タグ

ブックマーク / www.daiwa-can-ens.com (2)

  • 「電池切れ」とはどのような状態か?_No.3

    電池の延命の原理について理解を深めるため、まずは「電池切れ」について考えてみましょう。みなさん、「電池切れ」とはどのような状態かわかりますか?電池がカラになった状態だと思っていませんか? 実は、電池がカラ(ゼロ)になる状態を厳密に定義することは結構難しいのです。例えば、ある機器で使えなくなった電池が別の機器ではまだ使えたりしますよね。まだ他の機器で使えるのでは・・・と考えていくとキリがありません。また、電池には過放電と呼ばれる領域があります。ゼロを超えてマイナスまで放電してしまっている様な状態です。このように考えていくと、ゼロの線引きが結構難儀だという事がわかって頂けるでしょう。 結論を言うと、一般的に「電池がカラ」という状態は、「電池電圧が機器の動作電圧未満になった」状態の事です。下図を見てください。市販のアルカリ1次電池は電圧1.5Vと表記されていますが、電池を使用(放電)していくと、

    otori334
    otori334 2020/07/05
    “一般的に「電池がカラ」という状態は、「電池電圧が機器の動作電圧未満になった」状態の事”
  • リチウムイオン電池の充放電曲線とエネルギー効率について_No.5

    こんにちは。今回からはリチウムイオン電池の話をしたいと思います。大分前置きが長くなってしまいました。 リチウムイオン電池は充電と放電が可能な二次電池です。この二次電池の最も基的な性能を表現する方法として、図1の様な充放電曲線があります。充放電曲線とは、縦軸に電池電圧、横軸に充電状態をとって、同じ電流での充電と放電の状態推移をグラフ化したものです。充電状態はSOC(State of Charge)と表記され、仕様上の完全放電状態を0%、満充電状態を100%として表します。 この充放電曲線では必ず充電曲線が上(高い電圧)に、放電曲線が下(低い電圧)に位置します。これは、充電及び放電の通電電流から生じる過電圧によるものです。 前回のコラムでは(1)式をご紹介しました。 電圧降下(過電圧) = 内部抵抗 × 放電電流 ・・・(1) この時は1次電池の例を挙げていたので放電だけを考えましたが、今回

    リチウムイオン電池の充放電曲線とエネルギー効率について_No.5
    otori334
    otori334 2020/07/04
    “損失はヒステリシスによる”槽電圧が電池電圧より大きくなる現象はバトラー・フォルマー式で説明できる.それと独立した,充放電時に二重にかかるオーム損も損失に寄与する
  • 1