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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/jyoshige (19)

  • 公務員の賃金をいくら引き下げても構わない理由 - Joe's Labo

    お馴染み、国家公務員一般労働組合のサイト“すくらむ”がアクセル全開で飛ばしている。 例のごとく長文だが、要約すると実にシンプルだ。 「俺たち公務員の賃金を下げると、消費が下がって景気が悪くなるぜ」 民間の人にはあらためて説明する必要も無い常識ではあるが、人件費の原資というものは 有限であって、まずは稼がないといけない。稼げない分際で要求したって無いものは無い ので払えない。だから普通の民間人はこういうみっともない要求はしない。 逆に言えば、公務員の労組がこういう要求を臆面も無く出してくるということは、 そういったコスト意識が皆無だという裏返しだろう。 ただし、実は彼らの主張にも一部の理はある。 恐らく、彼らが怒っているのは「なんで震災と直接関係ないのに、我々の賃金がカット されなければならないのか」という点だろう。 それは正しい。少なくとも公務員のせいで地震が起きたわけではないし、原発事故

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    otsune 2011/05/18
  • 天下りが無くならない理由 - Joe's Labo

    天下り廃止は、民主党から共産党まですべての政党が掲げる目標だ。 有権者の支持、(官僚以外の)実務者層の支持もある。ある意味、これほど争点のない 政策目標も無いはずだ。 にもかかわらず、なぜ天下りは90年代から一向に無くならないのか。 それは「天下り廃止=日型雇用の完全否定」となるためだ。 入省年次による職能給を 全廃して、職務給ベースに切り替えつつ、各ポストは流動化して抜擢・降格を実施する。 専門的なポストについては大学、シンクタンク等からのヘッドハンティングも進め、人材の 最適化を図る。 要するに、僕が普段言っている雇用流動化を霞が関の中でまずやってみてね、ということだ。 こうなると途端にハードルは跳ね上がってしまう。 これが、天下り廃止をやるやると言いつつ誰も出来ない理由である。 ただし、天下りを辞めさせるだけでいいならもっと簡単な方法はあって、出世の芽の無くなった 官僚をラインから

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    otsune 2010/08/13
  • 祝・新卒バブルの崩壊 - Joe's Labo

    文藝春秋7月号、パナソニック大坪社長の「わが打倒サムスンの秘策」がなかなか 興味深い内容なので一読をおススメする。 特に興味深かったのが、同社の新卒採用方針について触れた部分。 来年度新卒採用1390人のうち海外採用1100名というのは既報だったが、290人の国内枠 というのは日人枠というわけではないらしい。 日国内での新卒採用は290人に厳選し、なおかつ国籍を問わず 海外から留学している人たちを積極的に採用します。 このことは、現在の就職氷河期が一過性のものではなく、もはや永続的なものだという ことを示している。リーマンショックと共に円安バブルも崩壊し、それまで辛うじて 維持できていた日型雇用が詰んでしまったので、とりあえず入口から切り替えますね ということだ。景気回復しても国内の雇用は大きくは増えないだろう。 もっとも、これは日人として喜ぶべきことだ。なぜって? 「自国企業がよ

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    otsune 2010/06/15
  • 保育所の規制緩和はすぐに実現可能な少子化対策 - Joe's Labo

    30代の友人と集まると、決まって話題となるのが保育所の件だ。 僕の周囲にも、大企業に勤めているにもかかわらず、保育所が無いor高額の負担に 耐えられないので二人目はNGという夫婦は結構いる。 昨日twitterで教えてもらったが、都内の無認可だと10万近くするケースもあるらしい。 こうなるともはや子供手当どころの話ではない。 さらにおかしいのは、認可保育所のフルタイム勤務優先という要件だ。 これでは、休職制度が充実していて、復職が保証されている一部の大企業と公務員だけが 公立の認可保育所に優先して入れることになる。 結果、そういう人たちに税金が最大限使われ、中小企業や非正規雇用の人は自腹で高い金 出して無認可に行く羽目になる。 要するに、「正社員で終身雇用」という、もはや形がい化した雇用形態に基づいて 制度設計されているため、そこから漏れてしまった人に支援が回っていないわけだ。 たとえば、

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    otsune 2010/06/07
  • 対症療法で問題は解決しない - Joe's Labo

    ポスドク採用480万の大盤振る舞いが早くもこけているらしい。 さんざんあちこちで書いてきたことなので繰り返さないけれども、問題の質は日企業の年功序列体質にあり、 22歳のピチピチの男の子が大好きだという点にこそある。 そこにメスを入れずに金ばらまいたって意味が無い。というより、文科省は自分で採ればいいだろう。 そしたら予算使わずにすむじゃないか。「博士なんて採れないよ」というのであれば、採れない理由を 考えるといい。それが問題の質だから。 とりあえずこの失敗により、若者には「博士過程なんて行ったら500万積んでも就職できないらしい」 というメッセージを、世界には「日はドクターを採用しない変な国だ」というメッセージを送って しまったわけだ。こんなんじゃ留学生も増えませんよ。 そしてもう一つがコレ。 企業の新卒至上主義に対し「卒業後3年間は新卒扱いにしてね」という提言である。 こちらは

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    otsune 2010/04/01
  • 公教育から生み出せる人材は、社会のニーズとずれている - Joe's Labo

    今週、アゴラで中学受験の是非が話題になっていた。 中学受験にかぎらず、日教育制度にいろいろと課題が多いのは事実だ。 東大出てみて個人的に思うのは、受験勉強ってほとんどまったく役に立ってないなということ。 しかも4年間遊んでるから、入学時を頂点としてそこから教養もインテリジェンスも下がり続ける。 大学まで一生懸命詰め込むだけ詰め込んで、4年間ぼぅーっとするシステムは実に無駄だ。 最近、とみにそう思うようになったのは、欧米の大学院で学んだ人(国籍問わず)と会う機会が 増えたからというのが大きい。 たぶん18歳時点の知識量では、普通の東大や一橋の学生は彼らに負けてない、というかむしろ 勝っていると思うのだが、30歳過ぎた今だと結構な差で負けている気がする。※ 大学生活+20代の間に、決定的にまくられてしまっているわけだ。 まあ商社なんかでは頑張っている人も多いのだけど、大手のインフラなんかに

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    otsune 2010/02/13
  • 「産めよ増やせよ」は長続きしない - Joe's Labo

    イランが独身女性の一部国営企業での就労を制限しているそうだ。 近年、出生率が急激に低下したため、「はやく結婚して道徳的・宗教的義務を果たせ」 ということらしい。社会の成熟度は、女性の労働環境を見ればすぐにわかる。 封建的社会から女性の社会進出が一定程度進むと、出生率や既婚率が低下する傾向 がある。男女の役割分担がボーダレスになり、結婚や出産の機会費用が高まるためだ。 改革の方向性としては、共働きや就業支援などによってそれらのコストを下げるしか ない。つまり、ボーダーレス化をさらに強力に進めるわけだ。 雇用について言えば、やはり流動化を進め、封建的家族モデルを薄めることになる。 キャリアに1,2年穴が空いても後からいくらでもリカバーできる制度に変えていく こと、休職後も復職しやすくすること、そして、男性も育休を取れるような仕組み にすることだ。 北欧諸国は上記のような施策によって出生率の反転

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    otsune 2010/01/07
  • ルポ@事業仕分け - Joe's Labo

    複数の人から「アレは見ておいた方がいい」とアドバイスされたので 例の事業仕分けを見学してきた(16日午前)。 というわけで、以下簡単にルポ。 場所は市ヶ谷にある財務省の研修センターだ。 なるほど、こんなところにも財務の仕切りを感じてしまう。 「全然普段着でいいですよ」と言われたのでジーンズにミリタリーパーカーで 行ったら過激派かなにかだと思われたのか、厳重にセキュリティ検査をされる。 会場(というか体育館)は3会場に別れ、それぞれ同時並行で進められる。 僕が見学したのは午前の三つだ。 (1)高年齢者職業相談室運営費 (2)関空補給金 (3)キャリア教育※ 入り口で渡されるイヤホン無しでもいいが、中には小声の人もいるので、付けた方 がいい。 最初の仕分けでは、厚労省が矢面に立たされる。財務省スタッフの論点説明の後、 委員がてきぱきと質問をぶつけていく。 「ハローワークとの違いは?」という質問

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    otsune 2009/11/18
  • 優秀な人材が日本にこない理由 - Joe's Labo

    知り合いに香港に転職した人間がチラホラいるので、そんな気はしていたのだが 既にアジアの一流の人材は日ではなく、シンガポールや香港を目指すらしい。 「優秀な人材に来てもらうにはガラスの天井をどうにかするしかない」というのは その通りなのだが、ガラスの天井というのは何もナショナリズムや排外主義ではなく、 要するに終身雇用のことだ。 彼ら外国人に「日で骨を埋めろ、滅私奉公しろ」というのは酷な話で、選択肢の 広い優秀層には相手にされない。たとえば、中国人留学生なんて、日人学生とは 比較にならないほどアグレッシブな質問をぶつけてくる(しかも優秀な人材が多い)。 「初任給はいくらですか?」 「ええと、330万円くらいかな」 「そうですか…ではいつになったら一千万円に行くのですか?」 「たぶん、15年くらい真面目に働いて、運よく課長に昇格できたら行くと思うよ」 もうこの時点でたいがいの優秀層は来な

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    otsune 2009/10/20
  • 国債問題は世代間格差の問題だ - Joe's Labo

    東洋経済の今週号、扉ページで慶應の池尾先生が興味深いことを書かれている。 【以下要約】 国債がこれまで低金利で順調にさばけてきたのは、純金融資産の五割を使って 民間が保有してくれているためである。残りの五割にしても、公的年金などが 保有しているわけだから、大部分を国民が保有しているという計算になる。 だが高齢化が進む中、いつまでも貯金として寝かされたままになっている保証は ない。誰かが国債を売るには、別の誰かが買うことが必要だ。 極端な話、ある日みんなが現金を必要とする状況になっても、 それは既に存在しないかもしれない。 そんな事態にならないとしても、このペースで国債を刷り続ければ、10年もしない うちに国内に買い手はいなくなるから、同じ状況が出現することになる。 たまに、内国債だから心配ないというようなことを言う人がいる。 それは借金の借り手と返し手が同じならそうだろう。自分で使い道を決

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    otsune 2009/10/16
  • 野村證券には初任給350万と1,000万の2種類いるらしい - Joe's Labo

    週刊SPA今週号を読んでいて思わず笑った記事がある。 金融業界特集で、野村證券の新人についての話だ。 ご存知の通り、今年の野村の新入社員には、野村證券から内定をもらった人と、 旧リーマンブラザーズから内定をもらった人の2種類が存在する。 で、問題はそのお給料なのだが、後者は前者の三倍もらっているらしい(笑) しかも初任給1000万超なのに家賃補助まで100%支給されるとか(野村は寮のみ)。 待遇差に野村側の社員が不満を持っているという話はちょくちょく聞くが、 まさか新人でもこれだけ差がついているとは思わなかった。 「2年間は待遇を維持する」という条件で買収したため、内定者の新人も旧規定が 適用されたのだろう。 もっとも、野村自体は「リーマン側に人事制度をあわせる」と明言しているから、 フレーム自体が見直されることは無いだろう。営業部門など数値に直結しやすい 部門を中心に完全な年俸制に移行し

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    otsune 2009/10/11
  • トヨタ労組 as No.1 - Joe's Labo

    先週号なのだが(書こうと思って忘れていた)週刊新潮で面白い記事を見つけた ので紹介。 ご存知、トヨタ労組出身の直嶋経産相。 昨年、新宿の億ションをキャッシュで買ったらしい。 この人、労組の専従職員⇒自動車総連と、典型的な労働畑一筋のたたき上げである。 こういう人が、ローン組まずに億ション買えちゃうわけだ。 中小企業の社長さんよりは、よっぽど資産家だろう。 さらに記事は、恐らく人がもっとも触れて欲しくない点にも触れている。 秘書はトヨタから派遣されているそうだが、その給与はトヨタ自動車労組及び 全トヨタ労組連合会から献金されている(第一秘書で月41万円、第二秘書で33万円)。 以上の点からわかることは二点。 まず、大手の労組はけして無産階級ではないということ。 「労働者vs経営者」の間にデジタルに線を引くのは間違っている。 そして、二点目は、少なくとも大手の労使は事実上一体であるということ

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    otsune 2009/10/02
  • 外国人には年功序列が不思議らしい - Joe's Labo

    そういえば先日、台湾の商工週刊というメディアの取材を受けた。 テーマは、日の失われた10年(実際には15年、20年になりそうだが(泣)) の間の雇用スタイルの変遷について。 内容については、ここで改めて語る必要もないと思うので書かないが、いくつか 面白い点に気づいた。 まず、説明に時間を要したのが「年功序列」という概念だ。 以下、だいたいこんなニュアンス。 「なぜ新人が一番安くて横並びなのか?」 「勤続年数に応じた処遇だから。後から少しずつ上がっていく予定だ」 「そんなもの、経営環境や景気によるから保証なんてないではないか。そんな いい加減なもので優秀層など採用できないだろう」 台湾については良く知らないが、土がアメリカ以上に徹底した実力主義なので (共産主義なのに!)少なくとも文化的に文字通りの年功序列はないのだろう。 そして意外だったのが“派遣会社”だ。 どうも最初はコンサルの一種

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    otsune 2009/08/04
  • 崩壊するテレビ局の日本型雇用 - Joe's Labo

    テレビ局というのは、非常に古い年功序列制度を持っている。 中でも制作現場というものは、ああいう業界特有の徒弟制度的な古さも加わって、 そりゃあもう若者泣かせの世界らしい。 「城さんは『若者はなぜ3年で辞めるのか』なんて言われてますけど、 制作会社なら3年続けばいい方ですよ」 なんて言われたこともある。 もっとも、花形業界なのでなり手はいくらでもいたし、そんな中からたたき上げて 制作会社を立ち上げる猛者もいたりと、それなりに夢のある業界ではあったようだ。 ただ、最近はそうでもないらしい。 要するに、テレビ自体に以前ほどの魅力が無くなったのだろう。 まだまだ影響力は大きいとはいえ、激務薄給に甘んじるのは割に合わないというわけだ。 そういう意味では、 「人生の意味を考えない」のではなく、「冷静に考えたらやってられない」 というべきだ。 というか、激務薄給でキャリアパスの見えない仕事の意義ってなん

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    otsune 2009/07/07
  • 孫は祖父より1億円損をする - Joe's Labo

    世代間の受益と負担の格差を計算し、世代間格差を浮き彫りにする世代会計について解説。 「モノ言う若者の会」と今後発表予定の若者マニフェストの話も一部登場している。 (正確には、マニフェストはいくつかの団体の合同なのだが) ある程度、こういった問題について興味のある人には だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方 をお勧めしたいが、入門書としては書を幅広くお勧めしたい。 著者の言うように、問題の存在をしるきっかけになるはずだ。 内容については、バブル崩壊以降、日全体が痛みを伴う改革の代わりに、主に国債に 頼って次世代にツケを廻し続けた現状が延々と続く。 これでもかい、というほど続くが、事実なんだからしかたない。 そして受益と負担の格差は、今後生まれる世代と現在の老人との間で1億円近くにまで 拡大するとする。 ツケ回しの代表例は、04年の年金制度改革だろう。

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    otsune 2009/05/15
  • 労働者を受け入れるということ - Joe's Labo

    日、テレビタックルに録画インタビューで出演予定。 テーマは移民だ。問題の構造については以前書いたとおり。移民議論の前に労働市場の 流動化、効率化が必要だという話。 さて、直接移民問題とは関係ないのだが、外国人労働者に関する書籍を一冊紹介。 労働問題を考える上で、示唆の多い一冊だ。 移民にしろ出稼ぎ労働にしろ、受け入れ側には一定のコストが発生する。出稼ぎ労働者の 未就学児童など放置していた日も、帰国費用の負担など一定の配慮はみせている。 そういうコストを一切切り捨てた国がロシアだ。 02年、ロシアは旧ソ連邦諸国の労働者が合法的に就労する手続きを意図的に厳しくし、 結果的に彼らが不法就労せざるをえないように法改正した。 理由は、彼らに社会的なインフラを与えないためだ。 ロシアに滞在する出稼ぎ労働者は1500万人以上、なんとその9割が不法就労である。 あのアメリカで不法滞在がだいたい一千万人

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    otsune 2009/05/14
  • “35歳”を救え~あすの日本 未来からの提言 - Joe's Labo

    昨夜のNHK総合『“35歳”を救え~あすの日 未来からの提言』について。 団塊ジュニアの現実を率直に取り上げた良い企画だったように思う。 特に注目すべきは、過半数の人が、今後給料が上がることは無いだろうと実感している点。 90年代までなら、主任(係長)⇒課長⇒部長と出世していくことで基給を上げる流れに 加えて、職級がそのままでも、昇給で緩やかに基給の上昇が期待できた。 だから、その頃には50代でヒラでも、若手の課長以上に支給されているおじさんが多かった。 だが、もうそれはない。ほとんどの企業は30代以降での昇給を抑制しているから、 課長部長の出世魚コースに乗れなかった人(40歳あたりでは約7割に上る)は ほとんど横ばいの給与で余生を捨扶持で飼われることになる。 別に誰が悪いわけでもない。人件費の原資が増えなくなったのだからしょうがない。 成長率が落ちるとはそういうことであり、「もう成

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    otsune 2009/05/08
  • たった1%の賃下げが99%を幸せにする 雇用再生へのシナリオ - Joe's Labo

    新刊の紹介。 『たった1%の賃下げが99%を幸せにする 雇用再生へのシナリオ』 来週頭頃には書店に並び始めると思われる。 ベースとなっているのは、07~08年にかけて週刊東洋経済に連載したもの。 単行にまとめる作業に加え、連載終了後の半年の間に社会・経済情勢が激変したため、 あれもこれもと筆を加えているうちに09年になってしまった。 まあ、その分かなり濃ゆい内容に仕上がっていると思われるので、問題意識のある方には 読み応えのある内容だと思う。 【強くオススメしたい人】 ・卒業時期で人生が決まるのはおかしいと感じている氷河期世代の人 ・男性社員との間に『ガラスの天井』を感じている女性 ・同じ仕事内容なのに、正社員との給料較差に疑問を感じている非正規雇用の人 ・硬直しきった人事でポストが空かず、閉塞感にさいなまれる3、40代 ・これから社会に出て行くことに不安を抱いている学生諸君 ・フリータ

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    otsune 2009/04/13
  • 森永卓郎という生き方 - Joe's Labo

    最近、なぜかあちこちで「モリタクの二枚舌」について質問されるので、 簡単にまとめておきたい。 昔からそうだが、この人は登場するメディアによって言ってることが180度変わる。 サンプロやテレビタックル等の地上波では「正社員の賃下げなんてもってのほか」 と言っているものの、日経BPだと「正社員の既得権にメスを入れろ」という 当たり前の正論をこっそりと吐く。 彼はいつも「経営者報酬は倍に増えた、だから労働者は貧しくなったんですよ」 という階級闘争史観的ロジックを口にするが、もちろん今時こんなバカ丸出しの珍説 を気で言っているわけではない。日の経営者報酬が激安であること、そして そんなもん削ったって何の解決にもならないことくらい、しっかり理解している。 ちなみに倍に増えたといっても、 ①単に00年前後の不況時と比べた結果にすぎない、 ②株式持合いが崩れ、一定の経営責任が要求されるようになった(

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    otsune 2009/03/15
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