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ブックマーク / ohnosakiko.hatenablog.com (33)

  • 婆は二度死ぬ‥‥映画『デンデラ』を観た - ohnosakiko’s blog

    「姥捨て山に捨てられた婆さん達が生き残って共同体を作るんだと」 「ほう。そんで鬼婆になって通りかかった村人を取ってうのかえ?」 「そこまでは知らん。浅丘ルリ子主演で、草笛光子に倍賞美津子に山陽子、白川和子‥‥へえー豪華だな」 「浅丘ルリ子はちゃんとババアを演じられるんかえ?」 などという会話を夫と交わした翌日、原作は未読なのでほとんど前知識のないまま、『デンデラ』を観に行った。 監督は『楢山節考』(1983)を撮った今村昌平の子息、天願大介。「姥捨て山には、続きがあった。」というキャッチコピーに小汚い風体のババア集団、いや老けメイクの大女優達がずらりと並んでこちらを睨みつけているというポスターは、そこそこ迫力がある(公式HP参照)。若い人は見に来なさそうである。案の定、周囲を見渡すと定年退職した感じの中高年の夫婦や中高年の女性ばかりだ。 (以下ネタばれあり) 70歳になった老人は「お山

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    otsune 2014/11/26
  • 「50過ぎたら楽になるわよ」の真実 - ohnosakiko’s blog

    40歳前後の頃、50代の女性に「50過ぎたら楽になるわよ」と言われたことがある。 彼女たちは私が持っていた一般人対象の美術系講座の生徒さんで、当時53〜54歳くらい。皆さんとても明るく楽しそうでエネルギッシュで、「私より全然元気だな〜」といつも感心していた。 50過ぎたら楽になる。それを聞いた時、私は思わず「ほんとに?」と真顔でいついたのを覚えている。その人は笑って「たぶんね」と言い、「ある時憑き物が落ちたみたいに、スーッと軽くなるの。ね?」ともう一人に同意を求め、隣の人は「先生くらいの年齢は一番大変なのよ。でもそこを抜けたら楽だから」と言った。そうなんですか。 確かに、その頃の私はいろいろとしんどかった。眼に見える更年期障害はまだなかったが、精神的には不安定。その中心にあったのは、加齢恐怖だ。 その頃、同世代の同性の友人と会えば、 「最近ちょっとヤバいんだ」 「うん。私もちょっともう、

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    otsune 2014/09/03
  • 「おばさん」というもの - ohnosakiko’s blog

    「おばさん」関係記事が賑わっております。 かわいいとうつくしい5 それがゾンビの生きる道ぃ♪(兎美味し 蚊の山) 早くおばさんになりたかった(深く考えないで捨てるように書く) おんなであること(メモ)※現在、プライベートモードです。 おばさんよりはおじさんかおじいさんになりたい(呉市振興委員会) usauraraさんのところで、コメント(の終わりの方)に「同世代の女性に訊いてみたいのは、「おばさん」であることをどう受け入れていくのかということです」と書いたことが発端かもしれない。私は48歳のおばさんど真ん中年齢なので、ブログを書いている同世代の女の人の意見をちょっと訊いてみたかった。 そこでusauraraさんは、 「ん。。。。受け入れなくちゃいけないですか?いいんじゃないですか、中身が女でも。 あ、ただね、子ども産んだら一旦普通は女捨てますね。だから子供というのは大きいです。 でもしばら

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    otsune 2014/09/03
  • 『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』を読んで - ohnosakiko’s blog

    話題の新書。amazonでの評価は分かれている。「評価が高い有用性のあるレビュー」(星4つ)が内容を手際良くまとめてあるので、どんなことが書いてあるか知りたい人にはおすすめ。 日の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社+α新書) 作者: 深尾葉子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/04/23メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (14件) を見る 筆者の主張を簡単に言えば、「高度経済成長期以降に増えてきた男性の自殺、離婚、DV、ネグレクト、晩婚化・非婚化の要因は、結婚が専業主婦やそれを志向する女性にとって、生存競争を生き抜くために「幸福の擬装工作」までして男性を”搾取”するシステムとなってしまっているからだ。物質的・経済的な条件に左右される「幸福の指標」は『箍』となって、男性だけでなく女性自身をも呪縛し、今日の日社会の閉塞状況を引き起こしている。これは、戦後

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    otsune 2013/05/24
  • 八代亜紀の絵を描いたのは「誰」か? - ohnosakiko’s blog

    一昨日発売の『週刊文春』5月23日号に、”「『八代亜紀作』の絵は私が描きました」 大物演歌歌手の盗作疑惑を告発”という記事が3ページに渡って掲載されている。 ●リード 演歌の大御所・八代亜紀は「画家」としての顔も持つ。箱根には広大なアトリエがあり、フランスの権威ある展覧会に入選したほどの腕前という。だが、「八代亜紀作」の絵画は当に自分自身で描いたものなのか? 偶然の一致とは考えにくい重大な疑惑が浮上した。 記事のあらましは以下。 証言者の一人目は美大生のAさんで、予備校時代、別の部屋に10人くらいが集められ、アクリル絵の具でや麦わら帽子などの絵を描かされたことが何度かあった。携帯やカメラの持ち込みは禁止。八代亜紀の名前は出されず、絵はすべて回収された。後にバラエティ番組で自分たちの描いたのと同じモチーフ、同じ構図、同じパースの絵が、八代亜紀作の絵と紹介されていて驚いた。 もう一人の現在

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    otsune 2013/05/19
  • 頑固な人 - ohnosakiko’s blog

    大晦日は独身中年の友人知人がうちに来て年越し宴会をするのが、この6、7年の習わしだった。しかし今年は、初めてたった一人で年末年始を過ごすことになる私の母を気遣って、夫が「おまえんちに行こう」と言い、私もそれに賛同して、二人で実家に行く予定にしていた。父の入院、介護施設入所といったバタバタで疲れた母を慰労したいと思った。 その話をした当初、母は「一人で大丈夫だからいい」だの「布団が足りない」だの「家の回りは駐禁が厳しいから」だのと固辞していた。前から何事につけて遠慮がちな母の内心を忖度した夫に、「お母さんがいいって言っても、行く約束しなよ。年寄りが大晦日にポツンと一人きりでいるなんていかんよ」と言われていたこともあって、「私たちが行きたいんだから一晩くらいいいでしょう。料理作って持っていくからお母さんは何もしなくていいし」と説得し、母もとうとう承諾したのだった。 夫は「じゃあ鮨はいつものとこ

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    otsune 2013/01/04
  • 消費者でもクリエイターでもなくプロでもアマでもなく - ohnosakiko’s blog

    ネットによって文章を書くようになった人たちは消費者でもなくクリエイターでもなかった – Togetter 素人が増えただけで仕事を失うプロなんて、淘汰されるしかあるまい – シロクマの屑籠 ネットによって文章を書くようになった人たちに淘汰されるプロの怨念 – Togetter 「ネットによって文章を書くようになった人たちは消費者でもなくクリエイターでもなかった」に対する考え - AnonymousDiary 淘汰されるプロのその後を誰も考えない件 - LUNATIC PROPHET 淘汰されるプロ?仕事してないプロなんてプロじゃねーよ - novtan別館 ネットで書き手が増えたこと、プロとアマチュアあたりの話題が盛り上がっていた。それぞれの記事のブックマークコメントも興味深い。 私も「ネットによって文章を書くようになった人たち」に含まれる。ブログを書き始めたのは2004年中頃、45歳の時

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    otsune 2012/09/20
  • 「どや」と紳助は言った。 - ohnosakiko’s blog

    「どや、俺の引退記者会見。100点満点やったろ。解説したるわ。まずは相手に恩義があったということの強調や。恩義のある人だから無下にはできんかった。人として当たり前のことやないか。俺、「人として」「心」「感謝」各2回言ったわ、前半で。これ視聴者の気持ちをつかむ豆知識な。紳助、義理人情に厚いなと世間は思うやろ。ヤクザとつきおうとるのが悪い言われることは知ってんねん。だからバレんよう気ィつけてやってきたんやから。ほんまにどっから漏れたんかな。ま、俺の足引っ張りたい奴はぎょうさんおるから、それは今はおいとこ。でな、最初に「正直に話します」言うたからって、「内心はバレたらヤバいと思ってました」とか素直に言うてみ、「ヤバいと思ってやっとったんか!」て大バッシングに決まっとる。そやから「悪いと思ってなかった」で通さないかんねん。自分で悪いと思てることはせん紳助、義理人情に厚くて芸能界の「ルール」に疎い不

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    otsune 2011/08/24
  • 白い水玉模様の赤いワンピースの女 - ohnosakiko’s blog

    「赤を着る歳になったねぇ、あなたも」と、友人がからかい気味に言った。 その日私は購入したばかりの、白の細かい変形水玉模様の赤いブラウスを着ていた。襟ぐりはやや大きめにVに開いていて、ドルマンスリーブの袖口とウエストがシャーリングになっている。下は綿麻のハーフパンツ。 年齢×服装だけで言えば、まるで有閑マダムのバカンスファッションだ。自分では「大人のラブリー」(笑。ひー、書いてて恥ずかしい)のつもりだが、他人から見れば単に若作りのおばさんであろう。3年くらい着倒したら処分するかもしれない。そうしても惜しくないお値段のもの。ファッション誌に載っている年齢相応(?)のハイブランドなどには手が出ない。 友人の「赤を着る歳になったねぇ」の前提になっているのは、「赤は若い人が着るより、むしろ中年以降に相応しい色」である。その上で、「大野さんは黒やグレーや青いのばかり着ていて赤なんて滅多に手を出さなかっ

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    otsune 2011/07/20
  • 女の子の欲しいもの - ohnosakiko’s blog

    夫が職場の人から聞いてきた話。 最近、高校3年や大学4年で妊娠する女の子が増えているそうだ。その人の近所にも数人そういう娘がいて、他でもそんな話をポツポツ聞くという。 高校や大学の最終学年というと就活まっただ中の人が多い。しかしその女の子たちは、社会に出て僅かな報酬のために苦労しながら働くのはまっぴらだと思っている。そこまでやりがいのある仕事なんかないし。 しゃかりきに働きながら一生独身を通すのも、仕事+家事育児分担という共稼ぎスタイルも、どっちもしんどそう。専業もセレブでない限りつまんなそう。でも子供はほしい。 そこで、つきあってる男の子供を計画的に妊娠する。親バレし、就活どころではなくなり、男も外堀を埋められ逃げられなくなってでき婚。 しかし娘はその男と結婚したいのではなく子供がほしかっただけだから、数年経つと夫婦仲はうまくいかなくなって離婚。 子供を抱えて生活能力もない若い娘の生活は

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    otsune 2011/01/04
  • フェティシズム、セクハラ、ロリコン(前記事への反応に応えて) - ohnosakiko’s blog

    ※追記あり おばさんのフェティシズム - Ohnoblog2 ブックマーク メタブクマの階数がすごいことになっているが、とりあえず最初のブクマコメントで多く出された「フェティシズムって男のもの?」という疑問や「セクハラだ」という批判について答えてみる。 フェティシズムについて 「フェティシズム」とは精神医学用語で、女性の装身具など特定の物に偏愛を示す、男性に見られる性倒錯を指す。以下、手元の資料他から抜粋。 フェティシズムは倒錯のなかで理論的に非常に重要な位置を占めており、性的器官の代理といってよいものに対する多大なリビードの局在化を伴っている(以下で論じる事例研究で見るように)が、このことは少年に比べて少女の場合にはきわめてまれにしか起こらない。 (『ラカン派精神分析入門』(ブルース・フィンク/誠信書房)p.385) 確かに、フェティシズムはとりわけ男性のリビドーを特徴づけているというこ

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  • 知りたい気持ちとムラムラと大人の役割 - ohnosakiko’s blog

    子供にとっての性的世界 - 文藝春秋編 日の論点:山崎マキコの時事音痴 一昔前の少年少女がセックスについての知識を得るのは、大抵の場合ポルノ小説(官能小説)からだ。「具体的に何がどうなって‥‥」は大人向けのメディアからこっそり盗んでくる。 でも今なら、知りたい情報は大体ネットで手に入れられる。若者向けのセックスハウツーも堂々と書店に並んでいる。定期的にセックス特集を組むan・anなど、相手をムラムラさせる方法からフェラチオの技術、コンドームの付け方まで事細かに教えてくれている。DVDまでおまけについてる。AVには手が出しにくい女子向けに。 少なくともヘテロのセックスに関しては、実体験がなくても全部シミュレーションできてしまう勢いだ。10代女子の受けたレイプや近親姦の体験談も、ネットを漁れば見つけることができる。 かつて記事の筆者やその周囲の女子高生たちを不安にさせた情報不足。今やそれは

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    otsune 2010/12/11
  • 「あてこすり」について - ohnosakiko’s blog

    ※追記あり 先日の記事のブックマークコメントの中で、なぜ当該のやりとりをそのまま書かないのか、これもあてこすりになるのでは?との意見が見られるので、改めて直接言及(リンク)しなかった理由を。 1. 多くの人には明白だろうからわざわざリンクを貼るまでもないと思った。 2. 当該発言へのリンクは「私はあなたの発言についてこう思ってます」ということを相手に知らせることで反論の機会を与え、対話や議論をしやすくするためになされる。しかし今回のはてこ氏のハイクでの一連の発言及び彼女と私との過去のやりとりを思い起こすと、知らせたところで議論が成立するとは思えないので、こちらの意見(批判)を伝える必要はないと思った。 3. 発言者を批判するためにその件に特定して書くより一般論として書いておけば、ずっと後になってたまたま読んだ人が揉め事に触れずに一つの考え方として受け取ってくれるだろうと思った。 以上です。

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    otsune 2010/08/15
  • 確信犯的に失礼な反応 - ohnosakiko’s blog

    「この人の言ってることは△△だからおかしい」 という発言について、 「君、どこか具合が悪いのかな?」 と述べるのは、 『あなたの発言は理屈の合っていない支離滅裂なものですよ』ということを伝えるための厭味。 「これは○○さんに対する嫌がらせでは」 という発言に対して、 「あなたは○○さんが好きなんだね」 と返すのは、 『あなたの発言は私情に流された取るに足らないものですよ』ということを伝えるための厭味。 何れも相手の発言をコケにしている確信犯的に失礼な反応。 この手は議論において相手を挑発するための一種の切り札。 そして真面目に発言してこう返されたら真剣に怒っていい。

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    otsune 2010/08/11
    そもそも厭味って「あえて失礼なのは上等で、回りくどくバカにするよ」って行為じゃなかったっけ? まぁ「カラスは○○ということで黒い鳥です」とblogにあらためて書く自由もあるか
  • 通りすがりさんへのお返事 - ohnosakiko’s blog

    5ヶ月近く前の記事に、「通りすがり」の人から変わったコメントがつきました。応答含めて記事に上げておきます。 http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20100310/1268151266#c1280943190 通りすがり 2010/08/05 02:33 余計な押しつけがましい意見だと思いますが、失礼。 Twitterはミニブログではなく、「はてブの代替」だと思ったほうが良いです。 保存する価値のあるサイトだけはてブで、その他流行の話題へのちょっとした 口出しは「Twitterのリツイート」にする。こうすれば、釣り目的や、晒したくないサイトが検索エンジンなどで注目されることもなくなるし、何かと都合がよいはずです。 Twitterで気軽に悪口を言われるのは嫌だという意見みたいですが、はてブへ悪口が明確に表示されてしまうよりはずっとましだと思うのですがどうでしょう?

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    otsune 2010/08/08
    「はてブは元記事執筆者が読む事を想定するが、Twitter言及は流される傾向が」ってのは単にエゴサーチ難易度の話で、悪口してもいいかどうか論とは本来は無関係だよね。
  • 楽しい共学時代 - ohnosakiko’s blog

    中学の屈辱 私の中学時代はジェンダーという言葉もまだない、70年代前半の昔である。テレビでは、スポ根ドラマや学園ドラマが人気だった時期。 学園ものでは、喧嘩が強いガサツな男子、秀才くん、か弱い美少女といった布陣に、可愛くて気の強い女子というものが登場し、「○○くん!謝んなさいよ!」とか「女だからってバカにしないで!」みたいな啖呵を切り、「やれやれ、女子にはかなわねえな」みたいな‥‥まあ何かそういうノリだった。別学の人は「楽しそうだなあ」、共学の人は「ないよこんなの」と思っていたのではないか。 中学の三年間を振り返ると、異性との思い出はほとんどない。特に仲のいい男子もいなかったし、気になってしょうがない男子もいなかったし、モテもしなかった。 私の心のアイドルは、教科書に写真が載っていた中原中也と、『ベルサイユのばら』のアンドレと、画家のモジリアニ(男前)。 「セカチュー」みたいな微笑ましいカ

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    otsune 2010/07/12
  • ナツ氏と高橋氏のブコメ議論を追ってみた - ohnosakiko’s blog

    お答え - シートン俗物記についたブクマタワーが、id:NATSU2007氏とid:NaokiTakahashi氏のやりとりによってどんどん高くなっていくのを見ていたが、収束したようなので改めて最初から順に追い直してみたいと思った。 既に一方の論者であるナツ氏がこの長いやりとりについて、「「男は女を欲望する」という抑圧」という詳細な解説記事を、それに対して高橋氏も「なるほどね。」という記事を上げていて、比較するとすれ違いっぷりが更によくわかるので、傍観者が今更追うのはなんだか間が抜けているんだけどまあいいや。私の感想は最後に。 以下、二人の発言+その内容に絡んだ第三者のコメントをピックアップし(17日am1:00現在のもの)、時系列順に並べ直した。こういう場合、元記事を1階、ブクマページを2階と数えるのだろうか? よく知らないがここではそういうことにしとく。 2階 (34users) NA

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    otsune 2010/06/01
  • 「観」ではなく「論」を交わすこと - ohnosakiko’s blog

    simplemindさんのところで、ここ最近の記事に書いた「セックスにはある種の暴力性が含まれる」とか「あらゆる性関係はSMである」など、一部で???を喚起しているらしいテーマについてやりとりさせて頂いた中で、「あー‥‥」と思ったことがあった。 私の最初のコメントで「simplemindのセックス観については特に異論を挟むつもりはないのですが」(「さん」つけ忘れ)と書いたことに対し、レスの中で「共通認識をベースにして(セックス観ではなくて)「セックス論」を交わしたかったのですが」と言われた。*1 ‥‥‥まったくもってその通りです。 「セックス論」を交わしていたのは十分認識していたにも関わらず、私は相手の意見を「セックス観」という個人的なレベルに押し込めるような書き方をしていた。 記事を通読した時点の、何が共有できていて何が違うのかはっきりわからなかったというモヤモヤによって、「観」に安易に

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    otsune 2010/03/28
  • 創作少女趣味帝国の逆襲 - ohnosakiko’s blog

    手作りの系譜 絵、手芸、雑貨、イラスト。この中で、どれにもまったく興味がない女の子というのは、少ないのではないだろうか。もうずっと前から女の子ではない私も、今だにこれらのものに激しく心惹かれる時がある。 こうした女の子ワールド(あえて一括りで言うのは、どれも受容者に女子が多いから)は数年前からいろんな雑誌に散見され、書店ではコーナーも作られている。 そこに並んでいるのはインテリア雑貨の、北欧のおもちゃやテキスタイルの、東欧の人形アニメの、「スローライフ」の(この関連の雑誌も最近多い)、カフェのなどで、まったり系ニュー少女趣味とも言える一大分野を形成している。 ここに、最近リバイバルして話題の中原淳一の画集やニュー着物やアジアン雑貨のなどが加わると、更にガーリーでレトロな雰囲気を醸し出す。 中原淳一と言えば、戦後創刊された『それいゆ』『ジュニアそれいゆ』の編集人で一世を風靡した

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    otsune 2010/03/16
  • 私がTwitterに参入しない理由 - ohnosakiko’s blog

    最近頻繁にメディアでTwitterが紹介されるようになり、少し前も原口総務大臣が津波情報を流したことや、会議の開始時間を間違えてその前にTwitterをやっていたことなどがニュースになっていて、増々認知が広まったように思う。全世界では約一億人が参入しているという。 Twitterの魅力として必ず言われることは、「気軽さ」と「繋がり」だ。これが今までのwebコミュニケーションツールの中で群を抜いているということらしい。 私がwebで今使っているサービスは、はてなダイアリーとはてなブックマークとスター。これまで二回ほどTwitterのお誘いを頂いているが、参加していない。 ただ、Twitterをまったく見てないわけではなくて、ウェブ上でやりとりしたことがあって関心をもっている人のところは、たまに覗くことがある。自分のブクマのお気に入りに上がってくるTwitter関連記事は大抵読んでいるし、To

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    otsune 2010/03/11