中二病はカッコイイ状況で使われたセリフや設定を見て、かっこ良さの原因がセリフや設定から来ていると誤認し、セリフや設定だけを似たようにすればカッコイイと感じるのではないかと思う勘違いだとするなら、それは文化に似ているのではないか。 例えば貴族だかのテーブルマナーにコップをつかむときに小指を立ててつかむと言うのがあるらしいが。 もともとは当時貴重だった香辛料をつまむ小指が、コップに付いた水滴で湿ってしまうと濡れ手で粟状態になり、必要以上に香辛料が小指に付着するので、それを避けるために編み出された方法らしい。 しかし香辛料が貴重でなくなると、その行為の合理的な理由を失い「昔からやってたから」とか「偉い人や信頼する人がやっているから」と権威やら習慣として、形式だけが残る。 中二病もそういう文化や歴史にある昔は合理的だった行為が、行為の理由が忘れ去られ、行為そのものが目的化することで発生する