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ブックマーク / ascii.jp (14)

  • WindowsのファイアウォールをPowerShellから制御する

    Windows 10/11のファイアウォールは、コントロールパネルの「Windows Defender ファイアウォール」からGUIで設定が可能だ。ただ、これが意外に面倒。もっとも通常は、アプリがインターネットと接続するときにルールが自動で設定され、ユーザーは確認するだけなので、わざわざなにかをする必要は基的にない。 しかし、一部のアプリケーションでは、ファイアウォールを手動で設定する必要があり、また、ネットワーク関連のちょっとした実験などで、LAN側からアクセスする場合にも、ファイアウォールにルールを追加して特定のパケットを通すことが求められるケースがある。こうしたファイアウォールへのルールの追加を俗にファイアウォールを「開ける」などという。 今回は、PowerShellを使って、ファイアウォールを「開ける」作業を簡単にする方法を解説する。 そもそもWindows Defenderファ

    WindowsのファイアウォールをPowerShellから制御する
  • 4Kディスプレイを導入してWindowsの文字が小さいときにやること、やってはいけないこと (1/2)

    ハードウェアやモニターのサイズ、ユーザーとの位置関係にも依存するが、4Kの液晶モニターなどを導入した際に、Windowsで文字が小さくてストレスを感じることがある。このときWindowsにはいくつか対応する設定がある。今回はこれを整理して解説する。 Windows 11では、表示を拡大するカスタムスケーリングに目立つ警告が表示されるようになった。Windows 10でも簡単な警告はあったが、よほどトラブルが多かったのであろう。とにかくWindowsでは、カスタムスケーリング設定は触らないのが吉だ Windowsにおける解像度、dpi、画面サイズの簡単な理解 設定する際にまず理解しておくべきことは、「解像度」「dpi」「画面サイズ」の関係だ。解像度とは、ディスプレイに表示される縦横のドット数で、基的にはディスプレイアダプター(GPU)とディスプレイモニター(以下、モニターと表記)の関係で決

    4Kディスプレイを導入してWindowsの文字が小さいときにやること、やってはいけないこと (1/2)
  • いまさら聞けないIT用語集 SSDの新規格NF1(NGSFF) (1/4)

    今回は「NF1(NGSFF)SSDってなに? これってM.3じゃなかったの?」というお題。うん、どうなってるんでしょうね? ということで、こちらを解説したい。 Samsungが提唱するSSDの新規格 NGSFF NGSFF(Next Generation Small Form Factor) SSDとは、SamsungがJEDECに対して提案しているSSDのフォームファクターの仮称である。 厳密に言えば、SSDのフォームファクターそのものはJEDEC以外にもSATA-IO(ATA/Serial ATAなどの規格を統括している業界標準団体)やPCI-SIG(PCIやPCI Expressなどの規格を統括している業界標準団体)も関係してくるため、JEDECだけで話が済むわけではない。 しかし、JEDECは規格策定の際に当然SATA-IOやPCI-SIG、さらにはSNIA(Storage Net

    いまさら聞けないIT用語集 SSDの新規格NF1(NGSFF) (1/4)
  • dotnetコマンドを使って、Visual Studioを起動せずに簡単にプログラムを作成する (1/2)

    .NET SDKに含まれているdotnetコマンドを使うとインストールされている.NETランタイムやSDKの情報を表示できるようになる ときどき必要に駆られて、小さなプログラムを作ることがある。Windowsだと大抵はWindows PowerShellで片が付くことが多いのだが、そうでないこともある(あとPowerShellには素直じゃないところがあって……)。 その場合、筆者はC#を使うのだが、標準的な開発環境のVisual Studioは大きく、起動にも時間がかかる。基的には格的なアプリケーションを開発するためのものなので、実験的な短いプログラムを作るのには余計な手間と時間が多すぎる。イメージ的には、庭に小さな穴を掘るのにショベルカーを使うような感じである。 そこで便利なのが.NET SDKに含まれているdotnetコマンドだ。コマンドラインだけで利用でき、GUIは一切なし。コマ

    dotnetコマンドを使って、Visual Studioを起動せずに簡単にプログラムを作成する (1/2)
  • ラズパイに限界を感じてNVIDIA「Jetson Nano」を使いはじめた

    Jetson Nanoという小型コンピューターにUbuntu 18.04を入れて、ROS Melodicを入れた。 Jetson NanoはNVIDIAが提供するパワフルな小型コンピューター。そこにUbuntuというOSを入れ、ロボット用のミドルウェアであるROSを入れたのだ。 ●Ubuntu 16.04を入れる手段が見当たらない…… Jetson Nanoを使い始めたのは、Raspberry Piを使うことに限界を感じたからだ。 ノートPC(Let’snote)にUbuntu 16.04とROS Kineticを入れてオリジナルのウェアラブルロボットを動かしていた。 しかし、ノートPCからケーブルが出ているロボットはウェアラブルな感じがしない。そこでSBC(シングルボードコンピュータ)で動かせるようにして、SBCもウェアラブルにしようと考えた。 SBCといえば、でまず使い始めたのがRas

    ラズパイに限界を感じてNVIDIA「Jetson Nano」を使いはじめた
  • FAX番号だけで複合機が乗っ取られる“Faxploit”脆弱性公表 (1/2)

    ITU-Tが定めたFAX通信規格「T.30」に存在する脆弱性を利用すれば、ターゲットのFAX番号を知っているだけでバッファオーバーフローを引き起こし、デジタル複合機(MFP)を乗っ取ることができる。さらにランサムウェア「WannaCry」でも使われた脆弱性攻撃ツールなどを組み合わせれば、複合機を踏み台にしてオフィスネットワーク内のPCやサーバーにも侵入を拡大し、機密データを盗み出すことなども可能になる――。 2018年8月12日、米国ラスベガスで開催されたハッカーイベント「DEF CON 26」では、こうした攻撃手法を紹介する講演「What the Fax!?」が行われた(講演タイトルはネットスラング「WTF=What the Fuck」のもじりだ)。講演を行ったCheck Point Software Technologiesのセキュリティリサーチャー、ヤニフ・バルマス氏とエイヤル・イト

    FAX番号だけで複合機が乗っ取られる“Faxploit”脆弱性公表 (1/2)
  • 1990年代に流行したマルウェア「ミケランジェロ」と「メリッサ」とは

    11月が訪れると、毎週月曜日には過去の資料に目を通し、あのコンピューターウイルスのことを振り返るようにしている。この習慣は1980年代から今なお続けている。11月30日の「国際セキュリティの日」の一環として、それらウイルスのことを忘れぬよう、ESETでは11月3日を「アンチマルウェアの日」と定めている。 極めて悪名が高いウイルスといえば、コンピューターウイルス「ブレイン」や「モリスワーム」を想起する人が多いだろう。しかし今回の記事では1990年代においてよく知られる2つのウイルス、「ミケランジェロ」と「メリッサ」に焦点を当てることにする。 「ミケランジェロ」ウイルスとは? ミケランジェロはDOSシステム、より具体的にいうとハードディスクのマスターブートレコードや、フロッピーディスクのブートセクターを感染させることを目的に生み出された。 アセンブリ言語で書かれたこのウイルスは、毎年3月6日に

    1990年代に流行したマルウェア「ミケランジェロ」と「メリッサ」とは
  • PowerShellを“いい子”に改造して、WSLから“推し変”した

    WSLを使ってCドライブ上のファイルを実行するとどうしても遅くなってしまうことを知り、PowerShellに”推し変”しようと決意しました。とはいえ、デフォルトのPowerShellは個人的には使いづらく感じてしまい推せる気がしなかったので、PowerShellを自分好みの”いい子”にして推す方法を選びました。 想定している対象読者 ・WSLと最近うまくいっていない方 ・PowerShellと仲良くなれない方 ・PowerShellと仲は良いけど、もっと仲良くなりたい方 とりあえず環境構築 1.Windows Terminalのインストール インストールはこちらから 2.必要なフォントのインストール こちらからCascadia Code PLまたはCascadia Mono PLをインストールして、Windows Terminalフォントとして設定する必要があります。設定はWindows

    PowerShellを“いい子”に改造して、WSLから“推し変”した
  • 非エンジニアが定型業務を自動化する ~Power Automate超入門編~

    はじめに こんにちは。最近は在宅勤務が多く、我が家の自動化部隊・ルンバ氏を動かすタイミングを逃し続けているkameです。今回は誰でも日常業務に取り入れやすい軽~~い自動化ツールの紹介をしていこうと思います。 今回自動化したい定型業務 現在私は週2回社内の会議の運営をしており、それぞれ開催前に毎回下記のタスクをこなしています。 ・SharePointに会議フォルダを作成 ・会議フォルダ内に発表用パワーポイントのテンプレをコピー ・Slackで開催日時・開催場所を参加者に連絡 やることが…(地味に)多い…!! SharePoint内のファイルのコピペ、めちゃくちゃ面倒に感じるのは私だけでしょうか。全部やっても長くて15分。しかし自分にとって面倒な作業なので、結構ストレスがかかります。 Power Automateで自動化してみた ということで、自動化してみました。今回はSharePointやS

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  • Acrobat DCとA4プリンターで大きなポスターを印刷する方法

    連載は、Adobe Acrobat DCを使いこなすための使い方やTIPSを紹介する。第76回は、Acrobat DCとA4プリンターで大きなポスターを印刷してみる。 壁に張り出すために、資料やポスターを大きく印刷したいことがあるだろう。通常のA4サイズやB4サイズのプリンターでは物足りないが、A3サイズのインクジェットプリンターだと10万円近くするし、A1サイズだと20万円近くする。写真などの作品として展示するなら印刷品質が求められるが、そうではないならAcrobat DCと手持ちのプリンターで大きく印刷することができる。 1ページを複数枚に分割して、あとで貼り合わせるのだ。さらに、単に分割印刷するだけでなく、のりしろを確保したり、位置を記載したり、切取りガイドを用意することもできる。 まずは、印刷したいPDFを開き、印刷ダイアログを表示する。「ページサイズ処理」の「ポスター」をクリッ

    Acrobat DCとA4プリンターで大きなポスターを印刷する方法
  • ガス冷マシン完全自作編 ~その1~ (3/3)

    ■R12は特定フロン!? その問題とは、この除湿機に使用されている冷媒のフロンガスはR12という特定フロンだったのだ。特定フロンの何がマズイかというと…。そう、少し前から話題のオゾン層破壊ガスなのである。筆者のような素人が下手にいじくりまわしてガスを漏らしてしまうと、地球の生態系を破壊してしまうのである!! なんてこった!! 地球環境を考えリサイクル品を使用した(安かったのもあるけど…)中古コンプレッサーがオゾン層を破壊してしまっては末転倒だ。しかもR12は既に全廃されていて、まともなルートでは入手も困難なのだ。かわりに使えそうな冷媒はフロンR22だが、こちらも少量では入手しにくいうえ、もともと充填されているR12を回収するのが難しい。現在最も入手性の良い冷媒はR134aというフロンガスである。これはオゾン層を破壊しないため一般的に多用されているが、残念ながらR12用に設計されたコンプレ

  • 材料工学から情報工学への挑戦、さくらのパラレルキャリア研究者 (1/4)

    さくらインターネット研究所 研究員の熊谷将也氏は、大学院で無機材料工学を学び、現在は理化学研究所 革新知能統合研究センター(理研AIPセンター)の客員研究員としても研究活動を行う「パラレルキャリア(=複業)」の研究者だ。さくらインターネットへの入社時に、パラレルキャリアで働きたいと自ら申し出たのだという。 「材料工学」と「情報工学」という2つの領域を横断する学際的研究アプローチから、これまでになかった視点や創発のきっかけを生み出したいと語る熊谷氏。だが、2領域の研究テーマを追いかけるうえでは「葛藤もあった」と語る。そうした葛藤を乗り越え、いまどんなことを考えているのだろうか。 「パラレルキャリアの研究者」は想定外の働き方だった 熊谷氏は、2017年4月にさくらインターネット入社、同年6月にさくらインターネット研究所の配属となり、同時に理研AIPセンター 分子情報科学チーム(チームリーダー:

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    otori334 2020/05/19
  • Goならわかるシステムプログラミング

    Goで始める、すこし低レイヤのプログラミング入門。入出力、ネットワーク、メモリなど、現実の世界でプログラムが動くために必要な機能をプログラム言語Goを通して覗いてみよう。OSの機能とは何か、それをプログラミングでどう利用するのか、システムプログラミングの世界をプログラマの視点から眺めていく連載企画。 2017年06月21日 17時00分 プログラミング+ Go言語によるプログラマー視点のシステムプログラミング 第20回 Go言語とコンテナ 連載の最終回。この連載ではプログラムがコンピュータ上で動くときに何が起きているのかをGo言語のコードを通して覗いてきました。今回はその締めくくりとしてコンテナについて紹介します。 2017年06月07日 21時30分 プログラミング+ Go言語によるプログラマー視点のシステムプログラミング 第19回 Go言語のメモリ管理 ソフトウェアにとってメモリは不

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    otori334 2020/04/08
  • Minecraft with RTX国内初の体験会を開催、これはもはや別ゲーだ (1/3)

    NVIDIAがリアルタイムレイトレーシングに対応した「Minecraft with RTX」の体験会を都内で開催した。Minecraft with RTXは2020年公開予定のため、今回は開発版での試遊となる。これまで、YouTubeなどでその美麗な映像がお披露目されてきたが、国内での試遊はこれが初となる。 Minecraftで遊んだことがない読者のために説明すると、同ゲームは世界一売れているサンドボックスゲームで、プラットホーム合計では1億7600万以上の売り上げを記録したモンスタータイトルだ。ユーザー層も広く、子供からの人気も高い。NVIDIAによれば、GeForceユーザーが遊んでいるゲームの中では3番目に多い人気タイトルとのこと。 ユーザーが好きにカスタムできるいわゆる“Mod文化”も盛んで、なかでも「影Mod」と呼ばれる光表現に関係するModが人気だ。ここにNVIDIAとMic

    Minecraft with RTX国内初の体験会を開催、これはもはや別ゲーだ (1/3)
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    otori334 2019/11/22
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