自動車メーカーの救済をめぐって、米議会は1カ月半前のTARP騒動の出来の悪いリメークのような様相を呈していますが、その中でその中でダウは7,552、S&P500にいたってはとうとう1997年4月(!)以来の安値となりました。(大体、まだ火がくすぶっている金融機関が山ほどある時に、自動車どころではないような気もしますが) 現政権は自動車メーカー救済にはもともと乗り気ではないですし、任期も残り数十日ということで大したことはできませんから高見の見物モードです。その中でペロシ下院議長やらリード上院院内総務が景気刺激策や自動車業界救済で議会を掻き回すたびに市場が混乱するというのがここ2週間くらいのパターンになっていましたが、リーダーシップ不在も来るところまで来たという感じがします。 通常は大統領選の結果が確定すると不確定要因が1つ減るので、就任式までの期間は市場は結構安定する場合が多いのですが(ブッ