色々な文献を読みあさった結果、次のような一次的結論を出しました。 dieとmoldの違いは、形成する対象の材料が、板や塊のような固体物なのか、液状なのか、ということだと思われます。前者がdie、後者がmold。私の結論に一番違い定義が、ミスミさんの「エンジニアのための技術講座」というWebページに記載されています。(というか、このサイトを拝読して自分の仮説を確認したという感じですが・・・。)鍛造・プレス加工のときに用いる金型はdie、鋳造加工のときはmoldという訳ですね。 では、ダイカスト法はどうなのか、という議論も聞こえてきそうですが、これは例外と考えていいと思います。 つまり、私の仮説ですが、従来dieは、歴史的な例を見ると、紙の透かし模様やエンボス、貨幣などの成形など、固形物の成形に用いられてきましたが、「ダイカスト法」が発明されたとき、「鋳造加工に、まるでダイのように使用できる金
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