人類文明の使者【宇宙探査機:ボイジャー】まもなく永遠の沈黙へ│240億km彼方から46年目の通信 ― 1977年の技術が紡ぐ奇跡 Last Updated on 2024-12-04 16:38 by admin NASAの深宇宙探査機ボイジャー1号・2号が、46年以上の活動期間を経て、任務終了の時期を迎えつつある。 ■主要データ ・打ち上げ日: ボイジャー2号:1977年8月20日 ボイジャー1号:1977年9月5日 ・現在の状況: 運用期間:46年4ヶ月 ボイジャー1号:太陽系外(2012年8月25日に到達) ボイジャー2号:太陽系外(2018年12月10日に到達) ・電源システム: RTG(放射性同位体熱電気転換装置)3基搭載 各RTGにプルトニウム238酸化物球24個(総質量4.5kg) 設計寿命:60年 ■最近の動き ・2023年10月:ボイジャー2号のプラズマ科学機器の電源を停