御書全集19頁13行。立正安国論で大聖人が仁王経の経文を引用され、七難の解説をされています。「赤日出で・黒日出で・二三四五の日出で・或は日蝕して光無く・或は日輪一重・二三四五重輪現ずるを一の難と為すなり」‥赤や黒い太陽、あるいは、日蝕も日輪もありますが、太陽が2つも3つもあるというのはどういうことか?太陽は1つではないのか?‥長い間、特に立正安国論は何度も拝したので、私自身、釈然としない一文でした。 3年ほど前に「太陽が複数見える現象がある」ことを、新聞記事で見つけました。切抜きをしたものが左の写真。南極の昭和基地で撮影された写真が掲載されていて、3つの太陽の話が書かれていました。「幻日」と呼ばれる現象で、大気中の氷の結晶で太陽光線が屈折するというもの。条件が整えば、日本でも観察されることがあるということでした。この記事を見たときには興奮しました。 ランキング参加中★ご協力ください⇒ 人気