iOSアプリ開発で、AmazonSNSを使ってpush通知を実装したことについて書きます。 バックエンドはRailsで、フロントはSwiftです。 主に、バックエンドでpush通知を送付する機構を構築し、アプリ側ではそれを受け取ることだけをやってもらうような構成で実装したので、主にバックエンド側でのお話になります。 構成図 最初に作った機構の全体像を載せておきます。 push通知とは? 言葉の定義(前提)を確認しておいた方がいいので、あえて書きます。 push通知を設計していて、自分が一番よく混乱したのが、push通知とお知らせ通知の概念を混同していたことでした。 基本的にpush通知はアプリのフォアグラウンドで受け取るため、push通知で来たメッセージを見た後は、その通知の内容の履歴を永続化しておくことはできません。 アプリ側のキャッシュ領域のようなところで持たせて保存しておく方法もある