入居が始まった「Brillia多摩ニュータウン」=東京都多摩市諏訪2丁目で2013年11月1日、黒川将光撮影 東京・西部の「多摩ニュータウン(NT)」の中で最も古い団地だった多摩市の「諏訪2丁目住宅」が、大型マンション「Brillia(ブリリア)多摩ニュータウン」への建て替えを終え、今月から入居が始まった。 【空撮】多摩ニュータウンを上空から 多摩NTは東京のベッドタウンとして1966年から開発が始まった。集合住宅はまだ珍しい時代。日本の高度経済成長の象徴にも例えられ、全国のニュータウン開発の先駆けとなった。 面積は八王子、町田、多摩、稲城の4市にまたがる約2980ヘクタールで全国最大規模。東京都と旧日本住宅公団(現都市再生機構)などが分担し、2006年までかけて開発した。80年代にはモダンな街として若い夫婦らのあこがれとなり、テレビドラマの舞台になったこともある。 一方でバブル崩壊