大学奨学金について時折議論している光景を見かける。個人的には「借りたものは返す」のが当たり前だと思っているし、奨学金制度があるおかげで家庭環境に左右されずに進学できるのは良い制度だと思う。「ローン」であることを批判する意見を見るが、もしこの制度が無くなってしまったら、生まれた環境で人生を左右されてしまう人も出てくるだろう。 そういうやりとりを見ていると、むしろ私は「そもそも大学が今後必要なのだろうか?」、いや、「誰にでも必要なものなのだろうか?」という疑問を感じてしまう。 人との対話能力を持ったコンピュータ秘書がいずれ現れる もちろん、今現在大学が重要であることは間違いないし、就職するにはまず進学しておいた方が無難だ。しかし、一方でコンピュータは進化し続ける。現在米国の一部のコールセンタ等ではIBMが人の言葉を理解するコンピュータワトソンにコールセンターの業務を代替させることを検証中だ。今