スポットライトリサーチ 共有結合で標的タンパク質を高選択的に機能阻害する新しいドラッグデザイン 2019/4/3 スポットライトリサーチ, 化学者のつぶやき Nature Chemical Biology, フッ素, 共有結合阻害, 生体共役反応 コメント: 0 投稿者: cosine 第192回目のスポットライトリサーチは、九州大学大学院薬学研究院(王子田研究室)・進藤 直哉 助教にお願いしました。 本成果は、これまで見過ごされてきた医薬設計コンセプト「コバレントドラッグ」に焦点を当てた研究です。結合が強力であるという利点の反面、望まぬ標的にくっついてしまうと影響も大きいためそもそも忌避されてきた設計指針なのですが、進藤先生らは独自の結合基を開発することによってこの課題をスマートに解決しています。筆者自身、とあるシンポジウムで研究ストーリーを拝聴したことがあるのですが、発見に至った化学系