WikiLeaks.org に限ったことではないけれども、既存の権力、あるいは主流派に対して闘争や批判を仕掛けることで「時代の寵児」として持て囃された個人、あるいは組織が、後になって転落する事例が少なくない。興味深いのは、その過程で下半身がらみの問題が出てくるケースがいくつもあること。 なんていうことを書くと、「それは世界を闇で操る陰謀組織が冤罪によって陥れたのだ」と吹かす人が出てくるのはお約束だけれども、それについては真偽の程を確認できないので措いておく。そもそも、そんな簡単に存在が、あるいは陰謀がばれてしまうような組織が、世界を闇で操ることなんてできるのか、という突っ込みもあることだし。 さまざまな事例を観察してみて思うのは、闘争や批判を仕掛ける側が調子に乗りすぎて、自分で墓穴を掘っている側面があるのではないかなあ、ということ。 「権力の監視」という建前があることでもあり、権力に対する