO₃で、結晶系は正方晶、モース硬度は5~6です。 角柱状の結晶で産出することから、柱石と名付けられています。 色は無色、白、黄、灰色、褐色、ピンク、紫などです。 古くから人気のある石ですが、以前はシトリンやアメジストに似ているため、混同されていました。 カナダ ケベック州産の柱石は、蛍光性があり、ウェルネル石と呼ばれています。 スキャポライト スキャポライト ルース マリアライト ウェルネル石

    柱石(スキャポライト) - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/01/29
  • 孔雀石(マラカイト) - Ushidama Farm

    孔雀石(マラカイト)は、緑色で断面の縞模様がきれいな石です。 銅を含む二次鉱物で、一次鉱床の銅鉱石が雨水に溶け、空気中の二酸化炭素と反応してできる微細な結晶が、不純物を含みながら層状に集合したものです。 化学組成はCu₂CO₃(OH)₂で、銅にできるサビの緑青と同じ成分です。 結晶系は単斜晶、モース硬度は3.5~4で、塊状や腎臓状などで産出します。 孔雀石の名称は、同心円状の模様が、クジャクの羽の眼状紋に似ていることから、名付けられたとのことです。 古くから知られていて、古代エジプトのクレオパトラは、アイシャドウに孔雀石を使っていたという逸話があります。

    孔雀石(マラカイト) - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/01/28
  • 雷管石(フルグライト)、ローマングラス - Ushidama Farm

    化石や鉱物の整理をしていたら、化石でも鉱物でも無いような、変わった石が出てきました。 雷管石(フルグライト)は、落雷により、砂が高温に熱せられることで、溶けてできた天然ガラスで、雷の経路に沿った形で、管状や樹枝状をしていて、雷の化石とも呼ばれています。 内部の空洞は、高圧電流が流れた跡で、内面は滑らかで、外面は砂粒で覆われています。 色は元の砂の成分により、茶色や白、緑、黒などです。 雷管石の生成には、約6億ボルトの電圧を持った雷が必要とされるとのことです。 雷管石 アフリカ リビア砂漠 ローマングラスは、紀元前2世紀から紀元3~4世紀のもので、ローマからアフガニスタン周辺までのローマ帝国の領域で、出土した古代ガラスの破片です。 長い間、地中にあり、銀化現象が起こり、遊色効果の現れるものもあり、美しい輝きがあります。 ローマングラス アフガニスタン バーミヤン遺跡

    雷管石(フルグライト)、ローマングラス - Ushidama Farm
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    ot_nail 2024/01/27