都市部で建設が進むデータセンター(写真は記事とは関係ありません/Getty images) この記事の写真をすべて見る 生成AI(人工知能)の普及で需要が急増するデータセンター(DC)が、住宅地に近い都市部でも相次いで計画されている。東京都日野市では、日野自動車工場跡地の大規模DC計画をめぐり、住民側が情報開示の不足を訴えて審査請求に踏み切った。千葉県印西市では住民が建築確認の取り消しを求めて提訴。利便性と地域環境をどう両立させるかが問われている。 【写真】昭島市のデータセンター建設予定地。着工前は緑に覆われていた 高さ3メートルほどのフェンスが道路を囲むように続いている。 「この向こうに巨大なデータセンター(DC)が建つなんて、想像もしていませんでした」 東京都日野市日野台に暮らす山崎康夫さん(69)は言う。市民団体「巨大データセンターから住民の暮らしと環境を守る市民の会」の共同代表だ。

