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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kamimagi (10)

  • 中二病も文化(マナー)も行為の目的化と言う観点で同じ - モノーキー

    中二病はカッコイイ状況で使われたセリフや設定を見て、かっこ良さの原因がセリフや設定から来ていると誤認し、セリフや設定だけを似たようにすればカッコイイと感じるのではないかと思う勘違いだとするなら、それは文化に似ているのではないか。 例えば貴族だかのテーブルマナーにコップをつかむときに小指を立ててつかむと言うのがあるらしいが。 もともとは当時貴重だった香辛料をつまむ小指が、コップに付いた水滴で湿ってしまうと濡れ手で粟状態になり、必要以上に香辛料が小指に付着するので、それを避けるために編み出された方法らしい。 しかし香辛料が貴重でなくなると、その行為の合理的な理由を失い「昔からやってたから」とか「偉い人や信頼する人がやっているから」と権威やら習慣として、形式だけが残る。 中二病もそういう文化歴史にある昔は合理的だった行為が、行為の理由が忘れ去られ、行為そのものが目的化することで発生する

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    otsune 2011/02/09
  • 若い世代にも優れたオタクがいるのに、古いオタクからミーハーばかりだといわれる理由 - モノーキー

    ・しばらくぶりに少しだけ(オレにとって)まともな話。 つまり、昔のオタクが凄い人たちだらけに見えるのは、プロのオタクオタクの第一人者)になれた人の数が多いってだけで凄いオタの人数は世代を通して一定で少数派のような気がする。 じゃなきゃ、若い人の面白いオタク系サイトなんか存在するはずないし。 今回はそういう話。 webが衆愚化したって言説がでてくるようになったのって 大手テキストサイトの管理人とかがスカウトされてライターや小説家になれた時代が終わってからの話だと思う。 オタクも今のオタクはたまたまオタク作品が好きなだけのバカとか、ファッションの選択肢の一つでしかないみたいないわれ方をするようになったのはプロオタクが若い世代から生まれにくくなってからのように思われる。 昔のオタクが知識が多いように見えるのは要するにプロに成り上がった人が多いので、そういう風に見えるだけっていうの

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    otsune 2011/02/08
  • 『面白い=オレと同じ知識を共有している作者への共感』 - モノーキー

    ▼他の読み手を煽動するような政治的な感想で使われるおける『面白さ』は読み手の知識限界問題。 面白さというのは大抵は『オレの思想に沿っている』とか『オレの所持知識と同じ作者』という理由で使われることが多い。 オレが判る事しか、面白いと感じない問題。 じゃあ、お前の知識の外にある事は下劣で面白くないのかという 昔、欧米が俺らが経済的にも技術的にも勝っているから思想が優れていると思い込んでいたようなアレだな。 ただ、恵まれた環境に居たから偶然、人より一つ頭が図抜けられただけで 同じ環境に居れば、他の同等の知性や文化だって同様に成りあがれたかもしれなかったのだ。 科学技術文化様式の優劣は別なわけで。 文脈として可笑しいという意味で面白いとつかわず、優れているという意味で面白いと使う場合で作者に向けて口ずさむ時は 「オレと同じ思想を理解しているとか考えられる作者は賢しいなあ」

  • 「脳の右側で描け」の合理性/人は統合(編集)作業に創作感をおぼえる - モノーキー

    ◆まとめ 絵を描くというのは、岡持ちを手に持って口笛を吹きながら一輪車をこぐようなものだ。 だから、見たものを見たまま書く練習として、最初から実物をデッサンさせたり 人体の内部のデッサンとか練習させても、才能がなきゃ上達しない。 だって、最初から『岡持ちをもって』『口笛吹きながら』『一輪車をこぐ』という三つの作業を同時にさせようとするから。 この絵を描くという複合作業の要素を分解して、一つ一つ鍛えるのが「脳の右側で描け」のコンセプトなのかなと思った。って話。 絵が複数の情報を統合する作業であるように、人は情報の統合と峻別によって創作感をおぼえる。 自分の趣味や部屋のインテリアや、自分で(情報を調節して)エンコしたアニメ画像なんかに創作感をおぼえるのも、複数の素材を自分なりに頭を使って統合したからなのかもしれない。 関連:「脳の右側で描け」のワークショップで自画像を描いたよ:

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    otsune 2009/05/28
  • このクソブログめ(追記:半角で“Hentai”って入れただけで投稿できなくなる→海外対策か?) - モノーキー

    まともに更新もできねえのかよ。このブログは 今書いているエントリ(さすがイギリスクオリティ - モノーキー)が 投稿ボタンおしてもエントリが投稿も反映もされない。 アドレスとか規定の文字列を入れると投稿できないように弾かれるのかな。 追記。 原因は記事内に“Hentai”って半角の文字列が入っていたから

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    otsune 2009/05/10
  • 教養がニコニコ動画の代わりだった時代があったんですよ。 - モノーキー

    ▼永遠に喪われ続けるポストエヴァエヴァで『おめでとう』そしてAIRで『ゴール』した先の時代ってのは YouTubeだったりニコニコだったりブログだったりとかツールの時代なんだよね。 つーか、とうとう着ちゃったんだよね「圧倒的な楽園」に。  批評のインタラクティブ性と社会接続性が奪われちゃって。 「読みの理論」だけが残った、ともいえるかもしれない。 と、とにかく。ソーシャルブックマークの事を『KA☆RA☆SA☆WA @ マッシュアップ』とか呼べばみんなの溜飲が下ると思います! KA☆RA☆SA☆WA氏のブログを引用してた俺涙目。   ▼もう、世代共通の名作はやってこない?(ポストエヴァは高確率で生まれない、その代替としてのwebサービスSF1000冊読め、名作だけは押さえておけ、昔言われたのは、それが必要なソフトウェアでSF1000冊がインストールされてないと、特定

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    otsune 2007/06/19
  • モノーキー オタクの世代間に断絶がある理由はオタクが優越感ゲームだから。

    世代差ができる理由はオタクというのが権威主義(学術的アプローチ、歴史の堆積)ではなく優越感ゲーム(その場限りの悦楽=シニカル)で出来てるからに他ならない。 江戸時代の大衆文化が栄えた頃の考えとオタクが相性がいいのはそういう理由かもしんないね。 ▼「キャラクター小説」って読み方は優越感ゲームを権威主義から見た形に過ぎない 優越感ゲームを権威的に読み解けば「(テクストの悦楽という)形式を無視してて、断片的な読みにすぎないから来ならナンセンスだよなあ」って話になるからね。 さて『オタク=優越感ゲーム』という相対主義に俺の鑑賞法が権威だっていう絶対主義を持ち込んだから、惑星開発なんたらってのが一時期、バカなオタクどもに「そんなん余計なお世話だよ」って肩を叩かれたわけで。 オタクが惑星開発委員会や東浩紀のみこしを担いだ理由は「権威だから」ではなくて「ブームだったから」に過ぎない。 だか

  • クリエイター専門学校と自費出版商法の差がわからない俺。 - モノーキー

    ▼追記。どっちもプロになれそうなレベルや意欲の人を選別する試験が無い。 結局、まともなクリエイター商法ってのは、そのシステム上、売れてるブランドホルダーしかできないってオチではあるのか。 客を選べるほど儲かってない所は顧客獲得のために、甘い事しか言ってくれない。 売れてる学校(箔が付いた一流の芸大とか)なら試験で選別するけど、売れてないところは試験あっても全員合格とかだからなあ。 美大予備高とかってどうなんだろ。 小説家になれるかもよ、ゲーム会社に入れるかもよって煽るのと 書店に置けますよって煽るのってやっぱり違うんですかね? ま、共同出版よりアミューズメントメディア総合学院で勉強しようっていうオチだね! はてなブックマーク - モノーキー クリエイター専門学校と自費出版商法の差がわからない俺。 >同じく個人の夢をターゲットにしたビジネスだけど、個人に技術を教えるという教

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    otsune 2007/01/19
    KONAMIゲームスクールとかは新人研修を金取ってやって、仕事に向いていない子を退学させるという効率的なシステムだよな
  • ヒューマンインターフェイスとしてのギャルゲ。ルーチンワークの快楽。 - モノーキー

    東浩紀の文章を批評する日記 - [hakagix]Fate (via:はてなブックマーク - nisoku2のブックマーク) 「この娘を守りますか? Yes/No」 これで十分だ。無論、Noはバッドエンド直行。 Yesを押すしかない。そんなことはわかりきっている。 それでも、それまでの描写の積み重ねで、ここで「Yes」をクリックする時に、緊張する。「責任という快楽」を感じる。 それこそが、ノベルゲーム(あるいは恋愛ゲー)の質だ。 下の話は長いので要約すると↑みたいな話ってことでいいです。 ちょっと下の内容とは違うけど上の話の方が面白そうだし。 考えないで出来る、もしくは世界のルールがわかったら単調な作業を繰り返すゲームとかの快楽ってのは指先の感情移入みたいなモンなんだろうな。 たぶん指先が感情移入を助けてるとか感情移入を倍増させてるわけじゃなくて 感情移入に心地よさを

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    otsune 2006/09/27
  • いろいろなメモ。 - モノーキー

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