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ブックマーク / dsas.blog.klab.org (15)

  • Isucon用Webサーバーrecaro : DSAS開発者の部屋

    11/3に開催された #isucon2 に、隣の席の @pandax381 と一緒に、チーム双龍として参加してきました。 結果は惨敗だったのですが、そのレポートを書く前に、 #isucon2 で使う予定だった秘密兵器 recaro について紹介します。 recaro とは recaro はカーネル空間で動く httpd + memcached サーバーです。 httpd サーバーは @pandax381 が作成した tkhttpd で、 memcached は kmemcached というプロジェクトが 未完成のまま放置されていたのを見つけて、私がデバッグ&高性能化したものです。 (KLab/kmemcached) 通常のnginx+memcachedだと ネットワーク <- TCP/IP ]-> nginx <-[ TCP/IP ]-> Memcached ([] はシステムコール) と

    Isucon用Webサーバーrecaro : DSAS開発者の部屋
  • Android のプッシュ通知用コネクションに関するメモ(補記) : DSAS開発者の部屋

    前回の記事では、Androidプッシュ通知機構 (GCM) が 「Google 所管のサーバと Android 端末との間の持続接続」 をどのように使用しているかを調べてみました。 この記事の文中に、上記の持続接続が「プッシュ通知以外の用途にも利用されている様子でありそちらもおって調査したい」 と注釈を添えています。今回はその内容と関連する話題を控えます。 まとめ 端末と mtalk.google.com:5228 との間の接続はプッシュ通知以外に次の用途で使用される AndroidGoogle Talk クライアントのメッセージ送受信 (ボイスチャットを除く) Google Play アプリのウェブページから端末へのプッシュインストール指示 - 他にもあるかも? - 非公開の内部仕様につき今後変更される可能性も Google Talk について AndroidGoogle

    Android のプッシュ通知用コネクションに関するメモ(補記) : DSAS開発者の部屋
  • Android のプッシュ通知用コネクションに関するメモ : DSAS開発者の部屋

    Androidプッシュ通知機構(GCM, 旧 C2DM)は有用なしくみですが、オープンソースではないソフトウェア要素が関わっているためか内部仕様に近い情報をあまり見かけないのが残念です。手元での観察結果をもとにプッシュ通知で使用されるネットワークコネクションまわりの情報をいくつかまとめてみました。 まとめ Android 端末上の com.google.process.gapps プロセス は mtalk.google.com:5228 へ TCP コネクション [A] を張る (通常は 5228 番ポートだが 5229, 5230 番ポートが使用される場合もある) com.google.process.gapps プロセスは基的に [A] をずっと張りっ放しにしており接続維持のため無応酬 15分ごとに Keep-Alive パケットを流す GCM, C2DM のプッシュ通知はいずれ

    Android のプッシュ通知用コネクションに関するメモ : DSAS開発者の部屋
  • DBサーバ向けLinuxチューニングを考える 〜 メモリオーバーコミット編 : DSAS開発者の部屋

    Cでプログラムを書いていて大量のメモリを確保したくなったとき、大抵は mallocを使うと思いますが、その際には戻り値がNULLかどうかを判断してエラー処理に飛ばすと思います。しかし、Linux のメモリ管理サブシステムには「メモリ・オーバーコミット」という機構があり、実装されているメモリ以上の領域を確保できてしまいます。 #include <stdio.h> #include <stdlib.h> int main() { int i; char *p; for(i=0;i<65536;i++){ p = (char *)malloc(65536); if(0 == (long)p){ break; } } printf("SIZE=%dMB\n",i*65536/1024/1024); return(0); } swapoff したメモリ 1G のマシンでこれを実行するとこんな感じにな

    DBサーバ向けLinuxチューニングを考える 〜 メモリオーバーコミット編 : DSAS開発者の部屋
  • SHOW PROCESSLIST を使ったカジュアルなプロファイラを強化しました : DSAS開発者の部屋

    KLab Advent Calendar 2011 「DSAS for Social を支える技術」の11日目です。 「SHOW FULL PROCESSLIST を使った MySQL のプロファイリング」 で紹介したプロファイラですが、 id:sh2 さんからはてブで 秒間10回叩く例も http://developer.cybozu.co.jp/kazuho/2009/07/mysql-539d.html 。変数ぽい部分をカットする処理はmysqldumpslowのコードを移植するといいかも というコメントをいただきました。 そろそろネタに困っていたので、 せっかくなので、多くのユースケースで 便利に使えるように改良しました。ぜひご活用ください。 myprofiler.py (gist) github 解説 クエリのサマライズ 前のバージョンでは = 以降をバッサリとカットしてしまって

    SHOW PROCESSLIST を使ったカジュアルなプロファイラを強化しました : DSAS開発者の部屋
  • 高負荷サイトのボトルネックを見つけるには : DSAS開発者の部屋

    はじめに アクセスが急増すると、応答時間が著しく悪化するサイトはありませんか? 普段は200ミリ秒以内で安定してアクセスをさばいているのに、イベントやらキャンペーンやらを開始した瞬間から、普段の2倍や3倍のアクセスが殺到し、その結果、レスポンスタイムが3秒とか9秒とかかかるようになってしまうことってありますよね。 あるサイトの実状 つい先日まで、そんなサイトが私の目の前にもありました。自社で運営している某ソーシャル系のサイトなんですが、イベント開始時刻と同時にアクセス数が急増するのです。とはいえ、所詮は普段の2倍とか3倍程度の数なのだから、少なくとも1秒以内にレスポンスを返せるくらいの性能は維持したいものです。 しかし実際は困ったことに、応答に3秒以上もかかってしまう処理が大量に発生してしまう状況に陥ってしまっていました。これはきっと、どこかにボトルネックがあるに違いありません。 仮説を立

    高負荷サイトのボトルネックを見つけるには : DSAS開発者の部屋
    ouest
    ouest 2011/07/11
  • 負荷試験ツール「インターネット破壊」を公開しました : DSAS開発者の部屋

    負荷試験ツール インターネット破壊を公開しました。 こちらはずっと社内で負荷試験に使用していたツールです。社内で使用していたものなので、ソーシャルアプリ向けの機能などが多少追加されていますが、もちろんんそれ以外のWebアプリケーションでも使用できます。 基的にはApache JMeterのようなWebアプリケーションむけのシナリオ負荷試験ツールです。コマンドラインオペレーションだけで実行でき、サーバー上で簡単に負荷試験を実施できるのが特徴です。POSTリクエストなどはもちろん、レスポンスのチェックやUserAgentの偽装、ランダムな値をパラメーターにセットする機能も実装しています。 注意: 当然ながら自分の管理下にないサイトに向けて負荷試験ツールを実行するのは絶対にやめてください。非常に危険です。 物騒な名前がついていますが、これは完全にわたしの小児的感性の趣味によるところです。地震で

    負荷試験ツール「インターネット破壊」を公開しました : DSAS開発者の部屋
  • Apache 2.3/2.4系に実装中の新機能をちょっと先取りして見てみよう その2 : DSAS開発者の部屋

    さて、先日のエントリでmod_auto_formとmod_sessionを用いたApacheでの新しい認証機構について紹介しましたが、今回はこれを実際に設定して動作を確認してみることにしましょう。 (※以下、バージョンは当記事執筆現在の最新です) ビルド・インストール まずはApache 2.3.5のビルドです。http://httpd.apache.org/から、"Apache 2.3.5-alpha Released"の欄を見つけたら、"Download"のリンクをたどってtarballを取得します。なお、従来であれば一緒に入っていたAPR(Apache Portable Runtime)とAPR-utilがありません。バージョン指定もそれぞれ1.3.0以上を要求しますので、インストール済みでなければそれぞれhttp://apr.apache.org/から個別に取ってくる必要があります

    Apache 2.3/2.4系に実装中の新機能をちょっと先取りして見てみよう その2 : DSAS開発者の部屋
    ouest
    ouest 2010/02/26
  • Apache 2.3/2.4系に実装中の新機能をちょっと先取りして見てみよう : DSAS開発者の部屋

    (追記: 続編をupしました。設定例と動作検証を行っています。→こちらへどうぞ) Apacheといえば、Webサービスを構築する上でだいたいどこかで必ずお世話になるであろう、HTTPサーバのデファクトスタンダードとして幅広く定着したソフトウェアだと思います。KLabでも各所で運用してお世話になっています。 現在、バージョンは2.2系が安定版(stable branch)となっておりますが、開発版である2.3系が既に並行して公開されているのをご存知でしょうか。新しい機能や技術を取り入れて行く為に2.2系との間の互換性を時に犠牲にしつつ、様々なチャレンジが行われているわけです。将来的にはこのバージョンが2.4系となって新しい安定版として提供されることになるでしょう。 このDSASブログでも、Apache 2.3系で取り組まれている新しい機能について着目し、面白そうなものを一つずつ取り上げながら

    Apache 2.3/2.4系に実装中の新機能をちょっと先取りして見てみよう : DSAS開発者の部屋
    ouest
    ouest 2010/02/24
  • DSASのファイル転送システムをオープンソースで公開します : DSAS開発者の部屋

    DSASのファイル転送システムを、オープンソースで公開します。 その名は、makuosan(まくおさん:通称「まくお」)っていいます。 名前は冗談っぽいですが、内容はわりと真面目です(^^; MAKUOSANプロジェクトサイト Webサイトの運用に欠かせない作業のひとつに、「デプロイ」という作業があります。 これは、新しいプログラムやデータなどをWebサーバに設置して利用できるようにす ることを指していますが、サイトの規模が大きくなってWebサーバの台数が増えると、 それに比例してファイル転送にかかる時間も長くなっていきます。 一般的な話として、サイトの規模が大きくなるほど運用コストは増大しますが、 その要因のひとつとして「デプロイ時のファイル転送に時間がかかる」という 点がありました。そこで、できるだけ運用コストを抑える(作業者の負担を減 らす)ために、独自のファイル転送システムをこしら

    DSASのファイル転送システムをオープンソースで公開します : DSAS開発者の部屋
    ouest
    ouest 2008/11/07
  • DSAS開発者の部屋:ケータイやクローラの判別などに使えるmod_cidr_lookupを公開しました

    mod_cidr_lookupというApacheモジュールを公開しました。 http://lab.klab.org/wiki/Mod_cidr_lookup mod_cidr_lookupは、アクセスしてきたクライアントのIPアドレスが、指定したCIDRブロック群のいずれかにマッチするかどうかを判別するApacheモジュールです。 Apache 2.0と2.2系に対応しています。 マッチした結果は、環境変数 (X_CLIENT_TYPE) とHTTPリクエストヘッダ (X-Client-Type) にセットするので、Apache自身とバックエンドのWebアプリの両方で同じ情報を参照することができます。 このモジュールを使うメリット 簡単にクライアントの種類を知ることができる 判別処理はモジュールが行ってくれるので、のちほどお見せるように、Webアプリやhttpd.confでは環境変数やリク

    DSAS開発者の部屋:ケータイやクローラの判別などに使えるmod_cidr_lookupを公開しました
  • repcached-2.0リリースのお知らせと、超簡単なサンプルコード : DSAS開発者の部屋

    repcached-2.0(memcached-1.2.5ベース) をリリースしましたのでお知らせします。 http://lab.klab.org/modules/mediawiki/index.php/Repcached (日語) http://repcached.lab.klab.org/ (英語) 今回の目玉はマルチマスタ構成のサポートです。 以前のバージョンはマスタ/スレーブ構成だったので、必ずマスタへ書き込まなければいけませんでした。そのため、接続先のサーバがマスタなのかどうかをクライアントが判別しなければいけなかったり、keepalivedなどと併用するなどの工夫が必要でしたが、今回のバージョンではその必要がなくなります。両方のサーバに対してデータを書き込むことができるようになったので、かなり使いやすくなったと感じています。 repcachedはパフォーマンスを最重視している

    repcached-2.0リリースのお知らせと、超簡単なサンプルコード : DSAS開発者の部屋
  • mod_mod: Apache module を動的にコンパイルして実行する Apache module : DSAS開発者の部屋

    現在 WEBアプリケーションの開発言語といえばいわゆる Light Weight Langage が主流の様な気がしますが、C言語で WEBアプリケーションを書きた いと思った時、どのような方法があるでしょうか。一つはコンパイルした実行 オブジェクトを CGI として呼び出す方法、もう一つは apache module を書く という方法があると思います。 CGI の場合プロセス起動のオーバーヘッドがありますが apache module の 場合非常に高速です、にも関わらず apache module による WEB アプリケーショ ンの開発があまり流行っていないのはやはり、コード変更の度にコンパイルし なければならない事と、反映の際に apache を再起動しなければならない事が 原因ではないかと思います。 そこで、apache module っぽい C言語のコードをサーバー上で動的に

    mod_mod: Apache module を動的にコンパイルして実行する Apache module : DSAS開発者の部屋
  • DSAS開発者の部屋:repcached 1.0をリリースしました!

    repcached初の公開バージョンとなる1.0を公開しました。 http://lab.klab.org/modules/mediawiki/index.php/Repcached (日語) http://repcached.lab.klab.org/ (英語) repcachedとは、memcachedに以下の機能を追加するプロダクトです。 アクティブ/バックアップ構成での自動的なフェイルオーバ 無停止のフェイルバック 「キャッシュサーバなのに冗長構成って必要なの?」と思うかもしれませんが、そのあたりの開発動機も含め、インストール方法などのドキュメントは上記のプロジェクトページにありますのでご覧くださいませ! 追々、このブログでも活用事例を紹介していきたいと思っています。

    DSAS開発者の部屋:repcached 1.0をリリースしました!
  • DSAS開発者の部屋:5分でできる、MySQLのメモリ関係のチューニング!

    MySQLのチューニングにおいて非常に重要となるメモリ(バッファ)関連のパラメータについて、 チューニングのポイント DSASのとあるDBサーバ(実メモリ4GB)の実際の設定値 をまとめてみます。 また、必要メモリの総量の計算や限界値を越えてないかチェックしてくれるスクリプトも紹介します。 是非、参考にしてみてください! まず最初に注意点を。 バッファには2つのタイプがあります。 グローバルバッファ スレッドバッファ グローバルバッファはmysqld全体でそのバッファが1つだけ確保されるもので、 これに対し、 スレッドバッファはスレッド(コネクション)ごとに確保されるものです。 チューニングの際にはグローバル/スレッドの違いを意識するようにしましょう。 なぜなら、スレッドバッファに多くのメモリを割り当てると、コネクションが増えたとたんにアッという間にメモリ不足になってしまうからです。 in

    DSAS開発者の部屋:5分でできる、MySQLのメモリ関係のチューニング!
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