7月27日、国際平和シンポジウム「核兵器廃絶への道-核大国の暴走を許さない」が広島市、広島平和文化センター、朝日新聞社の主催で広島国際会議場で開催されました。映画監督の大林宣彦さんと女優の東ちづるさんが特別対談をし、戦争体験を次世代に伝える教育の大切さを強調しました。シンポジウムの様子は、8月3日付の朝日新聞に詳報されています。 東ちづるさんは、水先案内人としてピースボートに何回も乗船されています。対談で東さんは、ピースボートで被爆者の方々と共に証言活動をしながら航海するおりづるプロジェクトに参加してきたことについて話されました。写真を使いながら、「被爆者は命を削って船に3カ月間乗り、世界の平和を願って核兵器廃絶を訴えています」と紹介。そして、「被爆者の方の話によると、いつ戦争が始まったのか、なんのために戦うのか分からなかったと。戦争が始まる10年ほど前から、世の中がじわじわと変わったんだ