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ブックマーク / qune.jp (19)

  • 大人なんだから階乗を再帰で書くのはもうやめようね,という話

    屋で『Code Complete』を見かけたので,買って読んでいます。それなりにプログラミングの経験を積んでいる向きにとって,新しく得るものは少ないかもしれないけれども,迷信じみたコーディング作法の根拠とそれに対する対応を考え直すにはいいだと思います。 一方,C++ であれ Java であれ C# であれ VB であれ,プログラミングを始めて「ようやく自分もそれなりに書けるようになったぜ」と思い始めた向きは,一読しておいた方がいいと思います。というのも,プログラミング言語の文法や構文を知っていることと,コーディングの作法を踏まえて,きれいで安全なコードを書けることは,まったく別の話だからです。美しくて丈夫なプログラムを構成するために,どのようなことに気をつければいいのか。あるいはどのような予防法/対策法が考えられるのか。書では,ソフトウェエアエンジニアリングにおいて,これまで議論さ

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    otsune 2010/06/19
  • 『美味しんぼ』を読んで試したことのある料理ランキングについて

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    otsune 2010/02/19
  • 動的型付け言語と型安全の話

    型は書かないだけでそれなりに意識しなくちゃいけないわけで,そこら辺が文脈を読むというか,空気を読むというか,そういうお作法と重なるところがあるんじゃないかと思ったり。 で,どういうわけだか,この話を読んだ知人から「具体例を示さんとわからん」といったご指摘を頂戴。少し凝った話なんですけれど,具体例を挙げてみます。 OOP にはデザインパターンつのがあって,その中に Strategy というパターンがあります。どういうもんかというと,C++ で書くとこういうもん(あまり厳密ではないけれど)。 #include <iostream> class Calculator { protected: Calculator() throw () {} public: virtual ~Calculator() throw () {} public: virtual int calc(int rhs, in

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    otsune 2009/11/19
  • 読書メモ - プロマネが絶対に口にしちゃいけない言葉いろいろ

    『アート・オブ・プロジェクトマネジメント』を読み終わって,プロマネが口にしてはいけない言葉なるもんが紹介されていたので,ちと紹介します。 人格攻撃や論理性を失った議論のことで,「アド・ホミネム」というんだそうです。書では,あまり実例が紹介されていなかったので,参考サイトとして紹介されていた「Conversational Terrorism: How NOT to Talk!」から少しだけ。全訳しようかと思ったんだけど,多すぎて無理だったから,面白そうな実例だけ超訳。 おそらく,誤訳あります。 OVER YOUR HEAD: お前にゃ分からん: "I'd like to respond to that, but taking into account your background, education, and intelligence, I am quite sure that you

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    otsune 2009/11/05
  • 勝間氏はいつから臨床家になったのだろうか

    こちらから。del.icio.us のタグに psychology ってのがあってウケた。グッドジョブ。 そして、例えば自分は勝間よりもいい言葉を知っているし、コラムを書く能力があるのに、その機会がない、自分の能力が認められていない、という無意識の不満があり、それが相手(私)に対する批判という形で表れるのです。 (snip) これはすなわち、「自分の専門知識を相手にわからせたい」という承認欲求の裏返しなのでしょう。 私はこのことにうすうす気づいていましたが、自己承認欲求の裏返しだと言葉にしてもらってから、すっきりしましたし、それを自覚することで、必要以上に攻撃的になることを避けられるようになったと感じています。 一昔前のぶろごすふぃあで,専門家でもないのに,やたらと人の精神分析やら性格分析をするトホホな人がいたんだけれども,勝間氏もその道に進んでしまうのだろうか。 他人の「承認欲求」を指摘

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    otsune 2009/11/05
  • 「ダーウィンが来た!」の方程式について

    NHK の動物番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」を毎週見ているんですけれど,毎回赤ちゃん,というか次の世代で終わるんだなー……と,気が付いたのでメモ。それだけなんですが。 「ダーウィンが来た!」の構成は,覚えている限りで言うと,大体こんなもんだった気がします。テーマによって多少前後はするけれど。 導入:テーマになっている動物の特徴にクローズアップ。 そうした特徴を持つにいたった学的な理由付け。 :狩りの方法とか(前掲特徴と絡めて)。 住:普段の生活。群れを作る動物の場合は群れの構造とか(前掲特徴と絡めて)。 天敵:身の守り方。厳しい自然。 性:いわゆる「恋の季節」という発情期について。 赤ちゃん(次世代)誕生。 これって,動物ドキュメントの編集手法として確立しているんだろうか。「ダーウィンが来た!」だけでなく,他の番組もこんな感じだったりする。 おそらく,次世代の誕生で終わるっての

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    otsune 2009/07/04
  • 空気読む Perl 空気読まない Java

    とのこと。ここで,PerlJava は動的型付言語と静的型付言語の代表を挙げただけなので,RubyC++ でもいいし,JavaScript と C でもよかったりします。あたしんとこの職場は,普段 C++ でプログラミングしているので,LL にはやや冷たいところがあったりします。それにもかかわらず,上の至言。自虐っぷりが笑える。 ここで,『プログラミングRuby』の話がなんで出てきたのかというと,書に動的型付言語の話があって,それが話題になったからです。 もうお気づきのことと思いますが、Ruby では変数やメソッドの型を宣言しません。すべては何らかのオブジェクトです。 (snip) 大半の言語では静的な型システムが採用されていますが、それによってプログラムのセキュリティが実際に向上しているかというと、実はそうでもないのです。例えば、Java の型システムが信頼できるものだとし

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    otsune 2009/06/16
  • なぜ,某大手 IT 系商社で働くと技術職でも3ヶ月で経営を語り始めるのか?

    技術的な話よりも経営の話の方が身近(技術ネタをこしらえる土壌がない)。 派閥やグループのような「見えやすいモノ」が経営ネタと直結している。 そもそも経営ネタは床屋談義にしやすい。 床屋談義が許される場ってのは,実は下部組織の人間を動員するのに利用されることがある。目安箱的なガス抜きの場を提供することで,集団への帰属意識が醸成されるんでねいか,と。事実,あたしが知っている人はいくら大上段に経営を語っていても,ちっとも偉くならない。それだけ語れるなら,それなりの地位にいてもいいはずなのに。「経営を語れる」という環境はかなり強力なようで,そんな環境でも彼は自らの職務上の地位について疑いを持っていない(ように見える)。某社の人を見ていると,みんな社長さんや常務さんのような語り口なんだけれども,実際,社長はひとりだし,常務も社の中で極限られた人間だろう。このギャップが見えないのだろうか。「志村ぁー!

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    otsune 2009/03/22
  • PHPer はある意味ソフトウェア開発の最先端にいるという話

    彼らは、プログラミングに関わる諸問題を科学的に研究してきているコンピューターサイエンスに対して、リスペクトも関心も払わず、対象の問題内容もろくに理解しせず自ら正しいかどうか確認する事もなく、表面的にとりあえず目的さえ果たせる(と思えれば)いいという発想で、適当にコピペでコーディングして、『あ、動いた。おk、出来た』と言うノリ。 あはははは。たしかにそういうノリは感じる。 PHP の開発者さんは,どちらかというと,ソフトウェア・エンジニアリング方面からではなく,Web デザイン方面から首を突っ込んでいる人が多いようで,スクリプティングも Web デザインの文脈で捉えられているところがあるんじゃないかと思ったりする。こゆノリって,例えば HTML/CSS の処理系(レンダラ)に深く触れない(触れられない)まま,「こう書いたらこう表示されました」と結果だけ見せるのに近い。こゆのがたまりにたまって

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    otsune 2009/03/22
    「ソフトウェアエンジニアリングの最先端」を維持するために、間違ってたり古かったりする情報はobsoleteだと分かるような指摘と訂正は必要だよなぁ
  • 刑事法の実質化話とかもううんざり

    昔は一方的な情報でスキャンダル報道をしたが、三浦和義が起こした大量の名誉毀損訴訟でメディアが連敗し、強制捜査が行なわれるまでは犯罪者扱いしないというルールが確立した。これ自体はいいことなのだが、こうした原則を拡大すると、非公式の情報による調査報道はほとんどできなくなり、警察が立件した事件に報道が集中する結果になる。 こういう話に憲法を持ち出すのはアレだけれども,強制捜査が行われたって,当は犯罪者扱いしちゃいけないのが憲法のタテマエなわけで,対国家の関係では,有罪判決が確定するまで無罪推定の原則が働いている(日国憲法31条,国際人権B規約14条2項)。で,こういった原則に対するコンプライアンスについて,メディアや私刑を実施する連中がどう考えているのか,あたしゃ学生の頃から非常に疑問に思っていたりします。それこそ,「強制捜査が実施された」といった「形式的な事実」でもって,「形式的な正義」を

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    otsune 2009/02/25
  • Amazon マーケットプレイスは(一部)BOOK OFF エージェント

  • 暇な人はやってみるといいプログラミングの万能練習法

    練習メニューだけ考えてみました。どんな言語にでも使える万能メニューです。あたしゃ暇じゃないのでやりません。手順は以下の通り。 使いたい言語を選択する 書きたい POSIX のコマンドを1つ選択する man 等を読みつつ,仕様を頭に入れる 設計 コーディング テスト(納得いくまで 5 と 6 を往復する) C の場合はソースを読んで答合わせ(※正しい答とは限らない),C じゃない場合はもっといい実装はないか考える(これはちょっとキツいか) 終了(POSIX のコマンドがまだ残っている場合は,2 に戻る) 言語によっては簡単に終わっちゃったりするかもしれないけれど,なかなかいい練習メニューじゃないでしょうか。この練習メニューのいいところは,コーディングの練習になるのと当時に以下の特典が付くことです。

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    otsune 2007/01/23
    usr.binをPerlやRubyで置き換えるとかのネタがあったな
  • 特定の人数に読まれたら消える切ない記事のアイデア

    先月くらいから切ないウェブサービスというのは考えられるんだろうか,とボチボチ思っていて,やっぱり記事が消えるのは切ないよな,と思っていました。発端になったのは,こちらの話。 当時ある少年が、自作の掲示板を自身のサイトに置いていた。 その掲示板の面白いところは、(今では珍しくないけれど)好きな場所にコメントを貼ることが出来るというところと、時間が経つとそのコメントがどんどん薄くなっていって、最後には消えてしまう、というところ。確かjavascriptで作ってたと思う。 面白いものを作る人がいるなあ、と良くその掲示板を見に行ってたんだけど、ある日その少年のお母さんの書き込みで、少年が事故で亡くなった事を知った。僕はネットで亡くなった方を初めて目の当たりにしたこともあって、とてもショックを受けた。 友人、ファンなどから掲示板に寄せられる大量のお悔やみコメント。 そのコメントひとつひとつに一生懸命

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    otsune 2006/12/11
  • JavaScript メモ - 特定の要素のスクロールバーを遷移前と遷移後で固定する

    まぁ……滅多に書かない JavaScript なんですけれど,書く機会があったのでメモ。 何かメニューみたいなもんを作るときに,ラジオボタンやチェックボックスをクリックしてもらって画面を遷移させることがあります。例えば,こういうもんです。 ここでは外見しかないからクリックしても動かないけれども,こういうメニューを使って CGI なりなんなりを呼び出そうというわけです。onClick イベントを使って submit() を呼ぶんですね。で,こういうスクロールバーがあるメニューでは,特に自分を呼び出し直したりした場合に,スクロールバーが上に戻ってしまいます。これは少し不自然だし,なんとかしたいところ。 こういうのって,みんなどうしてるんだろうと思って,あちこち探し回ったんですけれど,コレといった紹介はあまりありませんでした。というわけで,作ったものを書いておきます。 早速紹介すると,こんな感じ

  • オタクの実存と「萌え」の話

    『〈美少女〉の現代史――「萌え」とキャラクター』をつらつらと読了。半年くらい前に「qune: 箱男のリアリティに見る透明な視線」というエントリを書いたんですけれど,ササキバラ氏にいわゆる「透明な視線」は,やはり『箱男』的なモチーフがあったんだと確認しました。個人的には勘があたって嬉しいんですけれど,半年前にエントリを読んだ方は,「何を今さら」な感想があったかも……。 一応,該当箇所を引用しておきます。 自分が他人から「見られない」ということは、自分が「透明な存在」になっていくことにほかなりません。 見るという自意識は存在しても、他人からは見られない。そういうとき、たとえば安部公房の「箱男」という小説のことが思い出されます。 (snip) まんがの中では,八〇年代以降のエロまんがに、そのような感覚が明確に表われています。これらの作品には、多くの美少女が登場し、性行為のシーンも頻繁に描かれます

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    otsune 2006/06/04
    >あたしゃ中学の頃,「男子3名以外全員女子」という悪夢のような美術部にいたもんで(※悪夢だったのです)
  • SBM 文化としての「これはひどい」

    SBM(Social BookMark)のベータサービスがあちこちで始まったようで,いくつか見てみました。 あたしは,シンプルでつながりも緩めな del.icio.us が好きなんですけれど,国内で人気があるのは,やっぱりはてなブックマークのようですね。自分の SBM の使い方も,はてブを使わせてもらっていたときの体験が原体験になっている感じがします(コメントはあえて入れないことにしたけれど)。 原体験というと,baqoo のヘルプページを読んでいたところ,タグの説明に「これはひどい」が……。 ヘルプページの例(一般的なタグの例)として載せるもんなのか?と思いつつ,ニヤニヤしてしまいました。もう SBM 全体の文化になっているんでしょうか。ベータ版だから関係者さんのタグが露骨に出ちゃっただけなのかな……。 ともあれ,SBM は基的な機能が単純なだけに,やたらと仕組みを複雑にするよりも,使

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    otsune 2006/05/25
  • 取り巻きで布教するという話

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    otsune 2005/12/08
    そりゃ「ジャズ好きなオレってセンス良いでしょ?」とか「パソコン詳しいオレって頭良いよね?」というウザいキャラ作りが鼻に付くからでは。趣味による無意味なキャラ立てはウザい
  • 比喩の作法

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    otsune 2005/07/01
    結城、AoiMoeさんのコメント見てね>この点について突っ込んでいる方が見あたらないのはなんでなんだろう……
  • 「中二病」のこと

    なんだそうで……(参考:「中二病とは」)。 もっとも,この言葉,あちこちで色々な意味で使われているようで,この意味だけが「中二病」だとは言い切れない感じがします。いや,意味が違うというよりは,根っこは同じだけれど重心の置き方が違うといった方が正しいかもしれません。はてな以外の説明に見られる大方の捉え方は,「大人ぶって他人の価値観(特に体制)に対して嫌悪ないし反発する思春期特有の行動」といった意味付けが多勢なんでしょうか……。「中学2年生程度の屁理屈」なんてのは巷にいくらでも転がっているわけだし,敢えて「中二」という言葉を使うのなら,こっちの方が意味があるような気がします。 実例として,あたしの中学時代を挙げてみると,校内に「Van Halen ダセェ……Nuno Bettencourt マンセー!」みたいな雰囲気が(一部に)ありました。これってよく当てはまっているんじゃないでしょうか。その

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    otsune 2005/04/12
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