スポットライトリサーチ 不安定な高分子原料を従来に比べて 50 倍安定化することに成功! ~水中での化学反応・材料合成に利用可能、有機溶媒の大幅削減による脱炭素に貢献~ 2022/10/4 スポットライトリサーチ, 化学者のつぶやき 機能性高分子, 水中合成, 活性エステル コメント: 0 投稿者: Zeolinite 第424回のスポットライトリサーチは、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 バイオベースマテリアル学専攻 生物資源システム工学研究室の辻 爽太郎(つじ そうたろう)さんにお願いしました。 辻さんが所属する田中研究室では、水と光とバイオマスによる地球にやさしい合成化学というスローガンのもと、糖鎖高分子の水中かつワンポットで簡便に合成する手法の開発や機能性高分子の水中合成、光を使った重合による機能性高分子および機能材料の合成、天然の原料を用いた骨再生材料などのバイオマテリアルの
スポットライトリサーチ 『主鎖むき出し』の芳香族ポリマーの合成に成功 ~長年の難溶性問題を解決~ 2022/9/20 スポットライトリサーチ, 化学者のつぶやき デンドリマー, ポリチオフェン, ポリパラフェニレン, 可溶性芳香族ポリマー, 芳香族ポリマー, 高分子化学 コメント: 0 投稿者: Macy 第420回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院理学研究科理学専攻 物質・生命化学領域 有機化学研究室(伊丹研究室)の藤木 秀成(ふじき しゅうせい)さんにお願いしました。 伊丹研究室は、カーボンナノリング、カーボンナノグラフェンなど、様々な構造を有する芳香族中分子〜高分子の合成を多数報告しています。 今回開発されたのは、そのものでは凝集してしまう芳香族ポリマーを可溶化し、タンパク質や固相担体(シリカゲル)などへの修飾を可能にする技術です。 この研究成果は、「Nature Comm
樹脂製の構造を固定していたナットが、装置稼動中に脱落してしまった。締結時、樹脂がボルトの軸力でへたった上に、外力でさらに樹脂がへたり、ボルトの軸力が低下して、ナットがゆるんだ。対策として、ボルトとナットの間に、金属製のカラーを挿入して、ボルトの軸力を確保した。
前回、コガネムシが左回り円偏光の光を反射していることを書きました。今回は、その仕組みについて簡単に説明してみましょう。 まず、昆虫の表皮についての復習です。昆虫の表皮はクチクラと呼ばれる堅いタンパク質でできています。クチクラはいくつかの層になっていて、外側から、外表皮、外原表皮、内原表皮と名付けられています。詳しく言うと、外表皮の外側にはセメント層やワックス層があって、体内の水分が外に逃げないようになっています。これらのクチクラの層は表皮細胞で分泌されます。外表皮は最初に分泌され、その次に外原表皮、さらに、内原表皮の順に分泌されていきます。内原表皮は、若い時には毎日分泌されます。それで、ある程度、表皮が厚くなると、脱皮という手段で表皮を脱ぎ去ります。 さて、分泌されるクチクラはたんぱく質ですが、普通、これにキチンという多糖高分子が加って繊維状になっています。その繊維の並び方に特徴があります
PTFEの構造式 PFAの構造式 PTFEは疎水性で高い耐熱性を持つため、PFAと共にフライパンの表面コートによく用いられる。 テフロンでコートされたフライパンは比較的焦げつきにくい。 実験用テフロン製品。 粘着剤付きPTFEテープ。 ポリテトラフルオロエチレン (polytetrafluoroethylene, PTFE) はテトラフルオロエチレンの重合体で、フッ素原子と炭素原子のみからなるフッ素樹脂(フッ化炭素樹脂)である。テフロン (Teflon) の商品名で知られる。化学的に安定で耐熱性、耐薬品性に優れる。 歴史[編集] 1938年に米国デュポン社の研究員であったロイ・プランケットによって発見された。クロロフルオロカーボン類の研究中に、テトラフルオロエチレンのボンベ内に固着した樹脂から見出された。 デュポンは1941年に、このPTFE:ポリテトラフルオロエチレンの特許を取得する。戦
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "誘電正接" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2022年11月) 誘電正接(ゆうでんせいせつ、dissipation factorあるいはLoss tangent)とは、誘電体内での電気エネルギー損失の度合いを表す数値である。 その定義から「タンジェント・デルタ」、あるいは略して「タンデルタ」「タンデル」と呼ぶこともある。 コンデンサ内での電気エネルギー損失の度合いを表す数値として用いられることが多い。コイルにおいて対応する現象として銅損および鉄損がある。 概要[編集] 理想コンデンサの回路とベクトル図 実際のコンデンサの回路
フッ素を含む高分子からなる特殊合成ゴムの総称。六フッ化プロピレン‐フッ化ビニリデン共重合体(FKM)が代表であり、テトラフルオロエチレン‐プロピレン共重合体(FEPM)、テトラフルオロエチレン‐パーフルオロビニルエーテル共重合体(FFKM)などがある。架橋はポリアミン、ポリオールで行う。その他含フッ素のアクリル系、シリコーン系、およびポリエステル系などがある。ゴムのなかで最高の耐熱性(200~250℃)があり、耐油性、耐候性、耐薬品性も著しく優れている。加工性や反発弾性が劣り、非常に高価である。航空機・宇宙・自動車産業、化学プラントなど過酷な使用条件を必要とする分野でパッキング、オイルシール、ガスケット、ダイヤフラム、バルブ、燃料ホースなどに用いられる。 [福田和吉]
ポリアミド (polyamide) とは、アミド結合によって多数のモノマーが結合してできたポリマーである。一般に脂肪族骨格を含むポリアミドをナイロンと総称し、これは初めて合成されたポリアミドであるナイロン-66のデュポン社の商標に由来する。また、芳香族骨格のみで構成されるポリアミドはアラミドと総称される。 名称[編集] ナイロンはωアミノ酸の重縮合反応で合成される「n-ナイロン」と、ジアミンとジカルボン酸の共縮重合反応で合成される「n,m-ナイロン」とがある。いずれも名称中のnまたはm部分の数字はモノマー成分の炭素数に由来する指数である。例を次に示す。 「n-ナイロン」(重縮合反応)[編集] ナイロン6 ε-カプロラクタム(炭素数6) ナイロン11 ウンデカンラクタム(炭素数11) ナイロン12 ラウリルラクタム(炭素数12) 「n,m-ナイロン」(共縮重合反応)[編集] ナイロン66 ヘ
「紫外線照射装置から照射される紫外線(UV)エネルギーにより短時間に重合硬化する」材料のことをいいます。 硬化速度が速く、作業時間を短縮 UV照射しないと硬化しないため塗布工程の制約が少ない 一液性無溶剤で、作業効率が良好 多彩な硬化物を実現 紫外線硬化性樹脂は大きく分けてアクリル樹脂とエポキシ樹脂に分類されます。 どちらもUV照射によって硬化しますが、反応方法が異なります。
ハプテン (hapten) とは免疫原性を欠き、反応原性のみをもつ抗原。つまり、特異抗体と反応はするが、抗体やリンパ球の増殖や分化を誘導しない性質をもつ物質。不完全抗原(ふかんぜんこうげん、incomplete antigen)とも呼ばれる。脂質や核酸などの分子量数百以下の低分子。 ハプテンは高分子のキャリアータンパク質と結合することにより免疫原性をもつようになる。薬物アレルギーはハプテンである薬剤が細胞質に結合し、免疫原性をもつことによって生じる。 参考文献[編集] 鹿江雅光、新城敏晴、高橋英司、田淵清、原澤亮 編『最新家畜微生物学』朝倉書店、1998年、ISBN 4-254-46019-8 関連項目[編集] エピトープ 外部リンク[編集] 薬学用語解説 - 日本薬学会にある「ハプテン」についての項目
化学者のつぶやき 分子内架橋ポリマーを触媒ナノリアクターへ応用する 2022/3/2 化学者のつぶやき, 論文 デンドリマー, ナノ粒子, 触媒, 高分子化学 コメント: 0 投稿者: 糖化学ノックイン 糖化学ノックイン領域で見据える目標を実現するには、広く捉えて「膜上の化学反応を制御しながら行うこと」が求められます。活性中心を保持しながら膜上・水中ではたらくナノ粒子触媒は、一つの有効な技術選択肢として注目されています。 今回はZimmermanらによる研究解説文「分子内架橋ポリマーナノ粒子の触媒応用」について取り上げます。 “Intramolecularly Cross-Linked Polymers: From Structure to Function with Applications as Artificial Antibodies and Artificial Enzymes”
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