まずは、入門者向けとなる13枚を選んでいただいたわけですが。 「ボクのアタマん中ではさ、大体60年代にジャズ喫茶でたくさんかかっていたっていう事は、おしなべてファンが多かっただろうと思うからね。そんなに文句は来ないでしょ(笑)。だって、いきなりコレが素晴らしいぜって何か聴かしたって、後の説明できないもん(笑)。」 というのが各盤の大きな選考理由。 「ジャズの本とか見ちゃったら、アレも入れなきゃコレも入れなきゃってなって。例えばCliffod BrownとMax Roachのアルバムとかを入れなきゃならなくなるだろうし。」 と、ガイドブック等を一切開かずに過去の記憶を辿りながらセレクト。 「60年代にジャズが好きになって、それで、植草甚一さんの評論とかが好きになって聴き始めた中で、何となく(現在の自分に)残ったジャズ。 今でも自分で聴いてるジャズ。」 リアルタイムで耳にして体に染み込んだアル