イーロン・マスク氏率いるSpaceXは6月8日(現地時間)、軌道上AIデータセンター衛星の初代機「AI1」の設計詳細を、公式Xアカウントに投稿した約30分の技術アップデート動画で公開した。宇宙でAIコンピューティングを展開するという同社の構想に対しては、かねて「真空の宇宙では熱を捨てられないのではないか」という疑問が提起されてきた。マスク氏は動画の中でこの放熱問題に正面から触れ、具体的な数値目標を示している。 「宇宙はマイナス270度」でも冷えない理由 宇宙空間の背景温度は約3ケルビン、摂氏に直せばマイナス270度だ。この数字だけを見れば、発熱の塊であるAIサーバを宇宙に置くのは理にかなっているように思える。だが話はそう単純ではない。真空は熱にとって「ほぼ完璧な断熱材」として働くからだ。 Watch @ElonMusk provide a technical update on Space

