回答(2)の高周波焼入れ特有の部分に賛同して回答(4)をおこなったが、 回答(1)の >硬度換算表で硬度(HRC50~55)から引張強さを確認 が大いに疑問。それに×安全率? 引用した許容ヘルツ応力で見ると、硬さを Hv600 一定として材料、熱処理別に見ると 96、106.5、121、117、134、160 まで実に6割以上もの開きがある。 これを硬さ換算で同一視したらどうなるのか? 係数なんてな話では収まらない。 大元で真実に迫る努力をしたほうが絶対に良いハズ。 それを為さずして性急に安全率を持ち込むのは問題だと思う。 FEMで局部の応力値まで解明できるようになった今日、設計での不確定要素は計算誤差の累積程度に収めるべき。あとは製作上、使用上の不確定要素、これも厳格に見積もる努力をして個々に明示する。
