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ブックマーク / fabcross.jp (15)

  • 低電力ディスプレイを使うプロジェクトに最適——Raspberry Pi用電子ペーパーHAT「E-Paper HAT」|fabcross

    E Ink電子ペーパーを搭載したRaspberry Pi用拡張ボード「E-Paper HAT」がKickstarterに登場し、資金を募っている。 E-Paper HATは、アクティブマトリクス電気泳動ディスプレイ(AMEPD)を搭載。電子ペーパーは電源を切ってもディスプレイ上の画面を表示し続けるので、空気質表示や入退場システムなど、低消費電力のディスプレイ用途に適している。 1.54インチと2.7インチの2種類を用意しており、解像度はそれぞれ200×200、264×176だ。動作電圧は3.3Vで、SPIインターフェースと4つのコントロールボタンを搭載し、1.54インチタイプはジョイスティックも備える。表示色は黒白または黒白赤から選べる。アンチグレアタイプで、明るいところでも見やすい。 E-Paper HATのキャンペーン価格は、1.54インチタイプが12ポンド(約1900円)、2.7イン

    低電力ディスプレイを使うプロジェクトに最適——Raspberry Pi用電子ペーパーHAT「E-Paper HAT」|fabcross
  • 3Dプリント造形物の表面を滑らかに——Slic3rに非平面造形機能を実装|fabcross

    独ハンブルク大学の研究者らが、FFF(熱溶解積層)方式の3D印刷物にできる階段状の積層痕を目立たなくする技術を開発した。 FFF方式では、平面層を垂直方向に積み重ねることで3D構造を形成している。水平方向になだらかな曲面を表現しようとすると、階段状の縞模様(積層痕)が目立つようになり、造形物の品質が低下するという課題がある。従来は、レイヤーの高さを低減したり、化学的または機械的に後処理を加えることで積層痕を除去していた。 研究者らは、オープンソースのスライサーソフト「Slic3r」を使い、非平面造形機能を追加した。事前に使用する3Dプリンターのプリントヘッドの高さとノズルの先端角度を測定して入力、ヘッドと造形物が干渉することなく造形可能な領域を算出し、非平面層の造形中にヘッドが下の構造にぶつからないようなツールパスを割り出している。この方式は、3軸の3Dプリンターで利用可能で、任意のオブジ

    3Dプリント造形物の表面を滑らかに——Slic3rに非平面造形機能を実装|fabcross
  • 3Dプリンターによる低熱膨張合金の軽量化——日本鋳造とJAXAの基礎共同研究が完了|fabcross

    鋳造は2021年9月9日、JAXAとともに実施していた3Dプリンターによる低熱膨張合金の積層造形技術の共同研究について、基礎段階が完了したと発表した。 同研究は宇宙での地球/天文観測衛星の軽量化を目的とし、2019年度より2年間にわたりJAXAと共同で実施していた。 地球/天文観測を目的とした宇宙機に搭載される望遠鏡には、高い寸法安定性が要求される。宇宙空間では、温度変化により支持構造に熱変形が生じることで光学機器の位置精度が低下し、画像がぼやけるなどの光学性能の低下が懸念される。そのため、熱膨張率が低い優れた材料を適用することで熱変形を低減する必要がある。 低熱膨張合金は比重が大きいため、従来の機械加工による部品製造では軽量化に限界があった。宇宙機への適用には重量が課題だったが、JAXAとの共同研究により肉抜き構造(ラティス構造)を実現させ、40%以上の軽量化に成功。構造部材における

    3Dプリンターによる低熱膨張合金の軽量化——日本鋳造とJAXAの基礎共同研究が完了|fabcross
  • 4~1400Kにわたって熱膨張ゼロの新物質を発見|fabcross

    オーストラリア原子力科学技術機構(ANSTO)とニューサウスウェールズ大学(UNSW)の共同研究チームが、極めて広範囲の温度において膨張も収縮もしない、熱的に極めて安定な材料を発見した。スカンジウムとアルミニウム、タングステン、酸素から構成される直方晶系Sc1.5Al 0.5W3O12結晶であり、4~1400K(-269~1126℃)にわたって殆んど熱膨張せず体積変化もしない。基礎科学的に極めて興味深い物理現象として注目されるだけでなく、精密機器や制御機構、航空機や宇宙往還機、高精度電子部品、医療インプラントなど、高い熱的安定性が求められる用途に応用できると期待される。研究成果が、2021年5月6日の『Chemistry of Materials』誌に論文公開されている。 鉄道用レールや送電線、電子基板や半導体製造装置から航空宇宙分野まで、機械設計や構造設計においては材料の熱膨張の影響を考

    4~1400Kにわたって熱膨張ゼロの新物質を発見|fabcross
  • Arduino+Raspberry Pi——「RP2040」を搭載した「Arduino Nano RP2040 Connect」を発表|fabcross

    Arduinoは2021年5月17日の公式ブログで、Raspberry Pi財団が独自に設計した32ビットマイコン「RP2040」を搭載した新製品「Arduino Nano RP2040 Connect」を発表した。 RP2040は、133MHzデュアルコア「Arm Cortex-M0+」と264KBのオンチップRAMで構成され、TensorFlow Liteを動作させるパワーを備える。Arduinoによれば、パワフルで高性能なRP2040を、Arduino Nanoシリーズの新モデルのコアに採用することは、当然の選択だったという。 サイズ43.18×17.78mm、重さ6gのボードには、U-bloxのWi-FiBluetoothモジュール「NINA-W102」、6軸IMU(慣性計測ユニット)、マイクロフォン、RGB LED、GPIOピン、MicroUSB(Type A)コネクタなどを搭

    Arduino+Raspberry Pi——「RP2040」を搭載した「Arduino Nano RP2040 Connect」を発表|fabcross
  • 回路やソフトだけじゃ物足りない。自作部品でエレ・メカ工作「基礎の基礎」【3】 | fabcross

    3DプリンターとCNCフライス、それから板金加工と、部品加工の種類とその使い分けが分かったところで、次は手始めに実際に自分の身の回りで役立つものを作る方法を考えていきましょう。「役立つもの」ということは、「今、困っていることを解決できるもの」と言えます。例えば、はんだ付けのときに基板や部品を固定するとか、材料を切るあるいは穴を開けるときものの固定を自分の手の代わりにやってくれるような、簡単な道具はいかがでしょうか。 今回のテーマ:加工方法を踏まえた設計の基的考え方

    回路やソフトだけじゃ物足りない。自作部品でエレ・メカ工作「基礎の基礎」【3】 | fabcross
  • 電気回路が苦手な生徒向けに新しい指導方法を提案|fabcross

    スマートフォンやヘアドライヤー、照明など、我々がよく使う機器はすべて電気を必要としている。電気のない生活は、今や考えられないものになっている。 独テュービンゲン大学と独ゲーテ大学の研究者らは、セカンダリースクール(中等教育)における電気回路のカリキュラムをより良いものにするために、新しい指導方法を発表した。生徒が理解しやすいだけでなく、教師も教えやすいと実感するという。2020年12月4日付けの『Physical Review Physics Education Research』に「Teaching electric circuits with a focus on potential differences(電位差に着目した電気回路指導法)」として掲載されている。 論文によれば、従来の指導方法の場合、生徒らは電圧を独立した物理量ではなく電流の一特性とみなすため、電気回路を電流と抵抗だけ

    電気回路が苦手な生徒向けに新しい指導方法を提案|fabcross
    otori334
    otori334 2021/03/11
    “従来の指導方法の場合、生徒らは電圧を独立した物理量ではなく電流の一特性とみなすため、電気回路を電流と抵抗だけで考える傾向にある”
  • 自分の声を録音! オリジナル基板作りにチャレンジしてみた|fabcross

    多くの家電製品にはプリント基板が使われています。プリント基板がなければインターネットもできないし、おいしいお米を炊くこともできず、カセットテープでスクラッチ*も不可能です。 プリント基板はプロの技術がなければ製作するのは難しい印象がありますが、最近では無料の基板設計用CADや個人でも注文できるプリント基板業者が増えてきているので、Makerでも作りやすい環境になっています。今回は初心者Makerの私がプリント基板を製作してカセットテーププレーヤーに録音機能を追加したことを例に、初心者でもお手軽にできるプリント基板の製作方法をお伝えします。 スクラッチ:一般的にはアナログレコードをこするようにして前後に回転させて効果音を出すDJテクニックのこと。大江戸テクニカさんはカセットテープでスクラッチをしています(編集部) 私がこれまで作ってきたカセットテーププレーヤーは再生機能のみでしたが、市販品に

    自分の声を録音! オリジナル基板作りにチャレンジしてみた|fabcross
    otori334
    otori334 2020/06/09
  • 分解は設計者との対話 楽しい分解のための5つのTips|fabcross

    5月21日、ハードウェア分解の愛好家を集めてそれぞれの経験をシェアするために開催されたオンラインイベント「分解のススメ」は150人を超える参加者を集めた。イベントの実況をまとめたTogetterも好調だ。イベントのアーカイブ録画も公開されているが、記事ではイベント内での発表からまとめた、分解を楽しむための5つのTipsを紹介しよう。 オンラインイベント「分解のススメ」は、筆者と、藤岡淳一氏(ジェネシスホールディングス代表取締役社長)の2人が共同で発起人をしているニコ技深圳コミュニティが主催したものだ。身内のクチコミのみで宣伝もしなかった無料イベントだが、告知して4日後にはPeatixでの申し込みが100に達し、当日のYoutube Live配信を含めて150人以上が視聴した。 イベントではリバースエンジニアリングのエバンジェリストとも言えるMITのアンドリュー“バニー”ファン著『ハードウ

    分解は設計者との対話 楽しい分解のための5つのTips|fabcross
    otori334
    otori334 2020/06/08
  • 3Dプリンタで作るオブジェのような木製スピーカー|fabcross

    深海のイカからインスパイアされてスピーカー「Spirula4.0」をデザインしたのはAkemakeという3Dプリントを念頭に置いたプロダクトを開発するチームで、現在eコマースでSpirula4.0のモデルデータを無料で提供している。 Spirula4.0はFillamentum製の100%生物由来のフィラメント(リサイクルした木質40%を含んでいる)、「Timberfill」によって造形される。スピーカーコンポーネントなしでの重量は約650g。また、Spirula4.0は3DデータがAkemakeのサイトから現在0ドルで購入できるため、フィラメントとスピーカーユニットを合わせた総費用は概算で約120ドル程度だという。 Akemakeは3Dプリントオブジェクトに焦点を当てたeコマースのプロジェクトで、インテリアや日用品など、商品のどれもが優れたデザイン性を備えている。Akemakeでは、We

    3Dプリンタで作るオブジェのような木製スピーカー|fabcross
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    otori334 2020/06/04
  • 私がカセットテープDJになった理由(ワケ) By 大江戸テクニカ|fabcross

    レコードというと過去の製品としてのイメージが強いですが、実は現在でもDJ文化として世界中に普及しています。先日、DJの世界大会で日人が優勝したというニュースもあったように、レコードでのDJ文化の盛り上がりを伺えます。 一方でカセットテープも一昔前の製品でありながら、新しくカセットテープ専門店ができたり、アイドルが新曲をあえてテープでリリースしたり、現在でも根強く愛されています。 「レコードでのDJはレベル高くて無理だけど、カセットテープDJなら世界一になれるかもしれない」そんな思いから私は日々カセットテープDJの研究をしています。なぜ私がこのように屈折したB-Boyになってしまったかというと、それは私が入学した美術大学時代までさかのぼります。 美術大学というと華やかな世界と勘違いされがちですが、そこは勝者のみが呼吸をすることを許されるウィナーテイクオールの世界。 田舎から上京して来た私は

    私がカセットテープDJになった理由(ワケ) By 大江戸テクニカ|fabcross
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    otori334 2020/05/29
  • 英バース大、3Dプリントして自作できる研究室グレードの顕微鏡デザインを公開——最安製造コストは2000円以下|fabcross

    英バース大学が、3Dプリンターで作れる低コスト顕微鏡のデザインを公開している。「OpenFlexure Microscope」と名付けられたこの顕微鏡デザインはオープンソースで、鏡筒などの3Dプリントデータやソフトウェアなどは専用ウェブサイトで公開されている。 OpenFlexure Microscopeは、主に光学系の構成によって3種類あり、ウェブカメラを光学系として使うローコストバージョン、8メガピクセルのRaspberry Piカメラを使う標準バージョン、RMS対物レンズとアクロマート結像レンズを使う高解像度バージョンが考えられている。 製作費は、1ポンド=1.30ドル換算で、最安のローコストバージョンが約15ドル(約1600円)と見積もられており、これには3Dプリントに使うPLAフィラメント、カメラ、取付金具部品(バルク品)の代金が含まれる。光学レンズを使う高解像度バージョンでも2

    英バース大、3Dプリントして自作できる研究室グレードの顕微鏡デザインを公開——最安製造コストは2000円以下|fabcross
    otori334
    otori334 2020/05/28
  • スイッチサイエンスのバイヤーが語る、トラブルに負けない正しい電子部品の仕入れ方|fabcross

    電子部品を扱う通販ショップ、スイッチサイエンス。電子工作ファンなら一度や二度は購入の経験があるだろう。 2008年の創業時、まだあまり知られていなかった「Arduino」を輸入し、以後「Raspberry Pi」、「micro:bit」、「M5Stack」などさまざまなシングルボードコンピューターや関連商品を扱ってきた。今や扱うアイテムは3000種以上。電子工作ファンを満足させる多くの商品を国内外から仕入れ、供給し続けた陰には、腕利きバイヤーの活躍がある。新型コロナウイルスで騒然となる中、仕入れ担当の安井良允氏と牧井佑樹氏に話を聞いた。 ※このインタビューは2020年3月10日に行いました。 新型コロナウイルスの影響 ——新型コロナウイルス騒ぎでお忙しい中、取材をお受けいただき、ありがとうございます。影響はどんなものでしょうか? 牧井:中国関連の商品については、例年春節(中国の旧正月。20

    スイッチサイエンスのバイヤーが語る、トラブルに負けない正しい電子部品の仕入れ方|fabcross
    otori334
    otori334 2020/04/06
  • バニーが語る「なぜハードウェアハッキングが好きか、そしてハードウェアハッカーになるためのガイド」|fabcross

    電子情報通信学会でのイベントでも、多くのファンが詰めかけた。「Chumby」、「Novena」といったハードウェアを前に笑顔のバニー・ファン。 「MIT+深圳プロジェクトの紹介」、「量産準備完了とはどういうことか」、「ハードウェアスタートアップを取り巻く製造以外の仕事、販売価格の決め方」と、3回にわたって伝えてきたMITメディアラボ+深圳プロジェクトのレポートもこれで締めくくりになる。最後に紹介するのは、このプロジェクトを主導するアンドリュー“バニー”ファンが「ハードウェアをハックすること」を語った講演だ。 彼の書籍「ハードウェアハッカー」の発刊後、電子情報通信学会でのイベントで日に招聘(しょうへい)されたバニーは、読者に向けて東大のイベントでスピーチを行った。「なぜ僕はハードウェアをハッキングが好きか(Why I Like Hardware Hacking (and if you ha

    バニーが語る「なぜハードウェアハッキングが好きか、そしてハードウェアハッカーになるためのガイド」|fabcross
  • 世界のお茶カルチャーを変える 台湾のお茶屋さん出身スタートアップTEAMOSA|fabcross

    台湾でお茶屋を営む一家に生まれ、アメリカで化学を学んだアーヴァインは、システムエンジニアリングを学んだ姉とエレクトロニクスを学んだ義兄と一緒に、ハードウェアスタートアップTEAMOSAを起業した。「西洋人に、おいしいお茶の飲み方を伝えたい」と語るアーヴァインのプロダクトは、Makerムーブメントらしさに満ちている。 TEAMOSAは2017年夏にハードウェアアクセラレータHAXの10期を終了したばかりの、できたてほやほやのスタートアップだ。僕は2017年6月16日に深センで行われたHAX Asia Demo Dayではじめて彼らのデモとプレゼンを見た。 「西洋人はお茶の飲み方を知らない。紅茶はアールグレイなど、収穫後に香りをつけているものが多いし、ミルクや砂糖をたくさん入れて飲んでいる。お茶は甘みも香りも充分ある飲み物で、良い茶葉をおいしく入れればミルクも砂糖もなしで満足できる。そのほうが

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