2019年は日本列島で自然災害が相次いだ。9月に上陸した台風15号で千葉県を中心に広範囲の停電が発生し、10月の台風19号でも各地で浸水が発生し停電が起きた。2018年9月には北海道胆振東部地震では北海道全域が停電したこともある。 水や食料に比べ電気に関する備えは忘れがちだ。停電への備えがないと、災害時の重要な情報源となるスマートフォンの電池切れが発生したり、自宅の照明がつかなかったりと不安で危険な生活を強いられる。停電時でも電源を維持する「デジタル備蓄」が重要だ。 筆者は学生時代に阪神大震災のボランティアに参加して以来、自然災害を想定したサバイバルに興味を持っている。デジタルデバイスやアウトドア関連のライターでもあり、以前より様々なメーカーのモバイルバッテリーや照明を比較検討してきた。以下ではそうした経験を踏まえ、モバイルバッテリーやソーラー発電パネル、照明など、デジタル備蓄で筆者が最強