今後は「バーチャル書店」の事業化に取り組み、リアルとバーチャルが融合した未来の読書体験の実現を目指していく。 「本を読む」以外の新たな体験を提供 Webブラウザでアクセス可能な「バーチャル書店」では、「読書」以外の新たな形で本を楽しめるようなコンテンツを提供する。具体的には動画・音声の活用に加え、キュレーターによる本の魅力の解説やオンラインサロン開催といったさまざまな形を想定。 また、書店員や著名人などが独自のテーマで書籍を紹介する「ブックツリー」や「AI書店員」などの機能開発を通じ、偶発的なコンテンツとの出会いも創出するという。 そしてバーチャル空間に陳列する書籍からは、紙とデジタルのハイブリッド型総合書店「honto」や、丸善ジュンク堂書店の実店舗への誘導を図り、各書店の販促につなげる。 さらにDNPは「バーチャル書店」をバーチャルな都市空間における開かれたメディアと位置づけ、地域の魅