英バース大学が、3Dプリンターで作れる低コスト顕微鏡のデザインを公開している。「OpenFlexure Microscope」と名付けられたこの顕微鏡デザインはオープンソースで、鏡筒などの3Dプリントデータやソフトウェアなどは専用ウェブサイトで公開されている。 OpenFlexure Microscopeは、主に光学系の構成によって3種類あり、ウェブカメラを光学系として使うローコストバージョン、8メガピクセルのRaspberry Piカメラを使う標準バージョン、RMS対物レンズとアクロマート結像レンズを使う高解像度バージョンが考えられている。 製作費は、1ポンド=1.30ドル換算で、最安のローコストバージョンが約15ドル(約1600円)と見積もられており、これには3Dプリントに使うPLAフィラメント、カメラ、取付金具部品(バルク品)の代金が含まれる。光学レンズを使う高解像度バージョンでも2