サイバーセキュリティーと聞けば、個人情報の漏洩が思い浮かぶ。しかし、漏洩した情報がどこでどうなっているのか、あまり知られていない。じつはその多くが、ダークウェブと呼ばれる闇のインターネット領域で売買されているのだ。個人向けセキュリティーサービスを提供するNordVPNは、その実態を分析し、個人情報の取引価格を公表した。 NordVPNと脅威エクスポージャー管理プラットフォームNordStellarは共同で、ダークウェブのマーケットプレイスで取り引きされる約7万5000件の出品情報を分析し、個人情報の標準的な価格を割り出した。そこから、個人情報取引の裏事情が見えてくる。 たとえば、日本のクレジットカード情報は1件あたり27ドル(約4000円)で取り引きされている。これは世界でもっとも高い水準だという。日本やシンガポールのクレジットカード情報は流通量が少なく希少性が高いためだ。それに対して情報

