ソフトバンクのロボット事業子会社、ソフトバンクロボティクスが報道向けに配信した異例のプレスリリースが物議を醸している。 元ソフトバンクロボティクス社員で現GROOVE X社長の林要氏が、複数のメディアでロボットPepperの「父」「生みの親」「(元)開発リーダー」などと取り上げられていることについて、「(これらの)呼称を用いるのは明らかな誤り」という、辛辣なもの。しかも、リリース文はソフトバンクロボティクス社長の冨澤文秀氏の名を明記して送られているのだから、同社としても「重い」リリースだ。 林氏といえばソフトバンクロボティクス退社後、現在は家庭用ロボット事業を手がけるGROOVE X社の代表取締役を務めている人物。2017年12月には累計資金調達額が80億円に達したと発表している。 (関連記事:80億円調達を発表「ペッパーの元開発責任者」が挑む謎のロボット事業とは何か?) リリース文の中で