MMTを批判する人こそ必読の書“The Deficit Myth” 本書の読者がMMTを政治家に求め、MMTが政策論争の中心に来てもおかしくはない 与謝野 信 ロスジェネ支援団体「パラダイムシフト」代表 The Deficit Myth: Modern Monetary Theory and the Birth of the People's Economy/Stephanie Kelton (著) 本書は6月9日に英語版が出版されたばかりのため翻訳版はまだ発刊されていない。 タイトルの“The Deficit Myth”が最終的にどのように訳されるか分からないが、意味としては「(財政)赤字神話」、もしくは「(公的)債務神話」というものであり、政府の財政赤字が財政破綻を招くという「神話」がいかに間違っているか、ということをMMT(現代貨幣理論)の立場から論じている。 副題の“Modern
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