4歳の人間関係形成 娘が作り出す異常な緊張状態や空気に圧倒され、次男も緊張状態に陥る。どちらかと言えば段々と時間を掛けてというより、娘がそうなったのを確認すると、スイッチが入ったように次男も硬直してしまう。 以前はここに長男も加わり、それこそ家庭が硬直する一途をたどり続けていた。しかし、今回は違う。長男はそこに影響されず、それどころか大きなヒントを投げかけてさえ来れたのだ。 ─── 次男はまだ、“おとうさん”ばっかりなんだもんね。 ふと漏らした長男のつぶやきが、私に何をもたらしたのか。その答えを言葉にすると、非常にシンプルで無駄がなく、今までの苦悩がバカらしくさえ感じてくる。 次男は【4歳だった】のだ。 2~3歳時期に自分と他人の違いや、心が他人と一つではない事を覚えていくタイミングが来る。分かりやすく言えば“イヤイヤ期”だ。そして、何度もぶつかるうちに自分と他人との距離感が少しずつ身に付